第一回「起ちあがる 介護労働者交流会」報告
昨日、11月11日(日)港区 田中機械ホールにて全国の介護労働者 約40 名が集まり報告や意見交換、交流を行いました。
会は3部に構成され、全国の仲間と共に「介護労働者の権利宣言」を創りあげる検討会や映画「オキュパイ ベーカリー」(ニューヨークの移民労働者の起ちあがりと勝利の記録)の視聴、最後に地ビールで乾杯!交流パーティをしました。
全国の介護労働者の仲間から、報告やメッセージの紹介がありました。
「介護労働者の権利宣言」検討会の中では、介護労働は、誰でも出来る簡単な仕事と、思われがち。給与も安く、労働もキツイ。でも私たちは、自分の仕事に誇りを持って従事している。日々、勉強をし、研修会に参加し、がんばっているとお話がありました。 権利者宣言は、一日では検討が難しく、一年ぐらいゆっくり時間をかけて、完成をさせていくことになりました。
「オキュパイ ベーカリー」は、ニューヨークのパン屋で働くメキシコ系移民労働者が起ちあがり、労働者組合を結成するドキュメンタリー映画。勝利するまで闘う気持ちをもち、がんばる姿に、自分と重ねた人も多かったです。
元気になるとても良い映画でした。
昨日、11月11日は、国が「いい月いい日、介護の日」として各地でキャンペーンを行なっていました。しかし、介護を受ける人は、介護保険切捨ての中で、十分な介護を受けることが出来ず、介護労働者は、安い給与で一生懸命働いていて、何もいい日ではありません。
そんな思いを厚生労働省へ声を届けるために、11月19日に交渉に行って来ます!