古いスイングヤーダー

お疲れさまです。E班長です。

51林班でスイングヤーダーのエンジン不調があったので、その対処法を載せておきます。写真が多いけど…


  • アイドリングが安定しない
  • 重い材を持ち上げたり、重機を走行させるとエンジンが止まりそうになる

そんな症状の時、まず疑うべきところは

  • 燃料詰まり
  • 水の混入
  • エアフィルターの詰まり等
 水の混入やエアーフィルターは目視で確認できます。ひと通り見たら燃料詰まりを確認します。


真鍮のストレイナー


燃料タンクから1番最初の燃料ストレイナーを疑います🤨


そのストレイナー(メッシュのゴミとり🗑️だね)

の場所と外し方を載せておきます。


まずはストレイナーの付いてる場所は


水抜きタンクの所の




ここ


 

  んで、外す順番は

  まず



​燃料タンク下の

 



​これを


​外します


カバーを外すとコックが2つ出てきます




これ

   下に向いてるコックがドレン こちらをひねるとタンクの底に溜まっているゴミや水💦を出す事が出来ます。定期的にやりましょう。

んで、黒いホースの付いてる方が燃料コックなのでこれをストップ。(止めておかないとストレイナーを外すとき燃料が吹き出してきます。)

コックを閉めたら水抜きタンクに向かうストレイナーを外しにかかります。




17ミリボルトです。







これがストレイナー

ゴミが詰まってます。




​キレイに掃除して



​元に戻します。

  

今回は、水抜きタンクも汚れていたので外して

キレイにします。


​ウォーターポンププライヤーで

慎重に外します。

  






​汚れてます。


キレイにしたら

元通りに組み付けて燃料コックを🔛にするんだけど、そのまま燃料を送り込むとエアーを噛んでしまうので、水抜きタンク上部にあるエアー抜きボルトを緩めてから燃料を送り込みます。


コレが、エアー抜きボルト


エアー抜きボルトから空気の泡が消えて

スムーズに燃料が出て来たらボルトを締めます。


あとは外したカバーを取り付けて完成。

エンジンを掛けて様子を見ます。




​使った工具は元に戻しましょう


日々のメンテナンスをしていれば、この作業でエンジン不調は治ります。ストライナーの場所は 各重機によって微妙に異なりますが仕組みを知ってしまえば燃料タンクから探って行けます。

 わからない事は先輩に、それでもわからない事は修理屋さんに相談する。自分達では手に負えない時は修理屋サンに来てもらうけど、その時は修理屋サンと一緒に直すとやり方を覚えます。

 一緒に出来ない場合は、どうやって直したのか聞くくらいはした方が今後の役に立つので、ぜひ興味を持って重機と接して欲しいと思います。

 長くなりましたが、自分で直し始めると

重機に愛着も湧いてきます。大事な重機です。

大切に使いましょう