台風一過のある朝 残暑は厳しくとも 木陰は風が心地よい 檜原の 9月です。

 

バービーと 染めのお仲間の皆さんたちから、藍の生葉染めに お声かけいただきました。

 

朝からせっせと 藍の生葉を 落とします。

 

 

いただいた 藍の木の茎から 

 

                                                   (photo by Mika Koshiba)            

 

 

茎や土を取り除き 綺麗な生葉だけを 摘み取っていく 作業です。

 

                                                     (photo by Mika Koshiba)

 

 

真剣に働いているのは 主に 大人たち。

バービーと 染めの会のお友達の皆様 

そして お手伝いに参加してくださった 有志 保護者の皆様。

 

子ども達は 最初こそ 物珍しくて熱心ですが 周辺で 自由に 

普段通り 暮らしています。

 

 

 

ちょっぴり特別 お手伝いのお母さんが連れていらした いつもはいない

赤ちゃんがいたりして 嬉しい。

 

お世話にいそしむ 子ども達。

 

 

作業を見に来た現場監督? 放し飼い猫 クロちゃんと

そっと 触れ合う 子ども達。

 

 

 

しばらくして 普段通り 近くの川に繰り出す子どもたちも。

 

(もちろん、作業の雰囲気を味わいながら 園に残る子ども達も。

 それは じぶんで 選びます。)

 

 

子ども達が 川から 散歩先から それぞれ帰ってきたときも

同じ場所で もくもくと 生葉を摘み続けている 大人たち。

真剣に働く しかも、やらされて、ではなく 楽しく 手作業している

大人たち。

 

その姿を見たり 空気を感じたりするということが 

子ども達にとって とても 大切なことなのではないかと 思います。

 

私たちの足りなさを 覆って余りある バービーの ホンモノさ。

 

心から 感謝しています。

 

バービーの 暮らしの輪の中に加えていただける 子ども達も 大人達も

とても 幸せだなぁと 思います。

 

めんどくさいようなことを ひとつひとつ きちんと やるということ。

 

 

 

 

いつもと違った 嬉しい日。

 

訪れてくれたお父さんに めいっぱい 甘えてみたり

 

 

お手伝いに来たはずのお母さんを 呼び出して  

ちゃっかり一緒に 遊ぶ 子ども達。

 

 

草摘み作業は 半日いっぱいかかり、大人たちの 腰も 腕も

ぎっくぎく。

それでも 会話が 弾んでいます。

 

 

お昼ご飯を挟んで

いよいよ 生葉をミキサーにかけていきます。

 

 

「ジュース? 苦いんでしょ~!」

と 初参加のNちゃんは 青汁を 期待?(笑)

 

 

ブイ~~~ン!

 

 

新しいことが始まると 敏感な子ども達は あっという間に 再び

集まってきます。

 

 

ミキサーにかけた生葉を さらしで ぎゅうっと 絞ります。

 

緑の汁が ぽたぽたぽた・・・

 

 

 

いよいよ 各自 自分のTシャツを 藍の汁に漬け始めます。

 

汁を作るのも なかなか手間のかかる作業なので 働き人たちは

フル稼働。

 

2回目 3回目と 続きます。

 

 

手も緑色になりながら じっくり 浸す。

 

 

ぴちゃぴちゃ 液の中で 揺らします。

 

 

汁を絞った後の 茶殻みたいな藍の葉に そっと 触れてみたり

 

 

その間も すっと 働く 大人たち。

 

 

ありがとうございます。

 

 

待ち時間も結構あるので 興味深く見守る子たちも居れば

作業の周りで お昼寝気分の子も。

そんなところも 自由です。

(この子はこの後、午後 第二弾の川遊びへ)

 

 

川から戻って やっと 僕の番だよ♪

 

 

最初に浸した子達も 液から上げたTシャツを お日様の光に当てて

はたはたと干してから 再び つける。

を 繰り返すのです。

 

 

つけて ゆらして 地道な作業。

お日様の力を借りて 藍の色が 薄い緑から 

より濃く 変化していきます。

 

地面に落とさないように お日様に当てて 

はたはたと 風を通そう。

 

はたはたを お手伝いしてくれて ありがとう。

 

緑の液体には

「気持ち悪ーい。やらなーい」

と、触れたがらなかった 女の子。

 

はたはたは お母さんが やってみせてくださいました。

それで、いいんです。

 

絞りに使った 輪ゴムや糸、ビー玉などを 取り除いて

 

それぞれに テイストの違う 絞りの模様!

 

 

再び 日と風に当てて はたはたしたら

目の前の川で 軽く 洗おう!

 

すぐに みんな びちょびちょになっちゃう。

本気の水遊びに なっていく。

 

 

染めと はたはたは しなかった 女の子も

洗うのは 楽しかったみたい。

 

 

それぞれに、みんなちがう模様。

「これが 僕のだよ!」

 

綺麗に 染まりました。

 

やまっこかわっこでは 暮らしを中心とした 日々の営みを 大切にしています。

 

来年度の園児募集 開始しました。

 

やまっこかわっこの保育に興味・関心のある方は yamakkokawakko☆gmai.comまでご連絡ください。(☆の部分を アットマークに変えてくださいね。)