やっぱり禁断の果実は、やりすぎだった。
難易度の高いダンジョンでは一番価値の低いお宝が禁断の果実なので、良いお宝狙いで何回か挑戦したり、ヌーパーツをかき集めたりしていると、禁断の果実がどんどん手に入る。
特に私の場合、円陣猫盾がほしくて日ノ神参りを繰り返していたのだからなおさらだ。
なんとなく予感はしていたのだが、あっという間に禁断の果実が99個になった。
ダンジョンの宝箱から妖気の粒もガッポガッポ出て来て99個になってしまったので、とりあえず放置していた七福神の所に行った。
結果、(当たり前だが)あっさりと全員ゲット。
1日1回バトルでまだゲットしていない妖怪に使ったとしても、まだまだ全然余る。
今までゲットできていない野良妖怪を指折り数えても20体に満たないのだが、そもそもメダルの空きが、20も無いのだから、そんなに必要ない。
まぁ、それでも今まで逃げ続けられていた野良妖怪たちがゲットできるだけでも良しとしよう。
まずは、比較的簡単に出会える黄泉ゲンスイと絶オジイあたりから、手をつけようか。
と、考えていたら、Sダンジョンのお宝から、その2つのメダルが出てきた。
今までの苦労を考えたら幸せなのだが、幸せも過ぎると喜びを感じなくなってしまいそうで怖い。
ただ、先日、ようやくツチノコパンダがさすらってきてくれた。
どうせリセマラするのだから、こういう時は、禁断の実があって幸せだった。
この先、食べ物を買う必要がなくなったのも幸せだ。
個数限定食べ物とか、ちょっとだけ面倒だったので。