~ 危ない!次期(2021年度~)介護保険の改定 ~

ケアプラン有料化/利用料2割・3割へ負担増/要介護度2以下のサービス切
捨て/介護人材不足にAI導入と差別分断の「処遇改善」でゴマカシ、などなど

第8期介護保険は、首相官邸と財務省主導で改悪が準備されています。上記のような結果が想定されます。

また、「保険者機能強化推進交付金」で地方自治体を誘導し、サービスの「適正化」競争を強め、介護サービスの抑制を図ろうとしています。

「自立支援型地域ケア会議」等を通じてケアプランを点検して、その実績などを自治体に報告させ、国が定めた「評価指標」で採点した上で「強化推進交付金」が配分されます。自治体を使った介護サービス全体をコントロールする仕組の強化です。

さらにAI等を使ってケアプランと給付実績等の中央統制と介護現場へIT技術の導入を促進し、介護の「生産性」を上げること。自律的生活を支える「生活モデル(社会モデル)」のケアから、老化や生活習慣病を予防する医療的リハビリを重視した「医療モデル」への転換を図ること等であると言えます。

私たち介護の仕事に関わる者は、仕事のやりがいや誇りを失いたくないと考えています。

ごまかしの「自立」ではなく、1990年代から介護の現場で積み上げて来た、一人ひとりの意思とその尊厳に基づき「その人らしい生とその終末」に伴走することに誇りをもって仕事を続けたいと考えています。

改めて、現場で積み上げて来たケアの意義と内容を確認しながら、国の施策に批判・抵抗するする道を考えましょう。

原点にかえって「オムツ外し学会」などの取り組みから造り上げて来たケアの考え方、利用者と介護者相互の関係性の創造などをふり返るため、三好春樹さんをお招きして集会を開きます。

◆ 11月9日(土) 
午後1時30分~4時30分
(開場=午後1時)

エルおおさか南館1023号室 
(地下鉄天満橋下車西に徒歩7分)天満橋

<集会内容>
◎ 問題提起 日下部雅喜(大阪社保協介護保険対策委員会)

「次期介護保険制度改定の動きと狙われる内容」

◎ 三好春樹さんの講演と質疑応答

「私たちが目指してきた『介護』とは何か」(仮題) 

◎各介護現場からの報告

◎行動提起・集会アピール 
~ 厚生労働省、社会保障審議会介護保険部会への要請など

◆ 参加費・無料~集会費用は、皆さんのカンパで賄います◆

介護・福祉総がかり行動
<連絡先> 
◆大阪社会保障推進協議会 osakasha@poppy.ocn.ne.jp

◆安心できる介護を!懇談会

大阪市港区南市岡3-6-26 
NPOみなと気付(川口・大野)
電話06-6583-4880 
FAX06-6583-1122