起点
JR日高本線 富川駅から北海道道289号富川停車場線のレポートをスタートする。
JR日高本線は、2015年1月7日、8日にかけて猛烈に発達した低気圧が直撃した影響により、鵡川-様似駅間が不通となった。鵡川-様似間は代行バスが運行されており、静内を境に鵡川-静内(下り8本、上り7本)、静内-様似(6往復)で代行バスが運行されている。
その為、富川駅には電車は来ることはなく、さらに2017年現在復旧の見込みは立っておらず、このまま廃線になる可能性もあるとニュースでは報じられている。沿線の日高7町は存続してほしいという方針は変わらず、JR北海道との間で話し合いが続いている。
富川駅にもう電車が来ないと思うと、道民としてはどこか物悲しさを感じる。せめて被災区間でない日高門別までは復旧すればいいな、とは思うのだが…
駅を出るとすぐに大きな通りに出る。この丁字路を左折する。
JR日高本線を踏切で渡る。しかし、この遮断器が降りることはもうないかもしれない。
路線名入りヘキサが終点付近に設置してあった。
終点
富川南2丁目、富川北3丁目交差点で国道235号と交差し、富川停車場線は終点となる。お疲れ様でした。
富川南2丁目、富川北3丁目交差点
左折方向 国道235号
苫小牧 沼ノ端 厚真 むかわ
右折方向 国道235号
浦河 新ひだか(静内) 新冠 門別
総括
取材時はあいにくの曇り空。しかしこの路線のおかげで富川の街中を色々見ることが出来て良かった。
JR日高本線が復旧するのかしないのか。今現在の状況を見ると復旧する可能性は低そうですが、そのわずかな可能性を信じて、富川駅に電車と、人々の賑わいが戻って来る日を信じて、その日が来たらまた富川駅を訪れたいなと思います。
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