今晩は!
どうでもいいヨタ噺の時間ですよ。
ご家庭や職場でチョットしたネタ噺をお届け!
お弁当のご飯の位置といえば左下に詰められているのが一般的ですよね。
そのご飯の位置が最近「左」から「右」に変わってきています。
お弁当のご飯が左だったのは平安時代からの伝統で、左側に重要なものを配置するという「左上位」の考え方に由来しています。
例えば、左大臣のほうが右大臣よりも偉いなど官位でも左上位の考えが反映されていました。
この考え方から和食では主食のご飯を「左」に配置する様になったと言われています。
しかし、1000年以上続く日本の食文化に、この数年で変化が起きており、それは最近のお弁当はご飯の位置が「左」から「右」に変わっている事。
スーパーやコンビニなどのお弁当を見てみると、確かにご飯が右側にあるものがあります。
それは、最近では多くの業界で人間の視線がどう動くかということをシッカリ研究しているせい。
人間の視線は左上→右上→左下→右下とZ型に動くとされ、これを「Zの法則」と言います。
まず左上を最初に見て、そこにあるものに人間は惹かれるのです。
昔は白米であるご飯がとても大事にされましたが、現在、健康志向で炭水化物を避けたいと思っている人も多くなり、そこで、ご飯を左から右に移し、おかずを左側に配置するようになりました。
実は、これによりお弁当の売上が上がったというデータもあるそうです。
また、スーパーなどで販売されるお弁当は右下に値段シールが貼られることが多く、左がご飯・右がおかずだとおかずがシールに隠れてしまうため、ご飯を右側に配置しているという理由もあるそうですよ。。。
札幌市街中心部、電車通沿いにあるビルの地下飲食店街。
今日のお店は「らーめん逍遥亭」さん。
昼はらーめん、夜は居酒屋スタイルのお店です。
暖簾をくぐり入店。。。
カウンターのみ、女将さんのみののワンオペで・・
おやッ?ご亭主は?
姿がありません。。。
コチラのお店は、釧路にあった「塩屋ゆうじろう」さんが、札幌で開いたお店で、以前は札幌駅前の「札幌ら~めん共和国」にも出店していたそうです。
お店の看板「塩麺」850円を口頭注文。
鳥と鰹と野菜の出汁に鮭の魚醤を加え、ボリビア産天然岩塩を使ってるそうです。
開店直後とあって、まだ酔客はいません。
やがて、そこに「塩麺」登場!!
澄んだスープの上には、大きめチャーシュー、カイワレ、細切りメンマ、ネギ、白胡麻、それ真っ赤な「クコの実」がチョコんとのっています。
先ずはスープを一口!!
アレッ?以前よりマイルド。。。
アッサリとした透明なスープは優しい塩味。
鳥と鰹、野菜ベースのスープは和風の味わいです。
鮭の魚醤も使っているそうで、何処となく味に深みがありそう。
塩分も然程気にならず、ジンワリと胃に滲みる旨さ。 。。
麺は 「さがみ屋」さんの中細縮れ麺で、色は白っぽく、素麺を連想させます。
釧路の細麺と札幌の縮れ麺をコラボした麺だとか・・
加水率高めの麺は、スルスルと喉越しは良いのですが・・
チャーシューは大きくてホロホロ。
崩れるくらい、柔らかです。
「クコの実」はラーメン屋さんでは、あまり見かけない具材ですね。
以前、クコが入っている理由をご亭主に尋ねた事がありました。
「クコは漢方薬では血圧を下げる役目があるんです。塩ラーメンですからね。。。」とご亭主、悪戯っぽく和かに・・
「それからクコの実は丹頂の頭をイメージして乗せてるんです」
釧路愛の強いご亭主ですね。
ふと見ると女将さんがモヤシのヒゲを丁寧に取っておられますよ。
スープの最後の一滴まで頂きました。
丼の底には「塩屋ゆうじろう」の文字が。。。
途中入って来られた常連のお客様が「アレ?お父さんは?」
「入院したのよ!」と女将さん。
お会計の時ご亭主に「お父さん、大丈夫?」と尋ねると「たまには休みを取らないとね」と明るく女将さんが応えられましたよ。
ご馳走様😋でした。
ご馳走様でした。
今回の「らーめん逍遥亭(塩屋ゆうじろう 札幌店)」さんは☆☆☆☆☆☆とさせて頂きます。
いつも最後まで読んでくださって
本当に有難うございます。
ラーメン以外の画像はネットより拝借しました。
有難う御座います。