本日団交です!18時から山紀会本部です。

今回の団交は、一時金交渉、永年勤続表彰金廃止及び減額、給食費値上げ等の福利厚生カット
についてです。

なぜ福利厚生をカットするのか?

経営状況の説明もないし、どうなってるのか?

職員だけカットしているのでにいのか?

理事らの報酬はどうなっているのか?

一体誰がどこで決定しているのか?等

疑問はつきません。

組合としては、福利厚生カットに断固反対し、全力で協議していきたいです!




2023年12月1日

社会医療法人 山紀会 

理事長 山本 時彦 殿


団体交渉申入書

1、冬の一時金及び福利厚生について

2023年11月24日、A氏(法人交渉員)より組合役員に対して電話連絡がありました。A氏より、組合が貴法人に対して提出した同年11月2日付け要求書に対する回答書が遅れているため、取り急ぎ電話連絡するとこのとでした。内容は以下の通りです。

(1)2023年度冬の一時金、C評価は0円

(2)2024年4月以降入社した職員以降は、永年勤続表彰金を廃止する予定。2024年4月以前に入社した職員に対しても、5年表彰については減額する可能性がある。

(3)給食代が420円から550円へ値上げする予定。

(4)来年からリフレッシュ休暇として3日間有休を追加する予定。

以上の内容でした。組合は貴法人に対して、以下内容を団交にて協議することを要求致します。

(1)冬の一時金について
①C評価が0円とのことですが、経済状況を示す財務資料等を用いて、なぜ、今年度は0円なのか、根拠を明らかにされたい。また、どの基準になれば賃上げされるのか明らかにされたい。

②評価額についてどのような場で検討され、決定したのか。また誰が参加したのか明らかにされたい。

③組合は、5000円単位だけでなく少額でも一時金が上がる仕組みになることを要求します。

(2)永年勤続表彰金廃止について
① 永年勤続表彰金の廃止の経過を明らかにされたい。どのような会議で、出席者は誰が参加して決定したのか明らかにされたい。

② 組合は、職員が長期間勤めることや離職率を防ぐ努力を行うことは医療や介護の質を高めることになると考えます。そのためには、まずは職員間の格差を無くし、福利厚生や働きやすい職場を作るべきだと考えます。永年勤続表彰金を廃止することは職員間の格差を生み、また職員のモチベーションを低下させるものと考えます。組合は貴法人に対して勤続表彰金廃止の取り止めを強く求めます。

③5年表彰の減額についても、減額することは不公正だと考えます。組合は減額しないことを要求します。また、なぜ減額を検討しているのか根拠を明らかにされたい。

(3)給食費値上げについて
①組合は、給食費値上げについて、値上げ分は法人負担することを要求します。また、値上げする根拠を明らかにされたい。

②すてーしょんにおいて、グループホームやデイサービスは、1食550円もしていません。デイサービスは1食430円、グループホームは1食330円です。550円では必要以上に支払うことになります。価格の見直しを要求致します。

(4)リフレッシュ休暇について
リフレッシュ休暇を追加することは歓迎すべき事案ですが、永年勤続表彰金の代替案とするならば、賃金で支給されるべきです。リフレッシュ休暇として有休になるということは、単に現場負担(労働者が休みの労働者の分も働く)が増加することになります。改めて永年勤続表彰金廃止の取消しを求めます。

(5)役員報酬について
貴法人は以前からスイスホテル歓迎会開催を停止、永年勤続表彰金を廃止検討、長年に亘って一時金は同額、物価高騰してもベースアップや賃上げを行わない、給食費用値上げ等と職員への福利厚生などを十分な説明や協議もないままに一方的に削減しようとしています。これらは一体なぜ削減するのか、根拠が明らかにされていません。

また、一般職員に対しては福利厚生を削減する一方で理事や医師等に対する報酬や経費をどのように削減しているか否か等は極めて不透明です。病院や介護施設は、理事や医師だけでは到底成り立たず全ての職員が働くからこそ成り立っています。以上から組合は貴法人に対して以下を求めます。

①理事及び医師の報酬を明らかにされたい。

②理事及び医師の報酬の支給基準を明らかにされたい。またどのような場で決定しているのか明らかにされたい。

③理事会、社員総会の運営について明らかにされたい。

(6)一時金交渉について
冬の一時金支給は、2023年12月10日であり、次回団交は、同年12月5日を予定しています。組合は、貴法人に対して同年11月2日に一時金に関する要求書を提出していますが、同年12月1日現在も回答書が届いていません。これでは、一時金交渉が成立しません。

貴法人は、労働委員会より何度となく不誠実団交として不当労働行為(不法行為)として命令を受け、今後は誠実に協議を行うと約束をしているのにも関わらず未だに不誠実な対応を続けています。極めて公益性の高いとする社会医療法人としても許されない対応です。強く抗議申入れると共に、誠実に協議に応じることを要求します。

※本申入れに対して文書回答されることを求めます。


以上