みなさま

 

新年、あけまして

 

おめでとうございます

 

今年も一年間

 

よろしくお願い

 

もうしあげます

 

 

■マインドコントロールはありまぁ~す♪■

 

 新年一発目からこの話題です。

 

 最初に言っておきますが、かなり重いです。

 

 だから「こんばんわんこそば」とでも軽くジャブを入れておきま隅田川。

 

 えっ?

 

 やりすぎですかwww

 

 そうですねえ、確かにやりすぎかもしれません。

 

 じゃあ本題に行きます。

 

 統一教会事件が起きてから、一部のマスコミが、マインドコントロールなんか存在しないんだ!と、声高に叫んでましたよね。

 

 あまり知らない人の為に注釈つけとくと、この種の声が叫ばれているのは、実は事件前からです。

 

 特にネットでは、オウムの地下鉄サリン事件の話も持ち出しては、「マインドコントロールなんかないんや!」、と、何故か関西弁で熱弁をふるう人達が多々見られてきました。

 

 ま、俺なんかは「どうせカルトの信者共だろ?」くらいの考え方をしていたわけですが。

 

 彼らの言い分によると、一連のオウム真理教事件の裁判で、マインドコントロールが否定されたと言い張るわけです。

 

 裁判がどんなものだったのかを理解できる記事が見つかりましたので、ご紹介します。

 

■内心の鑑定が難しいだけ■

 

 これです。

 

 

 

 じかに読んで貰いたいのですが、面倒でしょうから、必要なとこだけ、引用していきますね。

 

 しかし、この「マインドコントロール」とは、いったい何を指す言葉なのだろうか。マインドコントロールについては、過去にオウム真理教事件をめぐる一連の刑事裁判ですべて否定されている。

 (中略)

 

 この一連の裁判の中で、複数の被告弁護側が主張したのが、「教団の犯罪に関与したのは、教祖、教団による心理操作をうけていたからで、犯行を回避するのは困難だった」というマインドコントロールの存在だった。


 しかし、この主張をことごとく否定する司法判断が下っている。その中には、地下鉄にサリンを撒いた被告人もいた。

 

 ふむふむ、マインドコントロールは否定されている、と。

 

 

 じゃあ、続けますよ。

 

 

 刑事裁判では、個々の被告人が裁かれているのであって、それぞれの事情に合わせて検討されていることではあるが、重要なのは西田氏が証言しているように「ある者に対してマインドコントロールの手法がとられていた場合、その者がマインドコントロールされていた可能性があるということはできるが、そのような状態にあったと客観的に判断することは困難であり、また、他者が意図した結果が生じた場合でも、それがマインドコントロールの結果かどうかは判定できない」とする点と、刑事責任能力を問うほどに是非弁別能力を失ってはおらず、信仰心を優先させたとする点だ

 

 ご覧の通りで、裁判所は、マインドコントロールが存在しないだなんて一言も言ってないんです。

 

 記事の冒頭で「マインドコントロールについては、過去にオウム真理教事件をめぐる一連の刑事裁判ですべて否定されている」と言っているのは、あくまでも、裁判所が「マインドコントロールされて犯罪行為を実行したわけではないとの判断を下した」と言っているだけで、マインドコントロールの存在そのものを否定しているわけではないんです。

 

 単に「内心の事は客観的にはわからないよ」と言ってるだけです。

 

 ついでに言うと、裁判所がこういうロジックの組み立て方をしたのには、理由(わけ)があります。

 

 それは「刑事責任能力を問うほどに是非弁別能力を失ってはおらず」という結論を導き出す為に、このロジックを組み立てたという事なんです。

 

 憲法裁判なんかが顕著なんですが、日本の裁判所って、実は憲法に忠実に照らして違憲・合憲の判断を下してないんですよ。

 

 下していない、とまで言うと言い過ぎなので、その傾向がある、とした方が良いのかも知れませんが。

 

 よく言われる事なんですが、裁判所は、実生活に沿った判断を下します。

 

 憲法学的に見た正しさよりも、社会から要請されている状況に沿った判断を下すと言われているのです。

 

 限度を越していて、完全に違憲と言わざるを得ないようなものは別として、そうでもない限り、大抵、合憲にするわけです。

 

 この刑事裁判も恐らく同じです。

 

 例えばマインドコントロールされていたと認定して、それが原因の犯行だからと減刑したとして、国民が納得しますか?

