今晩は!

どうでもいいヨタ噺の時間ですよ。

ご家庭や職場でチョットしたネタ噺をお届け!


鰯は、日本ではニシン科のマイワシとウルメイワシ、カタクチイワシ科のカタクチイワシの、3種類の総称として呼ばれています。



食卓では、鮮魚としてだけでなく、いりこ、煮干しやメザシ、ちりめんじゃことしてもお馴染みですよね。



日本では、縄文時代の貝塚から鰯の骨が多数出土しています。

このことから、日本人は原始時代にはすでに鰯を沢山食べていた事が解っています。

奈良・平安時代には、鰯の干物は朝廷への献上品だったとされていますが、皇族や貴族など身分が高い人たちは口にしていませんでした。



鰯の語源は、多く獲れるが鮮度劣化が早いことから「卑(いや)しい」からとも、「弱(よわ)し」からだともいわれています。 

鰯は、庶民が食べる下賤な魚であり、高貴な人が食べるのは卑しいとされていたのです。

ところが平安時代に世界最古の長編小説「源氏物語」を書いた紫式部は、大の鰯好きだったという逸話があります。



紫式部は「源氏物語」を執筆する前の20代後半、1520歳年上の貴族・藤原宣孝(のぶたか)と結婚しました。

紫式部も夫も貴族の出身で、鰯は「自分たちが口にするものではない」という認識でした。  

しかし、紫式部は鰯が大好き。 

夫の留守中に鰯を焼いて食べたところ、帰宅した夫がこもった鰯の匂いに気づきます。



 

夫にとがめられた彼女は、すぐさま和歌を詠んで切り返しました。

「日の本にはやらせ給ふ石清水 まゐらぬ人はあらじとぞ思ふ」

現代語訳/日本で流行っている石清水(いわしみず)八幡宮に参らない人がいないように、こんなに美味しい鰯を食べない人はありますまい



京都府八幡市にある石清水八幡宮


石清水八幡宮は、平安時代は京の都と国家を護る神様として、皇室からあつく信仰されていました。紫式部は、石清水(いわしみず)の「いわし」と、魚の「イワシ」を掛けて和歌を詠んだのですね。その話が広まり、宮中の女房言葉で鰯のことを「むらさき」と呼ぶようになりました。

このエピソードは、江戸時代の近代的国語辞典「和訓栞(わくんのしおり)」などに書かれています。

しかし、室町〜江戸初期に成立したとされる「御伽草子(おとぎぞうし)」では、紫式部ではなく、平安中期の歌人・和泉式部(いずみしきぶ)の話として書かれています。



エピソード自体が後世の創作だったという説もあり、紫式部が本当に鰯好きだったのかは、はっきりしていませんが、平安時代の貴族もこっそり食べずにはいられないほど鰯が美味しかった、と伝えたかったのかもしれませんね。。。



ネットを見ていたら大好きな「ラーメンとめ治」さんが丸井今井大通館10F1129日までの期間限定で出店しているとか・・

「ラーメンとめ治」さんは北18条にあり、HBCのカーナビラジオにレポーターで出ていた大森俊治さんのお店です。

期間限定なので急いで出かけました。

地下鉄大通り駅から地下歩行空間から丸井今井大通館さんへ直接入れます。



丸井今井大通館さんの10F11時過ぎとあって、まだ暇そうです。

入り口にはとめ治さんの暖簾がデカデカと。。。



暖簾をくぐって券売機。

メニューは3種類のスープの中から選ぶ形ですが、今回は「伊吹いりこ中華そば」1000円)を購入。




伊吹いりこは最近人気がありますね。

お嬢さんに渡して、窓際のカウンター席に案内されます。



アレ?北18条の「ラーメンとめ治」さんはワンオペ。

コチラはお嬢さんスタッフが二名と男性がお一人。。。

記念に貰った領収書をよく見ると「Harapeco」の名前が・・

Harapeco」さんは社食やお弁当を手掛ける会社。

なるほど🧐




窓の外は札幌のビル群が一望。

暫し眺めに心を奪われました。

すると、お盆に乗って「伊吹いりこ中華そば」登場!!



胡椒缶が添えられています。

「お好みで胡椒をお使いください」との事。



やや濁りのあるスープの上にはロールチャーシュー、紫玉葱の微塵きり、小葱の微塵きり、濃いめのメンマ。

若干、スープが少ないですね。

まずはスープを一口!!



おっ‼️来る‼️来る‼️

伊吹いりこの風味と旨味。。。

伊吹いりこが、うまく旨味を纏めています。

動物系の出汁はさほど感じません。

伊吹いりこ‼️ 伊吹いりこ‼️

でも、白口のカタクチイワシが上級とされますが、その中でも鱗のついた俗称「銀つき」とよばれる

いりことは若干違いますね。



麺はさがみ屋製麺の黄色っぽい低加水のストレート麺。

スープとの相性も中々良いですね。

でも本店の麺とは違いますね。



ロールチャーシューがもう少し厚かったら嬉しいかな。 

しかし、シンプルな麺にはこのくらいが邪魔しなく、良いのかもしれませんね。




紫玉葱も緑の小葱もアクセントとしては良い役割。。。


でも、やはりスープの量が少な目なのと低加水の麺で、最後は麺のみを食べる事に。。。


帰り際にお嬢さんに「とめ治さんの味とはチョット違いますね。監修がとめ治さんで運営がHarapecoさんですか?」と尋ねると「そうです。次回はスープカレーのらっきょさんが入りますので、宜しくお願い致します」との事。






 ご馳走様です。

今回の「ラーメンTOMEJI /とめ治 丸井今井札幌店 」さんは☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

いつも最後まで読んでくださって本当に有難うございます。

ラーメン以外の画像はネットより拝借しました。

有難う御座います。