東京の早稲田にある穴八幡宮は1062年の創建で、冬至から翌年の節分までの間にとても賑わいを見せる神社です。それは、こちらの神社の名物が金運アップや商売繁盛のご利益があるとされている「一陽来復御守」というお札です。

 

「一陽来復」とは、「よくない事の続いた後に良い事がめぐって来る」という意味の言葉 です。冬至を境にまた徐々に太陽が出る時間が長くなると言うことが「一陽来復」と言われる理由なので、「一陽来復御守」が頒布されるのは冬至から節分までなのです。

 

 

 

社殿などは、東京大空襲で焼失してしまっての再建なので新しいものです。

 

 

一の鳥居

 

 

一の鳥居の脇には、高田馬場の流鏑馬の説明がありました。

 

流鏑馬とは騎射の一種で、走る馬の上から矢で的を射る射技であり、平安末から鎌倉時代に武士の間で盛んに行われたそうです。この穴八幡では徳川吉宗の時からの流鏑馬が伝えられていて、戦時中などでの中止はありましたが、会場は変りましたが今でも続いている行事です。

 

 

二の鳥居  この先も上ります。

 

 

隨神門

 

 

手水舎

 

 

御本殿  立派で格好の良い社殿でした。狛犬さんは新しいタイプなのでパスです。

 

 

鼓楼の脇には少し小さな鳥居があり、神武天皇(じんむてんのう)遥拝所でした。

神武天皇は、日本神話の中で初代天皇とされる人物です。

 

こちらの鳥居の中に、ちょっと気になる狛犬さんがいました。

 

 

 

 

 

宝珠を乗せた「阿」

 

 

 

角のある「吽」

 

 

狛犬ファンとしては、最後に良いものを見ることが出来ました。(^<^)