 

 当然怒り出しますよ。

 

 仮に怒り出したとしても、マインドコントロールを客観視できれば、裁判所側としても弁明できます。

 

 しかし、客観的に見て、この人は100%、マインドコントロールされていましたと、胸を張って説明する事は出来ません。

 

 内面の事はわからないからです。

 

 今書いたのは判事側からの視点で見た場合の話ですが、こう書くと、判決を下した過程が見え易くなりますよね。

 

 だから裁判所はこうした判断を下したのです。

 

 実際、この判決、リンク先の記事に引用がありますが、内容的にマインドコントロールをかなり軽視したものとなっています。

 

 長文なのでここでは引用しませんが(読みたい人の為に、この記事のラストで掲載します)

 

 こと刑事裁判は被告人の人権を制限する結果を招く為、事実認定には、民事裁判以上に慎重になるとされます。

 

 同一事件なのに民事では犯行はあったと認定、刑事では無罪と真逆の判決が出る原因はそれです。

 

 マインドコントロールの認定問題に関しても、そうした刑事裁判に特有の、事実認定の厳格さが関係しているわけです。

 

■カルトに支配された国■

 

 マインドコントロールは存在するが、その人が掛かっているかどうかは、客観視できない。

 

 これが裁判所が出した結論だという事は理解できたと思います。

 

 念の為に指摘しますが、あくまでも、オウム事件の一連の刑事裁判で、そのような判決が出たというだけの話です。

 

 本当に客観視できないかどうかは、全くの別問題だという事を理解して下さい。

 

 話を先に進めますが、おかしいと思いませんか?

 

 ネットだったり、マスコミだったりが広めていたのは、「マインドコントロールは存在しない!」という言説です。

 

 この裁判が語っている事は、「マインドコントロールはあるよ。でもね、被告人の量刑を軽くするのに耐え得るだけの(マインドコントロールを受けていて、その為に犯行に従わざるを得なかったと考える)客観性を提示できていないよね」、という事だけです。

 

 何度でも言いますが、裁判所がマインドコントロールの存在を否定した事実など存在しないのです。

 

 じゃあなんで、マインドコントロールなど存在しない、裁判所がそう認定した、等という嘘が拡散され、罷り通っていたのでしょうか?

 

 そのような言説が流布し、人々が信じる事で得をするのは、一体、誰でしょうか?

 

 信者達をマインドコントロールしているカルトです。

 

 そういえば、カルト創価学会が、被害者救済法にマインドコントロールの文言を盛り込む事に、執拗に反対していましたよね。

 

 「マインドコントロールは、一番根幹の話だ」。法案作成に向けて、こう考える立憲民主党の長妻昭政調会長は、与党側に明文化を迫った。立憲と日本維新の会が共同提出した法案には、マインドコントロールなど悪質な手段による寄付誘導に対して中止要求が可能と明記している。しかし、この日与党側が示した「論点」修正案には、マインドコントロールの文言はなかった。

「マインドコントロール」に与党難色 いらだつ野党 救済法案協議 より引用

 

公明党の山口代表は9日、日本記者クラブで記者会見し「法案では、寄付を勧誘する行為を禁止することになる。今後、その対象とする客観的、外形的な行為をくくり出していくことが重要で、寄付した人の内心の状況を問う必要はないのではないか」と述べ、マインドコントロールの明確な定義がなくても、法律の実効性は保たれるという認識を示しました。

公明山口代表“マインドコントロール定義なくても法律実効性” より引用

 

 結局、公明党と創価学会の意見が通り、マインドコントロールの言葉が法律に入れられる事はありませんでした。

 

 被害者救済法に関しては、ぼろっくそにぶっ叩かれているので、敢えてここでは取り上げません。

 

 が、何でここまで創価学会が「マインドコントロール」という言葉が入る事に反対したのか、ですよ。

 

 ……茶番ですよね。

 

 創価学会が学会員達をマインドコントロールしてる事なんて、有名なんですから。

 

 創価学会が新聞やテレビに絶大な影響力を持っている事なんか誰しもが知る事実です。

 

 陰謀論でも何でもなく、これはソースを出して語れる話です。

 

 例えば、聖教新聞や公明新聞を自前の印刷所で印刷せず、全国各地の新聞社の印刷所に印刷を委託し、年に数千万から数億円の代金を支払う事で、新聞社にとってのお得意様となっていると同時に、学会系の出版物の広告を掲載している新聞社は、その事で広告代金まで受け取っていて、創価学会は有力なスポンサーの一つになっています。

 

 テレビ局は学会員の芸能人が大勢いて、創価学会批判すると、彼らから番組への出演拒否をされる可能性がある為、ニュースでも情報番組でも創価学会批判はタブーとなっていると言われています。

 

