今晩は!

どうでもいいヨタ噺の時間ですよ。

ご家庭や職場でチョットしたネタ噺をお届け!


営業時間は夜の十二時から朝の七時頃まで、人呼んで「深夜食堂」。



強面のマスター(小林薫)が包丁を握り、メニューは「豚汁定食」のほかは、ビールと酒、焼酎のみ、あとは出来るものなら作ってくれます。

その「深夜食堂」の常連客の一人に地回りのヤクザである竜(松重豊)がいます。マスターの作る「赤いウィンナー」が大のお気に入り。



タコの形をしたウインナーを口に運ぶ姿がなんとも味があります。



しかし・・

「タコの形をしたウインナー」を日本で最初に考案したのは?

実は料理研究家・尚道子さん(しょう みちこ、19202002年)だとされています。


尚道子さん

1953年(昭和28年)生まれの次男の尚承(しょう つぐる)さんは幼稚園に通うようになった頃、食べるのが嫌いでやせ細っていました。

母の道子さんは、そんな承さんのお弁当を作る時に頭を悩ませていました。

承さんの唯一のお気に入りはタマゴとキュウリのサンドイッチ。

そのサンドイッチのお弁当の「おかず」にウインナーを入れましたが、当時のウインナーは赤色のものが主流で、皮が硬く、ツルツルして箸でも掴みにくかったそうです。

道子さんは、そんなウインナーに切れ目を入れて、食べやすくし・・

その結果として、切れ目が入った赤色のウインナーはタコの形になりました。



タコのウインナーが誕生したのは承さんが5歳の時、1959年(昭和34年)の事でした。

そして、現在ではタコのウインナーはすっかりお弁当の定番のおかずとなっています。

因みに、尚承さんの曽祖父は琉球王国最後の国王・尚泰王(しょう たいおう、18431901年)。



また、道子さんの妹・岸朝子(きし あさこ、19232015年)さんは料理記者であり、1968年(昭和43年)から雑誌『栄養と料理』の編集長を10年間務めました。

「料理の鉄人」の試食の際の「おいしゅうございます」という表現でも知られる朝子さんは、「タコのウインナーは姉の尚道子が生み出したもの」だと色々なメディアを通して伝えています。

(タコの形をしたウインナーは「タコさんウインナー」と呼ばれることが多いが、「タコさんウインナー」はプリマハム株式会社が有する登録商標)



電車に乗ったのは久しぶり・・




ましてや「学園都市線」は初めてです。

円山から大通りで札幌駅へ・・

更に「学園都市線」で「あいの里教育大」駅で下車・・

目的のお店は駅前にありました。



20224月にオープンしたお店です。
全国でもその名をとどろかせる東京の人気店「らーめんせたが屋」でおよそ10年間修行した経歴をもつ店主が営む鶏と豚の二枚看板のラーメンを提供するお店。

 


カウンター8席とテーブル席1つのこじんまりとしたお店です。
オーダーは券売機。



人気NO 1の「味玉しょうゆ」870円。

以前TVの取材で「笠岡ラーメン」を参考に独自のラーメンを作り上げたそうです。

「笠岡ラーメン」は元々備中地方、特に井笠地区を含む備南エリアは養鶏が盛んで、「かしわ」が安く大量に手に入る環境にあり、また、井笠地区は鴨方を中心に備中手延べ麺などの製麺業が盛んで、麺文化になじみが深かった為、安く手に入る食材を利用し、地元民に馴染みが深く気軽に食べられる料理として、「かしわ」を使ったラーメンが生まれたといわれています。



待つ事暫し・・

「味玉しょうゆ」登場!!



醤油色の強い鶏出汁の清湯です。

鶏チャーシューはシッカリタイプのモモと、シットリタイプの胸肉、メンマ、四万十川直送の「あおさのり」、味玉、斜めにカットされた青ネギ。。。

先ずはスープを一口!!



ポップに「丸鶏をメインに・・昆布・煮干し・貝柱などを合わせた和出汁」とあるように、柔らかな口あたりのスープ。。。

美味しい。。。

若干醤油が強くて、全体のバランスが崩れ気味ですが、食べ進めるに内に、然程気にならなくなります。

鶏の癖も一切気にならず、旨い!旨い!


麺は全粒粉を使った「札幌麦伸堂」の中細のツルツル麺。

素材の旨味が凝縮されたスープが麺にシッカリと絡む、全粒粉いりの麺自体とともに小麦の風味や喉越しがよく、美味しい麺です。





鶏モモと胸肉のチャーシューは「笠岡ラーメン」のお約束ですが・・

爺ィは・・豚が良かったなぁ・・

 



メンマは軽い味付け。



それより「あおさのり」が、なんとも言えない口あたり・・



 味玉も味がシミシミ・・


美味しゅうございます♪


ご馳走さまでした。

スープの最後の一滴迄頂きました。


帰り際にご亭主に「塩はやらないのですか?」

和かに「限定でやるつもりですよ」

「ご馳走さまでした。又来ます!」

人柄の良さそうなご亭主に見送られ・・

お店を出ると電車の時間が迫っていて駅迄猛ダッシュ‼️

危うく乗り損ねるところでした。


店舗情報

店名

麺屋 くりた

電話番号

050-5890-2357

住所

札幌市北区あいの里一条6‐2‐2 ネオシティあいの里 1F

営業時間 

[月~木]11:0015:00/17:0020:30(L.O)
[土·日·祝]11:0015:00

日曜営業

定休日

毎週金曜日、第2.4土曜日

駐車場 



ご馳走様です。

今回の「麺屋 くりた」さんは☆☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

いつも最後まで読んでくださって

本当に有難うございます。

ラーメン以外の画像はネットより拝借しました。

有難う御座います。