どんなにバカげた夢でも必ず叶えることができる。

 

 

これは本当だ。絶対叶えてやるという本当に強い気持ちさえあれば、どんな努力だってできるからだ。この気持ちが一番大事で、生半可なものではダメだ。今日で人生が終わるくらいのとんでもない満ち溢れたエネルギーが必要だ。

 

 

人生のどん底にいると感じる時、明日からまじで頑張る!!とエネルギーに満ち溢れることがある。それでいい。そのギラギラしたエネルギーだ。

 

当たり前だけど、そんなもの毎日続かない。

 

 

じゃあどでかい夢を毎日追い続けることができる人は何をしているのか?

それは

夢を具体的に、細部まで描いているからだ

 

バカげた夢を持つ時、すごくワクワクする感覚がある。

僕は役者をやりたいという夢に興味を持てなくなった。そこで考えたのは、役者の世界で一番のでかい目標を決めることだった。

 

そしてそれは「カンヌ国際映画祭で日本人で3人目の最優秀男優賞とったら、絶対やばい!」だった。直感でワクワクを感じる。

 

 

夢を追いかけるエンジンを動かす最初の一歩は、とにかくバカげたデカい目標を定めること。

僕の場合は

役者をやりたい から カンヌで最優秀男優賞 に変えたこと。

 

 

大事なのは、バカげたデカさがあること。自分が直感でワクワクすること。

 

自分だけの夢だから、人目を憚らず大きくいこう。ここで遠慮してはいけない。現実的に叶えれそうな目標に格下げするのもダメだ。僕の場合、「大きな映画館で上映される映画に出演する」とかにもできるが、これは甘えにつながる。心がワクワクするけど、なんか叶えれそうな感じもして死ぬ気にはなれない。夢なんだから、世界で一番を目指したい。

 

 

2018年のカンヌで『万引き家族』がコンペに出品された。

是枝監督、安藤さくら、リリーフランキー、樹木希林らがレッドカーペットを歩いている。僕には彼らが本当の家族に見えた。周りを取り囲む無数の記者や映画ファンたち。俳優にとってこんな誉はないだろう。なんでもない動画が僕にとっては羨ましいと心から思えるものになった。↓

 

 

 

 

僕の夢は、

カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞をとること。

 

一番バカげたデカい夢。心からワクワクする夢。大事だからもう一度書いておく。

 

 

 

ワクワクする夢を見つけたら、次は、具体的にしていこう。これは、明日以降の君が、今と同じ情熱を持ち続けるために必要だ。

5W 1Hに則って考えてみる。

 

・いつ/いつまでに

・どこで

・何を

・誰と

・どのように

 

少しめんどくさくなっている自分がいる。考えるのを後回しにしたくなる自分がいる。

逃げるな!!

 

 

  • いつ/いつまでに
本気で叶えたい夢には期限が必要だと思う。「いつまでも追い続けていい」ことは怖い。毎日死ぬ気で頑張れるのは、期限があるからだ。大学のレポートで嫌というほど思い知った。僕の夢の期限は、30歳になるまでだ。あと、5年だ。5年で売れるやつは十分売れている。5年で売れなかったらやめよう。ちなみに、今日を含めて30歳まであと2220日だ。
 
  • どこで
「場所はどこでもいい」と思っていた。どこでもいいから舞台に出たいとか。しかし、これも本気で追いかけるのであれば具体的であるべきだ。具体的であればあるほど、夢を叶える自分を鮮明にイメージができるから。僕の夢の場所は、カンヌ国際映画祭だ。しかもそのレッドカーペットを歩くのだ。

 

  • 何を
「何をするか」は一番難しかった。役者をしたいと思っていた僕は最初、「映画の主演をする」を夢にしようとした。具体的に想像してみると、どんな映画でもいいのか?酷評されるような映画でも?主演が決まったらそれで満足できるか??僕は、主演でなくても映画に出たい。映画に出ることよりも、僕にとっては出演した映画が高く評価されることの方が大事だ。一人の役者として、「何をすること」が高い評価になるだろうか。それは世界一の俳優だと認めてもらうことだ。いや、世界一とかの評価に当てはめるのことのできない、圧倒的な俳優になりたい。言葉で説明できない、とんでもないすげえ俳優だと認められたい。それも世界でもっとも名のあるカンヌ国際映画祭で。答えは出た。
 
  • 誰と
誰と一緒にカンヌのレッドカーペットを歩きたいか。これは僕にはまだわからない。尊敬する俳優はたっくさんいる。大好きな映画監督もいる。でも彼らのことを僕はあまり知らない。好きだから一緒にやりたいとかではなく、「コイツと、世界一の映画を作りたい!」と心から思える仲間と目指したい。そのような人にまだ出会っていない。これから出会えるはずだ。
 
  • どのように
つまり、俳優としてどのように評価されたいか。演技派?実力派?憑依型?僕は、ただ「圧倒的で言葉で説明のできない」俳優になりたい。ダンスの公演を見ると、そういう瞬間を目にすることがある。振り付けを超えて、人間の理性を超えて、シンプルに動物として限界を超えていく光景を。そんな美しさを纏って演技をしたい。
 
 
ここまでの僕の本気の夢をまとめると、
30歳までにカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞をとる。
 
ここに鮮明な映像が頭の中に生まれる。
レッドカーペットを歩いて授賞式場に向かう。僕の名前が呼ばれ、最優秀男優賞に輝く。世界からは無名の若き怪物が映画界に現れたと絶賛される。
 
 
夢ができた。本気で信じれる夢があれば、深い覚悟ができる。
深い覚悟を持ち続ければ、夢はフルスロットルで走り出す。

 

あと必要なのは、もっと具体的な、年ごと、月ごとの計画だ。

それは次の機会に書こうと思う。