2013年8月22日(木)
いよいよ2日目。
今日の宿は、ヒュッテ大槍です。
宿を槍ケ岳山荘にするか迷いましたが、決めた理由は3つ。
・標高が200m弱低いこと(高山病が心配でした)
・比較した場合、混雑度は低いと期待できること
・夕食に惹かれたこと(夫)
今日の目標は最低限ヒュッテ大槍です。
当初の予定では、翌日の朝一で槍に登るつもりでしたが、
お天気はどんどん悪くなりそうです。
余力があったら上まで行きたい気もしますが。
とにかく出発です。
息子は、夕食、朝食ともに完食。
初めてのことです。
靴ひもも一人できっちり結びました。
予定より10分早く、5時50分にスタートできました。
陽が射している所もありますが、
槍ケ岳方面はガスがかかり、展望はききません。
一ノ俣を過ぎるとほどなく二ノ俣。
横尾から1時間25分で槍沢ロッヂに到着。
少し休憩した後、出発します。
前回の甲斐駒ケ岳のこともあり、気を引き締めて再スタート。
ババ平には、思っていた以上に早く着きました。
休まずに歩きます。
まさに沢コース。
大曲にも予定より早く到着。
3人とも体調もよく、快調です。
時折、後ろから陽が射しますが、
前方の槍ケ岳方面はガスに覆われています。
天狗原分岐に到着しました。
ここでザックを下ろし、行動食を取ります。
分岐を過ぎてしばらく行くと、天狗原方面への登山道が
きれいに見えました。
水場です。
冷たい水が気持ちいい。
振り返ると、上高地方面は明るくなっています。
ところが、槍ケ岳はガスの中。
と、思ったら、一瞬見えかけました。
坊主岩まで来ました。
想定コースタイムよりかなり早い到着です。
「あっ、見えそう」
とにかく、小屋を目指しましょう。
ヒュッテ大槍までの道はジグザグの急登。
息が上がらないように、ゆっくりと歩きます。
時々立ち止まり、歩いてきた道を振り返ります。
殺生ヒュッテの屋根から上はガスがかかっています。
そして、ようやく稜線に出ました。
目の前に、本日の宿、ヒュッテ大槍がありました。
11時20分でした。
横尾(5:50)――一ノ俣(6:35)――槍沢ロッヂ(7:15~7:25)――
大曲(8:20~8:25)――天狗原分岐(9:15~9:30)――
坊主岩(10:30~10:45)――ヒュッテ大槍(11:20)