 創価学会を擁護する文化人やライターは数多く存在し、雑誌の中には、創価学会のプロバガンダ機関のような情報を流すところもあります。テレビ局の中には、学会擁護者の文化人やジャーナリストらを出演させて、創価学会に都合のいい言説を、さも中立的な意見であるかのように垂れ流す事も、ごく普通に行われています。

 

 そもそも擁護派の文化人やライター自身が学会員であるという事も、大教団なんですから、しばしばでしょうし。

 

 無論、そうして記された記事や著書を読み、情報源として活用する人達は、誤った知識を持つ事になります。

 

 マインドコントロールは存在しないというデマと同時に、そのデマの根拠として、オウム真理教による一連のテロ事件の裁判を持ち出して、裁判所が否定したとする事実歪曲をする情報を添付する事で、さも事実であるかのように装って拡散する行為が行われ続けた背景には、創価学会の姿が見え隠れしている、という事です。

 

 また、マインドコントロールに関しては、創価学会に限らず、統一教会も行っていますし、他のカルト教団の中にも、行っているところは多数あります。

 

 文化人やジャーナリストの中には、そういったところの息が掛かった人間も大勢いるわけですから、そうした人間がカルトの意見を代理して、マインドコントロールなど存在しないという言説を広める事をした事なども、当然、あるのでしょう。

 

 ウィキペディアのマインドコントロールの項目もかなり不自然で、マインドコントロールは存在しないとする主張に沿った記事の内容となっています。

 

 前々からネット掲示板その他で「マインドコントロールは存在しない」とする趣旨の投稿を多々見かけていますので、ネット上での工作活動も、組織的に、かなり積極的に行われているのだと考えられます。

 

 朝だったか、昼だったか忘れましたが、どこかの局で、きちんとしたアナウンサーかキャスターに当たる人が、マインドコントロールは存在しない、オウム裁判でもそのような判決が出ている、と真顔で言っているのを見て、非常に驚きました。

 

 この記事を作ったのも、実はその番組を偶々見たからなんです。

 

 しかも、確かNHKだった気がします……。

 

 立場のあるアナウンサーやキャスターの人がデマを故意に発信するとは到底思えない為、恐らく、出回っている情報を見聞きして、間違った情報をインプットされてしまって、そのような発言に繋がったのだと考えられます。

 

 それだけこの国のマインドコントロールに対する認識が、歪められ、おかしくなってしまっている、という事なのです。

 

■マインドコントロールってなんなの?

 これはカルト側から見ると理解し易いですよ。

 

 カルトが信者に期待するものは、

 

  1. 多額の献金をしてくれる金蔓
  2. 教団に都合よく無償で労働力を提供する
  3. 教団の指示に従って犯罪を行う鉄砲玉

この3点です。

 

 特に3は重要で、邪魔者を黙らせる為に、恫喝したり、直接的な暴力を行使したり、状況次第では殺人も犯す人間である事が求められています。

 

 創価学会も幾つか殺人の疑いがかけられた事件(判明している分だけでも朝木市議転落死事件、日蓮正宗と僧侶らの交通死亡事故、実行されなかったが亀井静香氏ら反学会活動を行う四名の暗殺依頼問題等)がありますし、統一教会(同じく副島事件、赤報隊事件)も同様です。

 

 こういったカルトに都合のいい人間を作り出す為に行われるのが、マインドコントロールです。

 

「この教団の為だったら何でもできる!」と思い込ませ、その思考を完全に固定し、狂信者を作るという事ですね。

 

 その点、フランスのセクトの定義が非常に理解し易いです。

 

セクトとは、宗教とは関係なく「心理的不安定化の策略を通じて信者から無条件の忠誠批判的思考の減少一般に受け入れられている基準(倫理的、科学的、市民的、教育的)との断絶を獲得することを目指し、個人の自由、健康、教育、民主的な制度に対する危険をもたらす」グループのことであり、日本でいう「破壊的カルト」のこと。そして心理的不安定化は精神操作 (マインドコントロール)によって起こされる。

特集 カルト問題に揺れる 日本の宗教と政治一創価・公明&自民
フランスのカルト対策を歪曲して自己正当化を図る創価学会
広岡 裕児 国際ジャーナリスト パリ在住

FORUM21 2022年10月号より引用

 

 具体的なマインドコントロールの手口に関しては、創価学会の脱会者の方が、そのものズバリの事を語っておられます。

 

 

 

  流石に長すぎて引用できませんが、もう一つ、有名なものがあります。

 

 ヤフー知恵袋の知恵ノートにあった『カルト創価学会によるマインドコントロール(自分自身の経験から)』(2015年10月08日)です。

 

 知恵ノートは2017年にサービスが終了した為、現在はオリジナルが残っていませんが、ネット上に転載した文章が残されている為、最重要部分のみ、ピンポイントで転載します。

