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↑ヤマレコ
二週間前に富士山常連のケンさんに持ちタイム3時間09分が、こともあろうに
抜かれてしまった…これはイカン…でも今の自分に2年前のような体力が、まだ
存在するのだろうか?彼のタイム3時間06分。マラソンをやってきた人なら分かる
とは思うが、この何分を縮める事の如何に大変な事か。
とりあえず富士山の右岸と左岸の復習は終了したので、すぐにタイム・トライアル
の準備に入った。トレラン装備は買い直した。もしかしたら生涯で最後?に
なるかもしれないし…目標は遠く3時間。気も遠くなりそうだ。
ここ数年、長時間の全力での追い込みをやっていない不安がある。
経験で何とかなるのだろうか?上がり調子の人と下降線の自分。でも
同い年って事で言い訳が出来ないようになっている(笑)やるしかない。
さて本題。ナンとタイム・トライアルは、まだ3回目…
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御殿場口は単調なので、多く来て吉田口の二の舞にならないようにしている為、
無雪期でも(厳冬期でも笑)そんなに来ていない。春は、久しぶりで新鮮だった。
「山は、たまに行くからいい」と言う人もいる訳で、それは大いに分かる。
前回の、いい訳をすれば、いい加減な気持ちでやってた訳じゃないですが、
マラソンで使ってボロボロになったシューズをケチって使っていたので、
常に下山用の予備シューズを持って登っていた。これは正直、重い。
登っていた時の服装も、いい加減なモノだ。これらは走行中、纏わりつくので、
珍しくタイツと長袖一枚にした。防寒具はモンベルのウルトラ・ライト・ウェアのみ。
もう時期も時期なのでヘッド・ライト(単三乾電池2個使用)を袋に入れずに裸で。
カーボ・ショッツ類は高価なのでウィダーイン・ゼリー3個。キャメル・バックは
1.5リットル満タン。財布は置いていき、ケータイだけ持って行く事にする。
夏なら早朝スタートでケータイもライトも省ける?かも。ただ、この場合は財布
くらいは持っていかなければならない。「予備」と言えるモノはGPS以外全て
置いていく。って事でGPSだけは2台持っていく。自分の記録を残す為だから。
素人でさえ、これだけ記録については用意周到になるのが普通。プロが自己申告
なんてあるんだろうか?当然カメラは必要なし。手袋は持っていくが、していかな
い。結構、走行中、細かい作業があるからだ。
パートナーは、もはや10年以上の付き合いになる浜ラン君に、お願いしました。
万一2台のGPSが故障してもスタート時間は証人になってくれるだろう。どちらか
が先になっても、お互いに引っ張りあえるだろうし。
前夜、今回は2年前と違い厚木にカプセルを取った。当日は、そのまま車で
拾ってもらう。夜は不思議に熟睡できた。25年前の富士登山競走は全く
眠る事ができなったが、好タイムで走れたので、今回は期待できる。でも
歳も歳なので無理は禁物だ(笑)
当日5時ピック・アップ完了。さて食事をどうするか?浜ランの提案で足柄SAで
摂った。時間の無駄が省けた。御殿場口の駐車場で忙しく支度をする。どうも
頂上付近の風が強いようで雲が流れている。が、まぁ大丈夫だろう。
最後にトイレにいってバック・アップ用のGPSのスイッチを入れた。これは
小さいのもあったが、今回はわざわざ大き目にした。帰りはナビゲーションして
帰りたいからだ。長い長い御殿場口の下りも、ちょっと楽しみを入れたい。
目標はサブ・スリーだが自己ベストなら何でもいい。何だかフル・マラソンみたい。
(笑)イメージだけなら慣れたものだ。吉田口のタイム・トライアルなら60回以上
やってきている。しかも、わざわざ市役所のスタート・ラインをチェックして…そこ
から頂上まで呆れるくらいやったが、とうとう富士登山競走では入賞は出来なか
った。(最高20位)でもオッサンになってから役に立つ?事もあるのか。
さてさて長い旅に出ようか。大石茶屋を6分切って入った。抑えは効いている。
春(5月)はブル道を直登したので今回、登山道が分かるんだろうか?と要らない
心配をしてしまった。ガツガツ行ってみる。浜ランは後方だが、自分がバテた時に
拾ってくれるだろう。傾斜が強い方が楽だ。ブル道や下山道(大砂走り)との交差
でモガくが、ここは無理せず楽をする。傾斜が弱い所もスパートをせず楽をする。
