古野流のナイハンチについて | 名古屋市港区で活動する古野流空手道のブログ

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1989年に創始され、名古屋市港区に本部道場を置く空手道の流派です。直接打撃制で投げ技、関節技、固め技や、武器術も稽古します。


一般的に『ナイハンチ』には、ナイハンチ初段〜三段まで3つの形があり、初代宗家 古野先生の時代では、ナイハンチは初段から三段までを稽古していました。

しかし、現在の古野流のナイハンチは初段のみを行い、ナイハンチ初段を『ナイハンチ』として稽古しています。

その理由は、この本との出会いからです。



『本部朝基と琉球カラテ』

内容や色々な意見を言うと、多方面から反発されそうですので控えますが、本部先生の存在を知って、ナイハンチに対する考え方が変わりました。

(恥ずかしながら、この本に出会うまで本部先生を存じ上げておりませんでした)

それから古野先生に古野流のナイハンチを変えて良いかお伺いをし、お許しを頂いて現在のナイハンチに変わりました。

古野先生曰く、『枝葉が変化する事はあっても、流派の大幹は絶対に変えてはならない、それが流派というものである。大幹を変えるのであれば、それは個人の修行者であって流派ではない。』

厳しく戒めを頂きました💦