 

 以下、引用順不同。

 

■行動のコントロール:創価学会に入ると、朝晩の勤行・唱題をさせられ、家族や友人を折伏するように促され、選挙になったら公明党への投票依頼の活動をさせられます。「御本尊様を拝み、学会活動に励めば、幸福になれる」と言われているので、学会員は幸福になりたい一心で全身全霊でがんばりますが、これが行動のコントロールです。
■思想のコントロール:学会員は毎日、聖教新聞や池田名誉会長の書いた本を読み、座談会や勤行会で独自の教義をたたき込まれ、また、教学試験に向けて詰め込み教育を受けます。ここで、少しでも疑問を持つと、「学会は絶対に正しい」、「疑ったら罰が当たる」、「お題目を上げれば、分かってくる」と指導されて思考停止の状態(自分で考えることができない状態)に誘導されます。
■感情のコントロール:創価学会に入ると、自分自身や親、先祖の過去の謗法(ほうぼう)の罪(他宗教を信じたり、法華経を謗る(そしる)こと)のせいで現在のあなたは不幸なのだと反省を強いられます。一方で、自分は創価学会という絶対的に正しい集団のメンバーなのだという優越感を持ち、逆に他の宗教の人や創価学会員でない人達を愚かで哀れな人達と見下すようになります。そして、創価学会は絶対的に正しいのに、世間の人間がひがんで、不当に攻撃をしているといった被害者意識を持ちます。一方で、創価学会に疑問を持って、やめたいと言うと、「やめたら、罰があたる」、「脱会者は自殺する」などと言われて脅され、引きとめられます。
■情報のコントロール:『人間革命』、『新人間革命』などの池田名誉会長の書物、聖教新聞や大白蓮華、創価新報などの機関紙を購読させられますが、これらの刊行物は、創価学会にとって都合の良いことだけを言って、会員に創価学会は悪くなく、学会を批判する反対者や世間が悪いのだと信じ込ませます。

■組織崇拝と隷従:善の根源である池田名誉会長や創価学会を絶対的に崇拝し、これに隷従するようになります。「聖教新聞を6部取れ!」、「財務に何百万円寄付をしろ!」、「選挙になったら、公明党に投票するように家族や友人に頼め!」と言われると、みな一生懸命にその指導に従います。
■他者攻撃と折伏:悪である他の宗教を攻撃し、善である自分達の宗教にまだ入っていない人達に強制的な折伏を行います。この際、自分たちの宗教は絶対的に善であり、その宗教に反対する人を攻撃したり、その宗教に入らせることは絶対的に正しいことだからと、平気で嘘をついたり、反対者にストーカー行為をしたりと手段を選びません。


このように創価学会のやっていることは完璧にマインドコントロールであり、創価学会はマインドコントロールを駆使するカルトなのです。創価学会員は池田名誉会長や本部職員達にマインドコントロールをかけられているので、常識がなく、普通のコミュニケーションが取れないのです。創価学会員によるトラブルの「主犯」は彼らを背後で操っている創価学会であり、学会員は「共犯」であると同時に哀れな「被害者」であることにもご留意いただけたらと思います。

 

 創価学会に関して言えば、日蓮っておっさん自体が激ヤバの超危険人物なので(立正安国論を読めばわかりますよ)、あんな思想を骨身に沁み込むまで覚え込まされたら、テロリストや過激派みたいな人間が出来上がるのは当たり前です。

 

 そんな人間を更にマインドコントロールで完全に統制したらどんな怖ろしい事が起きるか……。

 

 それはさておき、これでマインドコントロールの手口は大体掴めたと思います。

 

■実在する学会員について

 

 これは実際に知っている学会員Xに関するお話です。

 

 実在しますから実名は出せますが、個人を中傷する意図ではありませんので、それはしません。

 

 (事実なので書いたところでそれを中傷と呼べるのかは非常に微妙なところですが……)

 

 実在の人物であるとの断りを入れたのは、信じられない事を多々やった人物だからです。

 

 Xは、住民Aに対し、住民Bの職業は××だ、とペラペラと喋りました。

 

 ところが後日判明したのですが、住民Bの職業は全く別で、そもそも住民Bは、Xに職業の事を話していませんでした。

 

 そこからわかった事は、どうやらXは住民Bの洗濯物を見て、職業を推測して答えていたらしい、という事でした。

 

 Xは、転居した住民Cに関し、生活態度が好ましくなく、だらしがない人間だった、と悪評を述べました。

 

 ところが後日分かった事ですが、住民Cは別の住民からの嫌がらせ(大人のいじめ)の被害に遭い、転居していたのです。

 