全体的に「速いペースのイーブン・ペース」を心掛ける。心拍数を上げずに行く。
途中で「やまじょぐさんですか?」と声を掛けて頂きまして「めーめー」さんに、
お会いしました!はじめまして(笑)「きょうは、ちょっとイケる」と
つぶやいてしまった。「きょうは行かなければ!」
宝永山を見上げていたのが、いつの間にか見下ろしている。早く小屋の連打に
入りたい。最初の無人小屋(?)に入って地盤が固くなってきた。いよいよ、ここ
から。たった一時間経過しただけで腹も減ってきたのでウィダーをチビチビやる。
平らな場所を選んでだ。水をなるべく減らして軽くしたいので飲みまくる。
風が帽子のヒラヒラを口に押さえつけて息ができない時がある。帽子は失敗かな。
色々と細かい所が出てくるが、今は仕方がない。次に生かしたいが出来るだけ
次が無い方がいいな(笑)2時間が経過…泣いても笑っても、あと一時間。
あと一時間ガンバるだけでいい。
赤岩館?を通過して長田尾根分岐を確か2時間25分。あと30分程度の我慢。
ここからがレース経験値の差が出る所。時計を忘れて猛然のスパート。どうせ
時計を見ても何も変わらない。あと少しで終わってしまう寂しさもある。
ここまで来れた事を楽しみたい。感覚的には吉田口の本八合からの
ロング・スパートに似ている。昔は30分は確実に切って行けた。
今は、どうなんだろう…
過去の全レースを思い返せばタイム・トライアルは負荷的にはキツくない筈だ。
富士宮口九合五杓へ渡れる道が微かに見えてきた。
ここも吉田口で言えば九合目の鳥居がある所だろう…10分は切っていける?
マラソンの40キロ・ラインと一緒だ。ウチらはどうせ先頭集団では走れはしない。
だから自分のペースで走るしかない。
エリート・ランナーじゃないなら違う人生を走るしかないのだ。
マラソンなら、あと2キロ…万感の思いだ。
目の前に終了点が見えて来た。我に帰って時計を見ると2時間48…49分。
50分切れないかな?あぁ~あそこまで1分切っては行けないだろう。50分に
なる。が、あと1分は掛からない。頂上の鳥居の下には意味の無いバリケード
があって下をくぐれない。回り込んで時計を見つめた。もう慌てなくても大丈夫
だ。50分台は変わらないので時計をゆっくり止めた。2時間50分45秒。
今回はGPS搭載の時計なので操作も特殊。すかさず保存を掛ける。
前の2回と同じだ。「まだ、こんなタイムが出せるんだなぁ」
終わると寂しい。昔のように次のレースが翌週にある訳じゃない。まぁ出ても
知れたタイムしか出ないのだが。相棒を待つ間一旦、富士宮口の頂上に
行ってみた。チャーリーさんと、トボトボさんと、じょうじさんがいらした。皆さん
「はじめまして」の方々が多い。相棒は御殿場口が初めてなので心配に
なってきた。もう一度、御殿場口を見に行き、また富士宮口を覗きにいくと、
今度は中田さんがいた。もう2006年からの付き合いになる。
ちょっと話をして、また御殿場口に戻る。
いい加減マジで心配になってきたので下り出す。やがて姿が見えてきた。
頂上まで折り返し。富士宮口頂上で写真を撮って「ブル道で下りよう」と
いう事に。目の前に剣ヶ峰があると、つい行ってみたくなり、ちょっと寄ろう
と剣ヶ峰は寄った。
ガスガスのブル道を下りていく。途中でブルトーザーがいて追い払われた。
がプリンス・ルートから復帰してしまう(笑)そこから迷っている若者2名を
道連れにしてドンドン下りていく。下は雨が降っていたようで道が湿っている。
埃が立たず、ありがたい。
今回はシューズはアシックスのマラソン・ソーティを使ったが下山でボロボロ。
もはや使い物にはならなくなった。でも20年前に買ったものだ。捨てていく。
この山行で買ったモノあり、捨てたモノありで、ちょうどいい。
やってみると、なかなか軽装で行くのも悪くない?か。トレランが流行る理由が
やっと分かってきた。しかしスリリングな一方でリスクも高い。
ホントはランニングと登山は別にやりたかったのが本音。少なくても20歳代は、
そうやってきた。ロードが走れない以上、トレランは仕方がない部分はある。
装備にも助けられた。これら時計とストックとザック。これ使ってモチベーション
が上がらなかったら、お金が勿体ないよなぁ(苦笑)
http://tenki.jp/past/detail/pref-25.html?year=2012&month=9&day=15
tenki.jp