いつもご支援ありがとうございます。ケアワーカーズユニオン山紀会支部です。

明日、11月11日(木)15:00から、大阪地裁808号法廷にて、山紀会損賠事件(スラップ訴訟)、9回口頭弁論です。

ご支援よろしくお願い致します!!




◼️なぜ訴えられたのか?

そもそものことの発端は、コロナ感染拡大の中、医療と介護現場で労使が協力してコロナ対策を行うために、長年続く労使紛争の一旦休戦を組合が求めましたが、法人は拒否をしました。


 そこで、組合はやむにやまれず、医師会などに仲裁を求める要請行動を行いました。しかし、法人は要請文の内容が名誉毀損だとして損害賠償訴訟を組合員3名に対して起こました。


◼️法人の主張


法人は、準備書面で


「組合は全体の中で少数であり、組合と協調せずとも労使一体のコロナ対策は実現できる。」


「組合の主張をコロナ差別だと感じる者もおり、組合との協調はむしろコロナ対策を拒む障害であるとさえ言える。本件組合との協議は新型コロナ対策には全く寄与しないものである。」


などと信じられない主張をしています。


 この損賠事件については、現在、大阪府労委にて組合活動に対する支配介入として救済申立しており、11月15日に最終意見陳述を提出予定です(他にも3件申立があり調査及び最終意見陳述提出しています)。


■負けられない!

 私たち山紀会支部は、医療や介護に従事する職員です。今回の損賠訴訟は、コロナ渦で利用者さんや患者さんの生命や生活をなんとか守るために、やむなく起こした行動に対して起こされたスラップ訴訟です。無責任な名誉よりも生命が第一です。また、法人は、組合との協議もせずに、大きなクラスターを発生させ、多くの患者さんが亡くなりました。


私たちは、この訴訟に絶対に負けるわけにはいきません。正当な組合活動への損賠請求は絶対に許せません!どうぞ、引き続きご支援よろしくお願い致します!




■府労委報告

11月15日(月)、15時から、大阪府労委にて、山紀会事件(2020年(不)第39号)、法人側の主尋問(労担のG氏が出ます)と、組合側の反対尋問です。

事件内容は、2019年府労委命令にて、6件が不誠実団交として認定されて、その命令に基づいて団交を1年間行ってきました。しかし、相変わらず、決定権や権限を持たない交渉員が、不誠実な団交を続け、府労委命令を守らないために、2020年に府労委へ救済申立をしました。

団交には、決定権を持つ理事の出席を求めています!