 別の住民というのは学会員で、Xの知人でした。

 

 住民Dと住民Fが険悪な関係になっていました。

 

 後日わかったのですが、Xが住民Fに住民Dの悪評を吹き込んで、更には住民Dにも住民Fの悪評を吹き込み、両者の関係が悪化するように仕向けていた、という事です。

 

 住民DはXからの創価学会からの入信勧誘を断った過去があり、Xは、住民Dに対してあまり良い感情を持っていない為、住民Fに取り入る目的で住民Dの悪評を吹き込むと同時に、あわよくば、トラブルが拡大し、住民Dが転居してくれればよいと、そのように考えていたのではないかと思われる痕跡が残っていました。

 

 Xは住民Gが使用するSNSのアカウントを知っていたのですが、そのアカウントを住民Gに内緒で監視し、SNSにコメントを残した人物のところに、わざわざ匿名で、住民Gは危険人物だから警戒するようにといった趣旨の中傷するようなコメントを送信し、SNSで住民Gのフォロワーや記事をリピートして読む人間が増えないようにする嫌がらせを働いていました。

 

 住民Gは創価学会嫌いで有名で、よく批判していたので、その事に対する嫌がらせだったのだろうと考えられています。

 

 住民Hは、他の住民から、こんな話が出回っているが、これは事実かと聞かれました。

 

 驚いた事にその話は自宅の中で家族と話していた内容で、外にその情報が漏れる筈がないのです。

 

 その情報源はXで、どうやらXが、住民Hの家の中での会話に、聞き耳を立てていたらしい事がわかりました。

 

 Xの隣屋は住民H宅です。

 

 他にも挙げ出したらきりがないですが、これらは全て、何度でも言いますが、実話です。

 

 また、Xは、多くの人に関して、間違った情報やデマを、ごく普通に話している事も判明しています。

 

 更にXには、相手に言葉を伝え、その言葉で相手に一定の行動を取らせようとするような、行動操縦をよくやっているようです。

 

 そしてXは、表向き、親切な人間に見え、困っている人がいれば助けもし、外面が非常に良い、という特徴もあります。

 

 あまりに異常なので驚きますよね。

 

 もう一度念を押しますが、これは本当に、実在する人物です。

 

 住民A、住民Hのケースを除き、これらは全て、ガスライティングに該当します。

 

 ガスライティングというのは、間違った情報を故意に与える事で、相手に自分の認識能力に疑問を抱かせたり、相手を騙して自分を信じ込ませたり、支配しようとするような、精神的虐待行為の事を指します。

 

 特にXは相手に特定の行動を取らせようとする行動操縦(マニピュレート)を目的として、偽りの言葉を述べる事があるわけですから、この人物が行っている事は、本人の自覚があるかないかは別として、完全に、ガスライティングに該当します。

 

 学会員も千差万別で、Xのような人間ばかりでない事は言うまでもありませんが、なにがしかの悪評が立っている学会員が多く見られる事もまた事実です。

 

 そしてネットで調べてみると、Xのような行動を取る学会員が非常に多い事がわかります。

 

 カルト教団は、一度掴んだ信者達を逃さない為に、マインドコントロールをかけて、心を支配します。

 

 同時にダブルバインドでマインドコントロールが解けそうになると自発的に強くかかる工作をして、簡単に解除されないように仕向けています。

 

 創価学会に関しては、多くの脱会者達がダブルバインドの実態について語っています。

 

「ダブルバインド」で心をがんじがらめに縛られる

 もうひとつは、「ダブルバインド」による精神の呪縛です。直訳すると「二重の呪縛」。これは、マインド・コントロールが深まっていくと、他者からのはたらきかけのみならず、自分自身でも心をコントロールするようになってしまうことです。心の支配が二重になることにより、いちだんとマインド・コントロールが解きにくくなります。

 例えば、「夜を徹して祈りなさい」と教祖から命令されたとしましょう。信者は基本的に従うしかありませんが、指示に反するようなことをふと考えてしまう瞬間もあると思います。「今日は疲れているし、寝ちゃだめかな」と。しかし、その刹那に恐怖心がこみ上げてきて、寝たいと思う心を抑えるようにセルフ・コントロールする力がはたらき、祈り続ける道を選択するのです。

 これがまさにダブルバインドで、この状態に至ってしまうと、元に戻すことは容易ではありません。一般の人と日常会話はできますが、脱会を勧める説得等にはまったく耳を貸さなくなります。教祖以外の考えに耳を傾けることは罪だと教わっているので、黙りこんだり、平気で噓をついたりします。どんなに頑張ってマインド・コントロールを解こうとしても、暖簾に腕押し状態が続くことになるのです。

