イージー・ゴーイング 山川健一 -140ページ目

from『幕末武士道、若きサムライ達』

 大切なことは、他人ではなくかけげえのないこの自分自身が、汚れなき清らかな一生を送るということではないだろうか。
『幕末武士道、若きサムライ達』より
http://www.lifemile.jp/m/mytime/index.html

なんとかなりそうだ。

 ブログで引っ越しのグチをこぼしたら、なんと7人もの方から「手伝いにいきます」という連絡をいただいてしまった(涙)。ありがたい話で、感謝。世の中には、いい人ってたくさんいるんだなあ……って、甘えすぎ? その中で、力のありそうな若い友人3人に力を貸してもらい、今、準備終了。まだ十分とは言えないが、明日のホンバンはなんとかなりそうだ。LPレコードは、なんとマンションの住人の方が引き取ってくださいました。
 終わったら、報告するね。

ま、まずい……。

 昨夜から引っ越しの準備にとりかかった。来週の火曜日に業者が来てくれることになったんだが、こんなに準備がたいへんだとは思わなかった。今日もこれから1時間だけ寝て、忘年会。はっきり言って、ヤバい状態だ。どうしよう……。

15時間も寝てしまった

 おはよう! いつも、起きてから時計見るのが恐怖なんだよね。夕方とか夜だったら虚しいから。今日はまだ昼過ぎでうれしいよ。だけど考えてみたら昨夜は早い時間に寝たわけで、自慢にはならないかも。とにかく、活動開始だ……というわけで、まずコーヒーをいれるかな。

 昨日なにを話したのか、というメールが多かったので、コーヒーを飲みながらメモを書いてみました。簡単だけど、こんな話をしたんだよね。

○今のデジタルルネサンスとも言うべき変動は、マルクスが言った下部構造、すなわち経済構造までを巻き込んだ大きな変動であり、それは不可視でありながら1960年代末から70年代にかけてのカウンターカルチャーの台頭などより遥かに大きなものである。
○雑誌や新聞、テレビなど既存のメディアには編集長やプロデューサーといった責任者が存在したのに、それらより遥かに巨大なインターネットというメディアには責任者など存在しない。われわれは今、船長のいない巨大な船に乗っているようなものだ。
○出版シーンが不況に喘いでいるのは、それらの多くコンテンツがインターネットに飲み込まれようとしているからに他ならない。
○今、ブログというインターネット第3の波が、コミュニケーションのあり方に本質的な変化をもたらそうとしている。
○人々は文章を読んだり書いたりすることをやめてしまったわけではなく、かつて以上に多くの文章を読んだり書いたりしている。ただしそれが「単行本」というメディアではなく、ブログというものに移行しているのではないか。
○ブログの書籍化は、出版文化の活性化のキーとなるだろう。
○ただし、これらの本の大きな特徴として、「著者が匿名である」「永続的な執筆活動を行なう意志が希薄である」「物語として完結していない文章である」などが考えられる。
○これまで作家デビューしようとする人々は、ぼく自身を含め、既存の新人賞に応募する以外に方法はなかった。これをパスするためには、出版社・雑誌・選考委員などの特性に歩み寄らなければならなかった。
○ブログの書籍化はこれとはまったく反対であり、出版社・編集者の側が、ブログの著者に可能な限り歩み寄り、力を合わせて「物語として完結していない文章」を物語化する努力をしなければならない。
○すなわち今もっとも求められているのは、アナログの世界で長年にわたって培われてきた本質的な「編集」のスキルである。アナログとデジタルの融合こそが、ブログ文学とも言うべき新しい出版文化の未来を切り開くだろう。
○ただし、匿名掲示板における著作権の問題など、超えなければならないハードルは多い。ペンクラブや文芸家協会など既存の組織に新たな書き手が参加するとも思えないので、ITサイドと出版社サイドが合同で新しいネットワークを作り、最低限のガイドラインを作るのが急務なのではないか。
○また、書籍の流通のシステムも、時代の変化への対応を求められているのではないだろうか。

