今晩は!

どうでもいいヨタ噺の時間ですよ。

ご家庭や職場でチョットしたネタ噺をお届け!


NHK大河ドラマ「どうする家康」。

松本潤さん演じる徳川家康がいかに戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのかを描いています。



が、史実とは違うとか、色々話題になっていますね。

最も、ドラマですからね〜脚色もあり・・🫢

それにしても、武田信玄役の阿部寛さんや武田勝頼役の眞栄田郷敦さん。。。

強そうですね。



演じる武田勝頼、まさか、この9年後滅亡するとは・・

ところで、今日は戦国時代「命名の法則」のお噺。

武家の男子、皆が名前に用いる漢字を通字と言います。

例えば織田なら「信」、武田家も「信」、家康以降の徳川は「家」、北条家は「氏」、足利将軍家は「義」、という具合です。



武士の名は、ほとんどが「信長」のように漢字二字ですので便宜上、名前の漢字を「上字」(信長なら「信」)と「下字」(信長の「長」)に分けますね。

こうした家では当主となる可能性のある人は「織田『信』長」のように、上字が通字になります。

又、地位が上位の人が、下位の者に、自分の名前の一字(通常は、通字ではない方)を与えることもよくありました。

織田信長の「長」を与えられたのが義弟の浅井長政(かっては賢政)や家臣の丹羽長秀。



徳川家康も、家臣の榊原康政に「康」の字を与えています。 

武田信玄の父は「信虎」。

それで、信玄に仕えた家来も、年配の人は「虎」の字を使っている人が多のです。

(甘利虎泰、飯富虎昌、秋山虎繁(少し前までは信友)、室住虎光(少し前まで諸角虎定)等々。

では、なぜ信玄は家臣に「昌」の字を与えたのか

問題は信玄。



信玄の名は「晴信」です。

では「晴」を家臣に与える? 

それは出来ません。

なぜなら、「晴」は、将軍である足利義晴から頂戴した大事な字だから。。。

じゃあ、「信」を与えましょうか? 

ダメダメ‼️

それは武田家の大切な通字だから、一族以外には名乗らせない。

信玄はそこで、「昌」の字を家臣に与えたのです。

(山県昌景、内藤昌秀、土屋昌続、その弟の昌恒(片手千人切りの土屋惣蔵)、原昌胤、曽根昌世)。

この「昌」ですが、どこから来ているのでしょう? 

一説には、信玄の曾祖父の「信昌」の「昌」を使ったとも。



肝心な武田勝頼ですが、武田信玄が滅ぼした諏訪氏の姫である諏訪御寮人を母にしており、征服した諏訪を円滑に治めるために諏訪御寮人との間に生まれた男児(勝頼)に滅ぼした諏訪氏の家督を継がせた為、武田氏の通字(先祖代々その家の当主が名前に使っている字のこと)である「信」の字ではなく諏訪氏の通字である「頼」の字を使った「諏訪勝頼」を名乗らせた様ですヨ。。。


今日のカップ麺は、明星食品の「明星 札幌らーめん信玄 コクみそ味」



札幌近郊の石狩市と札幌市にお店のある札幌ラーメンの人気店「札幌らーめん 信玄」の味を再現するカップ麺です。 

札幌ススキノにある「南6条店」は札幌でも屈指の行列店。

爺ィも並んで頂いた事が有りますが、「すみれ」や「純連」「彩未」など「純すみ系」のお店は、表面に浮かぶ大量のラードや、山椒や生姜といった特徴があり、味噌自体が注目されることが少ない様に思われますが、「信玄」のスープは白味噌がフワッと香る味噌味が特徴で、味噌の甘みと玉葱を炒めた風味が混ざり合い、優しい「らーめん」に仕上がっているように感じます。 



このカップ麺は「すすきの」の「南6条店」がモデル。。。

「信州(コク味噌)」をイメージしたのでしょうか?



にんにくの香りを効かせた調味油で仕上げる味噌スープ。。。




熱湯を注いで5分間。。。

蓋を開けて、別添の調味油を注ぎ入れます。

この時点でニンニク・味噌の香りがホワッと。。。






先ずはスープを一口!!

とんこつベースのみそ味スープ。

スープ表面に豚脂を浮かせ、こってり感を出していますよ。

札幌ラーメンのお店の味を再現したカップ麺は数多く発売されていますが、その中ではコッテリ感は強い方ではなく、「すみれ」などのカップ麺に比べると大人しい感じになっています。 

「調味油」には、ニンニクと共に野菜の風味も感じられ、お店のラーメンでは炒めたモヤシと玉葱が入っており、その臨場感をカップ麺で再現しようと試みています。

ただ、玉葱の風味が少なく、モヤシが強く、若干の違和感が有ります。。。


麺は中太麺です。

角麺であることや縮れが強すぎることで、お店の麺とはチョット異なった食感ですよ。 



具材は細切れのチャーシューに、モヤシ、ネギの組み合わせです。 

細切れチャーシューはそれほど沢山入っておらず、お店のチャーシューは大きめでトロトロした食感で美味しいのですが、その再現度は。。。

カップ麺でチャーシューの再現は過ぎた望み。。。


チャーシューの他には、ネギとモヤシが入っています。

どちらも実際の「信玄」のラーメンでも入っているもので、カップ麺にはネギが沢山入っています。


お店のラーメンだと、モヤシと玉葱の炒めた風味がスープに良く染み出していますが、今回はその役目を特製油が。。。

確かにモヤシの風味は強く感じられますが、肝心な玉葱の風味が少なく、イマイチバランスの悪い印象を与えます。。。


☺️☺️😅