 スポーツの世界では、セルフ・コントロールはパフォーマンスを高める効果があると、前向きに評価される傾向にありますが、カルトのマインド・コントロールの状況下となれば話は別。百害あって一利なしとでもいうべき、深刻極まりない現象とお考えください。

 

カルトの標的にされやすい人の「典型的な特徴」 より引用

 

 しかし、マインドコントロールと、ダブルバインドは、入信させた信者達に対して有効なものです。

 

 入信前となると話は別です。

 

 そこで出てくるのがマニピュレートとガスライティングです。

 

  恐らくこの引用を読むと、多くの人が「あっ!」と思われると思いますよ。

 

マニピュレーターの主な支配パターン

 威圧的または暴力的な支配とは異なり、マニピュレーターの支配手口は陰湿で巧妙なため通常、周囲に悟られません。

 まず最初にマニピュレーターはターゲットに対して、親切に接したり特別扱いすることで信頼関係を構築。

 次にデマを流すなどしてターゲットを孤立化させます。同時に親切な行為と不親切な行為を巧妙に使い分けることで、信頼関係を依存関係へと変化させます。


 マニピュレーターに依存してしまうことで、ターゲットの牙は抜かれたも同然。


 ターゲットは【この人に嫌われたら一人ぼっちだ ・ この人を敵に回すと何をされるかわからない・この人に嫌われるとみんなに嫌われる 】等、思うようになり、結果的に【反撃する・ 誰かに相談する・拒絶する・表沙汰にする 】等の動機が打ち消されるわけです。

 しかも第3者を経由させる支配的行為などの巧妙な場合もあるため、ターゲット自身が支配されていることに【気付けない・気付きたくない・なんとなく気付いたが確証が無い】という場合もあります。

 そして仮に気付けたとしても、マニピュレーターの多くは初期の段階でターゲットを孤独に追い込んでいるため、現場の誰かに相談するということが非常に困難。

 また相談するにしても多くの場合、支配が陰湿なため確証(または証拠)が無く、依存関係の影響で動機も弱くなり、説得力が無くなります。次に考えたくもないことですが、相談相手がマニピュレーター側の人間である可能性も充分にありえることです。更には責任者(学校では教師、職場では上司)を抱き込んでいることも。

 つまり、いつの間にか孤独や自己嫌悪に陥り、ターゲットの思考は停止。マニピュレーターにとって継続的に利益を搾取できる都合の良い人間と環境が完成しているわけです。

 

身近に潜んでいる陰湿で邪悪な支配者『マニピュレーター』 より引用

マニピュレーター(他者を)操作する者。相手の心を意のままにコントロールして、自分の利益を得るパーソナリティ。ソースは『“優しいのに理不尽” な厄介者「マニピュレーター」にご注意を。知らないうちに操られてる可能性あり

  

 このマニピュレーターが『ターゲットを混乱させ、要求を呑ませる』為に使用するのがガスライティングですが、悪質なカルトが信者を獲得する際に使用する、付け狙った相手に接近し、入信させるまでの手口そのものである事がわかると思います。

 

 つまりカルトというのは、多かれ少なかれ、マニピュレートとガスライティングの手口で相手の信頼を得て、相手を自分に依存させて、相手の心理をある程度支配して、そこから入信に持ち込んでいる、という事なのです。

 

 そもそも、ガスライティング自体が、職場の上司と部下、師弟関係にある間柄、ママ友間など、閉鎖的な空間で行われる事の多いもので、規模の小さな宗教団体などは、まさにガスライティングが行われる場そのものであるとも言えるでしょう。

 

ガスライティング(gaslighting)とは、精神的DVの手法です。
ガスライティングは、家庭や社内など特定かつ閉鎖された集団内で個人を追いつめるときによく使われます。

 

(中略)

(3)ガスライティングとはどのような場所で起こるのか

ガスライティングが起きやすいのは「上下のある関係」「上下関係のある集団内」です。

上下のある関係とは上司と部下や、主導権を握る彼氏と彼女などの関係を意味します。
上下を力や権力の強弱と読み替えると分かりやすいはずです。

上下関係のある集団とは会社や家族、サークル、部活、友人関係の輪(ママ友など)を指します。
上下関係を横繋がりと読み替えても問題ありません。

上下のある関係は個人が逃れにくいところが特徴です。
上下関係(横繋がり)のある集団も、集団に属していると簡単に関係を切ることはできません。

上下関係や集団に拘束されるケースでガスライティングが起きやすいという特徴があります。

 

ガスライティングとは?言葉の由来や特徴・5つの事例を弁護士が解説 より引用

 