 ……というようなことを、引っ越しのドタバタや若い頃の失敗談などを織り交ぜまがら1時間ほど喋りました。

眠い……

 今日のセミナーは、非常に有意義だった。
 http://www.clubrich.jp/seminar/468.html
 ぼく自身は、なんだか漫談みたいな話しかできなかったが。
 それから黒田正信氏、須田伸氏と近所でコーヒーを飲んで、新しい部屋の契約をすませてキーをもらい、今、帰宅したところ。
 新居に行ってみようかと思ったのだが、眠いのであきらめることにする。
 しかし、明日はアメーバブックスの編集会議、明後日は田口ランディさん達と忘年会。いつ引っ越しの準備をすればいいんだ?
 ま、いいか。イージー・ゴーイングを決め込み、寝ることにしよう。
 おやすみなさい。

ポトフと幸福な私生活

 リクルートから出版されている『都心に住む』という雑誌に「ポトフと幸福な私生活」という短編小説を書きました。そう、ポトフ! 皆さんのおかげです。あれからまだ1度も作ってないけど、新居に引っ越したらまたトライしてみようと思います。
 引っ越しは、1社に見積もりを頼んで、金曜日に見に来てもらうことにしました。引っ越しは来週の前半なんだが、まだ何もしていない。ダッシュで準備しないと間に合わないね。
 今日はこの後、出版社の編集者の皆さんの集まりで講演してきます。一睡もしてないので、眠いよ……。で、夕方は新しい部屋の契約ね。
 なんか、慌ただしいね。

 

from『幕末武士道、若きサムライ達』

 誰かを愛する。恋人でも家族でも友人でもいい。一人の人間を愛しぬくということは、人類のすべてを愛することに通じる。個別から発し普遍に至るのだ。
『幕末武士道、若きサムライ達』より
http://www.lifemile.jp/m/mytime/index.html

新しい部屋

 丸1日、5件ぐらい物件を見て、新しい部屋を決めた。場所は松濤という、渋谷駅に近い場所です。でも美術館とか能楽堂がある、静かな場所なんだよね。1日で決めたって言ったら、友達にあきれられた。でも、まあ、時間かけて探せばいいってものでもないしね。
 テレ朝のBS、MEN'S TV の先週は書斎の特集で、ぼくの初台の部屋も紹介されたんだが、あれが最後の取材だね。だけど、20年住み慣れた街を出ていくのは、やはり少しばかりの感慨があるよ。ローソンのおばちゃんに、お別れの挨拶をしてきたよ。
 しかし、無事に引っ越しできるのかな?
 引っ越し屋は、サカイが安いって聞いたんだけど、ほんと?
 複数の業者に見積もりとってもらったほうがいいのかな?

月乃春水さんの書評が bk1「今週のオススメ書評」に

 月乃春水さんが書いてくれた「イージー・ゴーイング」の書評が、 bk1「今週のオススメ書評」 に選ばれました。おめでとう。そして、どうもありがとう。
 ブログ「月乃春水 本のこと あれこれ」は、下記URLです。
http://tukinohalumi.ameblo.jp/

 それから、"I'M HERE"のBBS で知ったんだけど、itmediaにあなたのBlogは誰のもの という記事が掲載され、ブログの著作権が問題にされてます。
 ぼくはアメーバブックスの編集長であり、アメブロとアメーバjpは別会社というか、兄弟会社です。もちろん、親しいけどね。アメーバブックスの立場を、これは前にも書いたけど、もう一度書いておきます。
 ブログの著作権はその著者にあるのは明白であり、アメーバブックスがブログを単行本化する場合、印税は著者個人にお支払いします。 
 "I'M HERE"のBBS でJ.Ivanskiさんが「このことはITメディアの中でもひっそりとは取り上げられてますが、いずれ顕在化すると僕はみています」と書いてますが、その通りだよね。

ドラクエはとってある

 この頃ブログの書き込みが少ないのは、健さんはドラクエをやっているのではないか、と書かれたブログを発見しましたが……よまれてるよなあ。でも、ハズレです。ドラクエは買ったが、年末年始の楽しみにとってあり、今は読書三昧とお酒三昧してます。久しぶりにいろんな人とよく飲んでるよ。
 「イージー・ゴーイング」を書いて、他の誰よりもまずぼく自身が、頑張らなくてもいいんだということを発見したようなんだよね。というわけで、この頃は連載原稿など、最低限書かなければならない原稿以外はまったく手をつけず、歴史の本ばかり読んでいる。あと、引っ越しの準備もしないとね。
 ま、そのうちに書きたくなるだろう。
 そういや、ブログもあちこち読みまくってるんだよね。自分で書くより読むほうが面白いかも。「イージー・ゴーイング」の次の本も、どうするか考えないとなあ。