今はスッカリ死語の仲間入り。

「イカす」

イカすとは、中々良い。洒落ている。気が利いているの意。


イカ酢 よっちゃんは関係ありません‼️


元々、イカすは性的な絶頂に達するように仕向けるという意味の「行かす」からきている軍隊で使われた俗語の様です。


1958年、人気絶頂だった石原裕次郎さんが映画の中で、何かにつけて「イカすぜ」「イカしてるぜ」と口にして爆発的に流行しました。



最も「イカす」は裕次郎さんのみならず、美空ひばりさんの「白いランチで十四ノット」では「チョイといかすぜマドロス娘」、フランク永井さんの「西銀座駅前」では「いかすじゃないか西銀座駅前」、神戸一郎さんの「俺はハイティーン」では「いかすあの娘はハイティーン」、雪村いづみさんの妹の朝比奈愛子さんの「いかしてるぜ」など、男も女もいかしたり、いかされたりの、色んな歌謡曲に使われており、裕次郎さんの専売特許ではありません。

しかしながら、裕次郎さんは女性だけでなく同世代の男性も憧れる存在で、カリスマ性と洗練されたスタイル、魅力的な表情などで大人気を博した裕次郎さんが使った言葉が、当時の同世代の若者の間で定着したと見られています。

「イカす」の持つ「格好よい」「洒落ている」といった意味合いと、石原さんの魅力が重ね合わされているようですね。



因みに、昭和33年(1958年)には流行歌(「西銀座駅前」歌:フランク永井)の歌詞にも使われ、この年の流行語になっています。



しかし、裕次郎さんの死と共に死語の世界に・・

と思ったら、「イケてる」として渋とく残っています。。。


今日のカップ麺は「ホープ軒本舗監修 東京背脂豚骨醤油ラーメン」。



ホープ軒本舗は、1938年に創業した東京・吉祥寺に店舗を構える豚骨醤油ラーメン店。

1935年に開業した屋台「貧乏軒」がルーツで、東京の背脂豚骨醤油ラーメンの始祖と言われ、昭和から変わらない白濁豚骨を使う背脂チャッチャ系ラーメンが人気のお店だそうな。。。



因みに調べてみるとスタートラインで重複する部分はあるものの、千駄ヶ谷「ホープ軒」とは別物だそうです。

千駄ヶ谷「ホープ軒」はお邪魔した事ありますが・・

果たして再現度はと聞かれても、吉祥寺のお店は知りません。。。

パッケージは「ホープ軒本舗」と同じイエローベースに赤の文字。

昭和の雰囲気が漂うデザインでとても目立ちます。

コレは千駄ヶ谷も同じ。。。



お湯を入れて3分。

仕上げの小袋を入れて、底からよくかき混ぜれば出来上がり!!

立ち上るニンニクの香り。。。





先ずはスープを一口!!

豚骨醤油スープは、口に入れた瞬間は濃厚な旨さが顔を出しますが、すぐに何処かに行っちゃいます。。。

シツコクなく、たしかにアッサリとした味わいは、お店の味の再現

千駄ヶ谷のホープ軒では、もっと味わいが長続きした様な・・

最も、もう何十年も前の事だから、自分の思い込みかも。。。

このカップ麺はパンチは軽めです。





肉そぼろに味がシッカリとついていて、意外に美味しく食べられました。


最後まで背脂感が楽しめる濃厚仕立て。


でも、どこかアッサリ。。。


ホープ軒の記憶はあるものの、このカップ麺はイカしてません。。。


この年の流行歌は「星はなんでも知っている」

平尾昌章さんの甘い歌声が印象的な曲でした。




☺️🤔