今晩は!

どうでもいいヨタ噺の時間ですよ。

ご家庭や職場でチョットしたネタ噺をお届け!


ラーメンに入っている麩。



思えば不思議な食べ物です。

何も着けなければ、タダの味気ない食べ物。

しかし、汁を吸ったら・・美味しい食べ物に変身。。。

生麩は南北朝時代一室町時代初期頃(14世紀頃)、中国より日本に伝えられました。

南北朝時代に書かれた「嘉元記」正平71352年)510日条に登場する「フ」の記述で(なお、同条に「フ」と併記されている「ウトム」がうどんの最古の記録とされています)。

当時は「麪筋(めんきん)」とも呼ばれ禅僧にとって貴重な蛋白源であったといわれています。



安土・桃山時代(16世紀)の茶人、千利休は初めての茶会に生麩を使い、後に生麩を焼いた「ふのやき」を茶会の菓子として用いていました。



この「ふのやき」が焼き麩の始まりだといわれています。 

江戸時代になると、生麩は庶民にも広く伝わり、地域によって独特の変化をとげていきます。

宮城県、岩手県の特産で、別名「油麩」と呼ばれている仙台麩



山形県庄内地方の特産の庄内麩



山口県の特産の安平麩(あんべいふ)



新潟県特産の麩、車麩



名古屋近郊で作られる角麩。。。

飽食の時代と言われている現在、麩は高タンパク・低カロリーな健康食として地味に注目されています。。。


JR桑園駅の高架下。。

ガタンゴトンと列車が通る度に鈍い音が響きます。。。



やって来たのは、JR桑園イーストプラザ 1F

飲食店が10軒ばかり入っており、近隣の皆さんに愛されているお店が多数。。。



いつもの様にしょうゆラーメンを頂きに伺いましたが・・

値段は680‼️

昨今の値上げブームの中、流石にコレでは申し訳ない‼️

メニューから「太麺背脂ラーメン」830円をチョイス。

ラーメン一杯800円が不思議ではない時代。。。



カウンターで大人しく待ちます。。。



やがて「太麺背脂ラーメン」登場!!



スープが一面に広がる背脂によって、パッと見には醤油ラーメンに見えません。

白っぽい感じのスープですよ。

鰹節の香りが一瞬鼻腔をくすぐります。


先ずはスープを一口!!



ベースはしょうゆラーメンと一緒でしょうか?

鶏などの動物系に、様々な節を合わせて。。。

嗚呼‼️良い香り。。。

塩っ気も抑えめで、しょうゆも抑え気味に使ったスープは、背脂が風味を一層増して、美味しい😋

だけど背脂は一杯入っていますが、脂っこい感じは有りません。



麺は太麺‼️

しょうゆと同じく、須藤製麺でしょうか?

イヤァ‼️太い‼️

「嘉元記」に書かれている「ウトム」でしょうか

この麺、うどんに使っても然程気にならないくらい。

麺肌は艶やかで、滑らかな喉越し。。。

イヤァ。。。美味しい麺ですね。



チャーシューはモモ肉の噛み心地のあるタイプ。。。

このチャーシューは好みとチョット違います。



メンマはコリコリ。。。

浅めの味付けでラーメン全体に邪魔してはいません。



そして、スープをタップリ・・嘉元記に登場する「フ」‼️

「いせのじょう」さんのシンボル的な麩はスープを吸って美味しい‼️



水菜はほうれん草より存在感がありますね。



斜めの細切りのネギもシャキシャキして、美味しい。。。



茹で玉子はシンプルタイプ。。。

コレは。。。要らない。。。


イヤァ!!スープ旨い‼️

最後の一滴まで頂きました。


帰り際に「コレは白醤油ですか?」と店長さんに尋ねると「普通の醤油ですが、抑えめにしてあります」との事。。。



ご馳走様です。

今回の「餃子と麺 いせのじょう 桑園高架下店」さんは☆☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

いつも最後まで読んでくださって

本当に有難うございます。

ラーメン以外の画像はネットから拝借しました。有難う御座います。