この春から大学2年生になった娘のことを振り返りながら書いています。

娘は中3の5月から食べなくなり、中3の12月に拒食症と診断されました。

高1の5月に体重は回復し、高校生活を送っていましたが、12月から再び拒食症の渦に飲み込まれ、さらに体重減少。

高2の5月、ついに意識障害で救急搬送され、3か月入院し、8月に退院しました。

高2の8月退院後、体重は少し減りはするものの、あまり変わらずに高校3年を過ごしました。

 ☆☆☆

大学生になってからのことを書きます。

前々回に、ちゃんとしようと頑張ること

私への暴言やその娘の態度にイライラして怒りがあると書きました。

 

娘は大学へはなんとか通いました。

女子っぽい子が嫌だ!

友だちができない!

サークルも飲み会もなくて嫌だ!

などと言いながら、コロナ禍通いました。

 

娘の学部は課題提出があり、

その前には半徹夜する時もありましたが、

高校受験や、高校の定期テスト前のような

切羽詰まった感は減ったように思います。

 

なので、勉強が大変でも

時間を削って食べないことはありませんでした。

 

ただ気になったのは

徹夜できなかった時に

「寝ちゃった…」

「早く起きられなかった」

などの発言でした。

 

「眠いから寝た」でいいと思うのですが、

寝てしまった私はだめだ。

寝てしまった罪悪感みたいなものが娘にはあるように感じました。

 

だからか、課題提出の前は、いつもイライラしていました。

毎週毎週、直前でイライラしている娘、提出日に解放されほっとする。

その繰り返しでした。

 

私も、家族もみんな娘のペースに振り回されて

辟易していました。

 

で、ここでみるのは

この課題提出のために家族を振り回すのは私。

そして、寝てしまった罪悪感があるのは私。

娘の状況は、全て私を写す鏡、ということです。

 

私が家族を犠牲にしてまで、必死でやっていることがある。

私が寝ないで頑張らないといけないと思っているものがある。

 

ここを考えてみます。

 

家族を犠牲にしてまで…は、仕事です。

夫ほどではありませんが、私は子どもが小さい頃からずっとフルタイムで働いていました。

子どもたちのお迎えに間に合うようにしていたし、

子どもたち中心の食事も作ってはいましたが、

やはり、子どもたちが小さい頃の時間や甘えは犠牲にしたと思います。

それは今もあり、仕事はちゃんとやらないといけないもの。

という風に思っています。

娘の病気やコロナで少し変わっていますが、仕事への責任感や執着はあると思います。

 

また、寝ないで頑張らないといけないもの。

それは家事です。

今でこそ、かなり緩みましたが、夜中まで起きて片付けしたり、朝早く起きて夕食の下ごしらえをしたりしていました。

また、私の母はいつも忙しそうに働いていたので、主婦は寝てたらいけない。ゆっくりしてはいけない。

そう思っていました。

 

娘のそんな違和感に気づき、

私の思い込みに気づき、かえていく。

この作業をずっとやっています。

 

ずっとやっていますが、私は劇的に変わらず

大学2年生、娘は今も課題提出前にはイライラしています。

 

よく、史子先生の講座受講生で、

講座を受講したら、娘が食べるようになりました!

とか

講座で習ったことを実践したら、子どもとの関係性がよくなりました!

とか、劇的に変化をされる方がいます。

私は自分を一気に変える勇気がなく、

今も娘は拒食症のままでいます。

食べる量や食べ物にこだわっています。

 

 

本当に長い病気です。

 

私のブログから、ご自身の思い込みに気づくことができたら

何か変えてみてください。

きっと、何かしら変化があるはずです。

小さな変化を積み重ねることで回復につながります。

 

娘の小さな変化は課題提出前でも、食べないことにはならなかったことです。

食べる量は減りますが、そこは目を瞑っています。

 

毎日同じ繰り返しのようですが、

少しずつ進んでいってると信じています。

 

大学生になって、

高2の時に3か月入院していた都内の病院から、

近くの病院に転院しました。

高校の授業は休んでもいいけど、

大学の授業は休みたくない

というのが理由でした。

休むと、ついていけない、

単位とれなくなる。

そんな不安があるのだと思います。

 

何かあったら入院できる病院から離れ、

食べ物にはこだわりながら、

娘はどうなっていくのでしょうか。

 

娘は大学1年、そして夏には19歳になろうとしていました。

 

私のこの経験が、誰かのチカラになりますように。

何より、ミライの私のチカラになりますように。

 

 

私と直接コンタクトをとってみたいなというかたいらっしゃいますか?

とにかくいまある悩みを話して(書いて)みてください。

 (すぐに返信、ご連絡できないかもしれませんが)

 

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