この日三つ目の狛犬巡りは、三囲神社さんでした。

牛嶋神社さんより徒歩8分ほどでした。

 

 

DSCN0682   三囲神社(3)

 

三井家では、享保年間に三囲神社を江戸における守護社と定めた。それは、三囲神社のある向島が三井の本拠である江戸本町から見て東北の方角にある鬼門だったことと、三囲神社の“囲”の文字に三井の“井”が入っているため「三井を守る」と考えたからだそうです。社域の一角には没後100年を経た三井家当主たちを祀った「顕名霊社」があります。 

 

 

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最初に出迎えてくれる狛犬さんは、延享2年(1745年)5月22日建立。

石工・和泉屋太郎介

 

かなり厳ついお顔ですが、丁寧な彫りだと思います。

 

 

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社殿前のお狐様

 

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お狐様は、この説明通りの温和なお顔をしています。一般的な狐像は、吊り上がった細目をしていてちょっと怖い気がしますが、こちらのお狐様は本当に温厚な優しい顔をしています。

 

 

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スカイツリーとのコラボです。

 

 

三囲神社(みめぐりじんじゃ)は、東京都墨田区向島に在る神社で、祭神は宇迦御魂之命(うがのみたまのみこ)

 

旧村社(現在はかつての小梅村にあたる地区にあるが、旧地は須崎村にあったと推測されている)は、田中稲荷と称したそうで、創立年代は不詳です。伝によれば、近江国三井寺の僧源慶[要曖昧さ回避]が当地に遍歴して来た時、小さな祠のいわれを聞き、社壇の改築をしようと掘ったところ壺が出土した。その中に、右手に宝珠を左手にイネを持ち白狐に跨った老爺の神像があり、この時に白狐がどこからともなく現れてその神像の回りを3回まわって死んだそうです。そのことが三囲の名称の由来になったそうです。(ネット情報)

 

 

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この神社の境内には、隅田川七福神のうち「恵比寿神」・「大国神」が祀られています。

 

 

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こちらをお守りする狛犬は、胸を張った堂々としたものですが傷みが激しいのが残念でした。

 

 

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鉄柵に囲まれた社が現れました。

 

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こちらが、三井家のご先祖様をおまつりする顕名霊社です。

 

 

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手前の狛犬は、おどけた表情をしていて質感が焼き物のようです。中国獅子でしょうか?

 

 

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玉垣内にも狛犬さんがいて、胸を張った狛犬らしい姿ですが阿吽が逆です。私の想像ですが、移築した時に手前の獅子像と阿吽を合わせたのかも知れません。

 

 

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境内の稲荷社  たくさんの狐様がいらっしゃいました。