 入信するまでは、マニピュレーター的手口とガスライティングを駆使して、相手を支配したり、依存させたりして、入信後は、マインドコントロールとダブルバインドで信者の心を支配する。

 

 これがカルトの手口だという事です。

 

 Xの話に戻します。

 

 Xがマニピュレーター的な側面を持ち、ガスライティングを働いていたのは、果たして、偶然なのでしょうか。

 

 また、全国各地にXのような学会員達が大勢いて、そのような被害報告が後を絶たないのも、偶然なのでしょうか。

 

 福岡県糟屋郡篠栗町で発生した五歳児餓死事件では、学会員が、ママ友にガスライティングを働き、創価学会に入信させて、金を騙し取り、マインドコントロールも駆使して経済的に困窮させて、ママ友の子供を餓死させたというものでした。

 

 この事件の犯人がある学会員が、ガスライティングを駆使していたのも、本当に偶然なんでしょうか?

 

 ここまで来ると、創価学会という団体自体が、ガスライティングを組織的に実行していて、それでこのような被害が出たのではないかとの疑念が拭えないのですが……。

 

 個人的には、犯人周辺にガスライティングを使用して折伏をかけるマニピュレーター型の学会員がいたか、あるいは、かつての創価学会ではそのような手法で入信させる手法が当たり前に扱われていて、学会二世である犯人は彼らの手口を見よう見真似で覚えていて、ママ友に対して駆使して生じた惨劇が、篠栗町五歳児餓死事件の真相ではなかったのかと考えています。

 

■マインドコントロールを認めよ

 

 流石に様々な記事が配信された事で、カルトが信者達を使って工作させた結果と考えられる、マインドコントロールは存在しないという主張は、ネット上ではほぼ見かけなくなりました。

 

 しかし、ガスライティング関しては、依然として、ガスライティングという言葉を使うのは統合失調症だ、等というラベルを貼り付ける行為が横行しており、また、実際に、精神障害を疑われる人達が、ガスライティングという言葉を好んで使用し、主にSNS上で異常な言動を取り続けている関係で、そのような誤解と偏見が罷り通っている実態があります。

 

 何でこんな事になっているかと言ったら、カルトに都合がいいからです。

 

 先程も言いましたように、カルトは、入信前は、それが疑似なのか真正なのかはさておき、マニピュレーター的に振る舞い、ガスライティングを実行する事で、相手の信頼を得て、依存と支配を勝ち取り、その状況を利用して入信させた後には、今度はマインドコントロールとダブルバインドで支配をより強固なものにして、教団の外へと絶対に逃がさない二重の三重の備えをしているわけです。

 

 だからこそ創価学会は、マインドコントロールという言葉が被害者救済法に入る事を、断固として阻止したのです。

 

※マインドコントロールとダブルバインドに関しては、先述の通り、脱会者の証言が多数ありますから、創価学会が組織的に、また意図して実行している事の裏付けは取れています。

 

 マインドコントロールの問題に本格的に切り込まれたら、教団運営が危うくなると危惧したのでしょう。

 

 こんな現実があるのに、マインドコントロールが存在しない等という言説が罷り通り、定義が難しい等という言葉が流布し、マインドコントロールに対する対策がまるで検討もされないようでは、カルトの問題を解決する事など不可能です。

 

 前進すらしないでしょう。

 

 ガスライティングについても同様です。

 

 ガスライティングで検索すると、以前とは異なり、きちんとしたサイトの表示件数が非常に増えてきています。

 

 この問題に触れさせたくないカルト側が、どんなにネット上で工作活動を展開しようが、限界があるのです。

 

 カルトの問題に取り組もうとすれば、入信に至るまでの過程でガスライティングや先述のマニピュレーター的な動きが取られる現実がある以上、この部分に触れずに進む事は不可能です。

 

 カルトによっては、入信させるまでの過程で、マニピュレーター的な手口やガスライティングの手口に関するマニュアルを作成している疑いがあります。勧誘を行う信者達にマニュアルを覚えさせて、組織的に実行させている可能性も考えられるわけです。

 

 対策を講じない限り、問題解決など出来る筈がありません。

 

 Xのケースも、この人物は実在なのでよく知っていますが、過去の言動を思い返すと、ガスライターでありマニピュレーターであったと考えられるような出来事が出てきます。創価学会の内部で、勧誘テクニックとしてそのような手法が学会員間で共有されたり、伝授されていた可能性というのも、十分考えられるのではないかと見ています。

 

 もし内部にマニュアルがあったとかなら言語道断ですがね💢

 

