2024年3月26日、おおさかユニオンネットワーク春闘総行動が行われました!春闘総行動では、おおさかユニオンネットワークに加盟する労働組合が、争議を行っている会社前で抗議行動を行っています。

今年も総行動の中に、社会医療法人山紀会が組まれました。組合活動へのスラップ訴訟や2度の懲戒処分が不当労働行為として認定され労使紛争も解決するかと思った矢先、法人は組合中心メンバー2名に対して一時金減額したり、定期昇給査定を不当にも低評価、不誠実団交を続けています。組合差別や不当労働行為をやめろ!という想いから今年も春闘総行動が組まれました。

当日は、雨でしたが、数多くの労働組合の仲間が集まりました!総行動に参加して想うことは、どんなに困難な状況でも、諦めないで闘うこと、そんな姿からいつも力をもらいます。そして、山紀会支部をたくさんの人が支援してくれることへの感謝です。


▲山紀会本部前に多くの組合員が結集!

▲おおさかユニオンネットから申入れ

▲プラカード
「理事は団交に出席しなさい!」
「山紀会は組合つぶしをやめろ!」
「山紀会は労働委員会の命令を守れ!」

▲山紀会支部からの報告


▲連帯アピール!

■申入書 (1部抜粋)

1、貴法人の府労委命令を軽視する姿勢

  組合結成から現在に至るまで、貴法人は組合潰しに終始しています。この間、組合は、大阪府労働委員会へ11件も不当労働行為救済申立を行い、その多くが、不当労働行為と認定されました。また、2023年5月には、組合活動に対する損害賠償請求訴訟及び反訴、行政訴訟が取り下げられ和解しました。この和解を受けて、中央労働委員会で調査中だった再審査申立3件も和解協議が持たれていました。組合も長年続いた労使紛争が終息することを期待し、前向きに和解を検討していました。しかし、和解直前の2023年9月5日団交では、代表交渉員のA氏は、B組合員への2度の懲戒処分が不当労働行為であると認定した命令について、真摯に反省を述べる場面でも、命令の主文をただむだけで反省を示さず、いつものように論点をずらしたり、挑発的言動を続ける等、極めて不誠実な態度でした。また、不誠実団交と認定された案件についても、未だに回答できない等、不誠実団交の上塗りでした。その結果、組合は中労委の和解を拒否せざるを得ませんでした。その後の団交もまたゼロ回答に終始し、法人側弁護士は組合員を怒鳴り散らしたり、府労委命令や組合軽視し、不誠実団交を継続させています。


2、新たな組合員差別

貴法人は、B組合員への2度の懲戒処分撤回や損賠請求訴訟等を取下げた矢先、今度は組合中心メンバーであるC支部長やD副支部長へに対して査定基準を明らかにせずに2年連続一時金減額させたり、定期昇給査定を不当にも低評価をつけています。組合は団交にて協議を求めましたが、貴法人は団交拒否しました。組合は府労委へあっせん申請しましたが、それも拒否。組合は、府労委へ救済申立てを行いました。(中略)


 結局のところ、貴法人は、どんなに不当労働行為命令、勧告、要望が出されても、その時だけ「もうしません」と言うだけで、すぐにまた不当労働行為を続けています。また、権限もない一切なく団交を揉めさせることしかしないB氏や団交を商売にする法人側弁護士らに任せるだけで、理事らは一度も団交に出てきません。そもそもの問題は、貴法人が憲法や労組法を無視し、労働組合を敵視するその姿勢です。



以上から、大阪春闘総行動の名において貴法人に対して強く抗議申し入ると共に、以下を要求します。 


(1)貴法人は、府労委命令を守ること。

(2)組合中心メンバーへの一時金減額及び定期昇給査定低評価を撤回すること。 

(3)E氏は、組合員へのパワハラ、組合差別をやめること。

(4)代表交渉員のB氏、法人側弁護士は、組合敵視をやめること。また、両名は代表交渉員を退任すること。 

(5)理事長は、健全な労使関係を築くために、団体交渉に出席し誠実に対応すること。


以上



■大阪広域生コンクリート協同組合 




▲関西生コン支部への大弾圧の原因となった

大阪広域生コンクリート協同組合前での抗議活動!不当労働行為をやめろ!



■日東電工本社


▲「NITTOは韓国オプティカルハイテック労働者の雇用継承の責任をとれ!」

▲首切り反対!日韓連帯!!


■大阪府教委 





▲「講師の完全雇用を保障せよ!」、何年も働いても講師は、賃上げもなく福利厚生にも格差がある。すべての教員へ公平な労働環境を求めて抗議!

■ベルでさかい




▲虐待告発した看護師らに対して、不当解雇や異動させた法人。不当解雇・異動撤回の抗議の声をあげる!