明けましておめでとうございます㊗️

今年は龍・竜・辰尽し


それは小さな街でのお話し。

竜は一寸にして昇天の気あり

と言われ幼児の頃から天才と褒めそやされて育った子がおりました。



臥竜鳳雛(がりょうほうすう 」と将来を期待されましたが所詮は小さな田舎町の事、日本は広い。



しかし「竜攘虎搏(りゅうじょうこはく)

学校で一人の少年に出会い、お互いに切磋琢磨。



やがて少年は青雲の志を立て、「足元から竜が上がる」が如く、がむしゃらに難関校に挑もうとしました。



が、担任からは「屠竜(とりょう)の技」と引き止められ「竜の鬚を撫でる」様なものだと諭されました。



しかし、益々やる気を起こし「竜の鬚(ひげ)(アリ)が狙う」如く、邁進して東京の有名校の「登竜門」に挑む。



奇しくも、まぐれで「竜が雲を得る如し

見事に「時至れば蚯蚓(ミミズ)も竜になる

竜の水を得る如し」と意気盛ん。。。



しかし、いざ合格してみたら、自分の目標がなくなり「竜頭蛇尾」。



都会の誘惑に負け。。。怠惰な生活。。。

白竜魚服(はくりょうぎょふく)

夜の街を徘徊。。。

酒・麻雀と遊び放題。。。

特に麻雀は「なきの竜」と異名を取るほど。。。



竜を描きて狗()に類す

学生とは名ばかり。

学業は「画竜点睛を欠く」有様。



竜馬のつまずき、龍の駒にもけつまずき



亢竜(こうりょう)悔いあり」 



天に昇りつめた竜は、あとは下るだけ。。。

結果、自堕落な生活が親にばれて、親の「逆鱗に触れる」。




しかし、改心して「辰巳下がり」の穏やかな青年に。。。



嘉辰令月(かしんれいげつ

さる女性と、めでたく縁を結び平凡に暮らしましたとさ。。。



コレはあくまで言葉遊びのフィクションです。