※ちなみに創価学会から内部流出したという触れ込みで、紙面がアップロードされていて、折伏時に複数名で実行しろとか、考える隙は与えるなだとか、そういった記述が含まれていた為、ネット上が騒ぎになった事があります。確か10年~15年くらい前の話です。ネットで画像検索したところ、既にアップロードされていた紙がなくなっています。

 

 統一教会問題はパンドラの箱を開けたと言われますが、開けた以上、きちんと問題に向き合い、全て解決に向けて動くべきです。

 

補足資料 オウム事件の判決の引用

 1997年5月28日 東京地裁

 

 教団内における自動小銃密造にかかわり、武器製造法違反の罪に問われたケース

 

 我が国の数少ないマインドコントロールの研究者(心理学専攻)の一人である証人西田公昭の当公判廷における供述および同人作成の意見書によれば、マインドコントロールとは、「他者が自らの組織の目的成就のために、本人が他者から影響を受けていることを知覚しないあいだに、一時的あるいは永続的に、個人の精神過程や行動に影響を及ぼし操作することである」とされ、関係各証拠によれば、教団においては、意図的か否かはともかく、出家信者に対し、教義を浸透させるため、マインドコントロールに有効とされる種々の手法と共通する手法が用いられていたことが認められる。

 

 もっとも、西田証人は、ある者に対してマインドコントロールの手法がとられていた場合、その者がマインドコントロールされていた可能性があるということはできるが、そのような状態にあったと客観的に判断することは困難であり、また、他者が意図した結果が生じた場合でも、それがマインドコントロールの結果かどうかは判定できないと証言するとともに、マインドコントロールされた状態は、精神病でないことはもちろん、神経症でもなく、恐怖症に近い場合もあるが、被告人はそのようなレベルではない。

 

 マインドコントロールにおいては情報のコントロールの果たす役割が大きいところ、それは個人の能力の問題ではなく、被告人も与えられた情報を論理的に処理して意思決定する能力や倫理観はあると思うが、日本の法律よりオウムの法律を優先させたものと思う、とも証言しており、同証言によればもちろん、他の証拠に照らしても、マインドコントロール下にあったということから直ちに責任能力の欠如またはその著しい減退を結論づけ得るとは言い難い。 

 

 1999年9月30日 東京地裁

 

 地下鉄にサリンを撒いた被告人のケース

 

 マインドコントロールの点であるが、弁護人の主張をそのまま採用することはできないとしても、松本が、信者、とりわけ被告人ら幹部信者に対し、説法、薬物を利用した修行、神秘体験等を通じ、あるいは、睡眠時間や食事を制限した極限の生活環境を強いることにより、徐々に尊師である松本の指示を絶対視し、その指示に疑念を抱くのは、自己の修行が足りないものと思い込ませるなどして、松本の命令に従わざるを得ないような心理状況に追い込んでいったことに照らすと、被告人が、松本や村井から、本件各犯行を指示された際に、それに抗することは心理的に困難であったことは、否めない事実である。

 

 この事実は、責任能力や期待可能性の存否に影響を与えないとしても、被告人にとって、一定限度では酌むことができる。しかしながら、翻って考えてみるに、まず、松本が説く教義や修行の内容は、およそ荒唐無稽なものであり、教義の中にはポアと称して人の生命を奪うことまで是認する内容も含まれ、また、松本から指示されたいわゆるワークは、約一〇〇〇丁の自動小銃の製造など著しい反社会性や違法性を有するものであって、通常人であれば、たやすく、松本やオウム教団の欺瞞性・反社会性を看破することができたというべきである。

 

 ところが、被告人は、このような契機をいたずらに見過ごし、自己の判断と意思の下に、オウム教団に留まり続け、遂には地下鉄サリン事件を迎えたものであって、いわば、自ら招いた帰結というべきである。そうすると、前述の事実は、被告人にとって、それほど有利に斟酌すべき事情とはいえない。

 

 なお判決に関しマインドコントロールを軽視していると俺が指摘したのは「翻って考えてみるに、まず、松本が説く教義や修行の内容は、およそ荒唐無稽なものであり、教義の中にはポアと称して人の生命を奪うことまで是認する内容も含まれ、また、松本から指示されたいわゆるワークは、約一〇〇〇丁の自動小銃の製造など著しい反社会性や違法性を有するものであって、通常人であれば、たやすく、松本やオウム教団の欺瞞性・反社会性を看破することができたというべきである」の部分です。

 

 正常な判断力を奪い、異常な価値観を刷り込み、判断力そのものを狂わせるのが、マインドコントロールです。

 

 マインドコントロール下にある者が自発的にカルトの欺瞞性・反社会性を看破できるのであれば、カルト教団の伸張など起き得ないものです。