新しい年を迎えて初めて見る夢が「初夢(はつゆめ)」。

皆さんは見られました



おめでたい初夢として、「一富士二鷹三茄子」という諺がありますね。

これは、夢に見ると縁起が良いとされるものを順に並べたものです。

では、なぜ富士と鷹と茄子なのでしょうか?



「富士山は日本一の山だし、鷹も、鋭い眼光で高い空を悠々と飛んでいるから、何となくわかります。でも、野菜の茄子が縁起が良いの



「一富士二鷹三茄子」の諺は江戸時代初期には既にあり、江戸時代中期の旅行家・百井塘雨(ももい とうう)の紀行『笈埃随筆(きゅうあいずいひつ)』、江戸時代の国語辞書『俚言集覧(りげんしゅうらん)』、喜多村信節(きたむら のぶよ)の随筆で、江戸時代後期の風俗の百科事典とも言われる『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』、江戸時代後期、平戸藩主・松浦静山 (まつら せいざんの随筆『甲子夜話(かっしやわ)』などの文献に記載されています。



由来は諸説あり、最も有力なのが、徳川家康の好物や駿河国の名物を並べたという説。
徳川家康が隠居後の居城としていたのが、駿河国にあった駿府城。



日本一の富士山、富士山麓に棲む鷹は鷹の中でも最高の種、駿河国で生産される茄子も逸品であることから、優れたものの象徴として三つを並べたというものです。

変わった説では日本三大仇討を由来とする説

富士は曽我兄弟が、建久41193)年528日、源頼朝が行った富士の裾野の狩り場で、父の仇・工藤祐経を討った事件。



後に『曽我物語』としてまとめられ、江戸時代になると、能・浄瑠璃・歌舞伎・浮世絵などの題材に取り上げられ、人気を得ました。

鷹は赤穂浪士の主君・浅野家の家紋が鷹の羽。



茄子は荒木又右衛門の生誕地である伊賀の名産品が茄子。



寛永111634)年117日、渡辺数馬と荒木又右衛門が、数馬の弟の仇である河合又五郎を伊賀国上野の鍵屋の辻(現・三重県伊賀市)で討った事件で、「鍵屋の辻の決闘」「伊賀越の仇討ち」とも言いいます。

ところで、「一富士二鷹三茄子」には続きがあることをご存じですか?
四以降についても諸説あります。

『俚言集覧』(自筆本)の欄外に、「一富士二鷹三茄子」の後に続けて「四扇五煙草六座頭(しせん ごたばこ ろくざとう)」とした書き込みがあります。

なお、「多波姑」は煙草のこと。

「一富士二鷹三茄子四扇五多波姑六座頭」の形が広く使われたわけではなく、後に四以下を付け加えたと考えられています。



同じ内容を挙げた辞典類の多くは、『俚言集覧』を出典としています。
一説として、「一富士二鷹三茄子」と「四扇五煙草六座頭」はそれぞれ対応しており、富士と扇は末広がりで子孫や商売などの繁栄を、鷹と煙草の煙は上昇するので運気上昇を、茄子と座頭は毛がないので「怪我ない」と洒落て家内安全を願うとも言われています。。。

因みに爺ィには「毛がない」ので、縁起良さそう・・


今や恒例行事となったチビ達からの「福袋」



中身は・・「ラーメン」‼️



全国各地のインスタントラーメンがふんだんに入っています。



勿論、広島ラーメンも入っていましたよ〜


チビ達‼️有難う‼️