今晩は!

どうでもいいヨタ噺の時間ですよ。

ご家庭や職場でチョットしたネタ噺をお届け!


「鳴かず飛ばず」という言葉を辞書で調べてみると「何の活躍もしないでいる様」とあります。



恐らく殆どの方は期待をしていた人が全く活躍せずに、期待はずれだった時に「鳴かず飛ばず」という言葉を使いますよね。
そのため「鳴かず飛ばず=うだつが上がらない状態」という意味と捉えがちですが・・

しかし「鳴かず飛ばず」の本来の意味は、実はもっとポジティブなもの。。。

「将来の活躍に備えて行いを控えて、機会を伺っている様子」を指し、いずれは大きく変貌を遂げて進化することを予感させる言葉なんです。
「鳴かず飛ばず」は古代中国の故事が語源・由来となっている言葉。



中国が春秋時代だったころ、荘王が楚の君主として即位した後、3年間は全く政治に関わらないどころか、毎日のように遊んで暮らしていました。



そして、自分のことを諫(いさ)めようとする者は死刑にするというお触れまで出されていたのです。

しかし、それでも王のことを考えて、荘王を諫める伍挙(ごきょ)という家臣が現れます。
伍挙は荘王に対して以下の謎かけを行いました。

「丘の上に三年間鳴くことも飛ぶこともしない鳥がいました。この鳥はどのような鳥だと思いますか?」


「一鳴驚人」(一たび鳴かば人を驚かさん)=書・吉岡和夫


この謎かけに対して荘王は「三年も飛ばない鳥ならば、いざ飛び上がれば天を突くように高く飛び、三年も鳴かない鳥ならば、鳴いた途端に人を驚かせるだろう」

と答えたのです。

そして、相変わらず遊び呆ける生活を続けていたところ、次に蘇従(そしょう)という臣下が現れて荘王を諫めました。

荘王が「私を諫める者は死刑にすると言ったはず」と蘇従を咎めると、蘇従は「王が私の意見を聞き入れてくれるのなら、死刑になろうと構いません」と答えました。



その後、荘王は伍挙と蘇従を忠臣として政務につかせ、荘王自身も見違えるような変貌を遂げて政治に励むようになったのです。
国民もこれを大いに喜び、楚は大国へと発展を遂げていくのでした。



「敢えて三年間何もしなかった」つまり、荘王は自堕落な王だったわけではなく、意図的に自堕落な王を演じていて、本当に国を思いやって、自分を諫める優秀な家臣が出てくる機会を伺っていたのです。

そして、実際に自分を諫める優秀な家臣が現れた為、重要な仕事を任せ、自分もここぞとばかりに政治に参加するようになったのです。
「鳴かず飛ばず」とは、この様に機会を伺って、後に大きな変貌を遂げる可能性を秘めている人に対して使われる言葉だったのです。。。


快晴です。。。



何もこんなお天気の日に地下に潜らなくても・・

お目当てのお店がある中央バス・バスセンター地下食堂街には、和・洋・中・・

様々なお店が入っています。



見えて来たのは、木の壁が印象的な外観です。




ドアがなく半オープンなお店で、チラリと見える赤暖簾・・

そうです!伝説のラーメン屋さん「富公」さんの暖簾が飾られているお店「紫雲亭」さん。

先客はお二人。

直ぐカウンター席に着けました。

メニューは、塩・醤油・味噌・味噌坦々麺・カレーラーメンなどなど・・




コチラのお店の「店主イチオシ」の塩ラーメン!
と思ったら「当店一番人気」は醤油ラーメン。。。

良くあるパターンですね。。。

「塩ラーメン」800円を「店主イチオシ」を信じてお願いします。


注文して、5分も経たずに「塩ラーメン」登場!!



白濁した豚骨スープの表面にはコラーゲンの膜。

旭川ラーメンで言われる「とん塩」。

スープの上には大きめチャーシュー、キクラゲ、メンマ、モヤシと玉ねぎの炒め物、天には刻みネギ。

スッキリとした佇まいですね。


先ずはスープを一口!!



うん?若干塩分濃度高め・・

で、後から豚骨や魚介の風味が追いかけてきました。

酸味も感じたのは「魚介」のせいでしょうか?

塩分濃度高めも食べ進めると慣れてきます。。。

スープは豚骨の風味が薄く感じたのですが、後口に塩味の余韻だけが残りました。


麺はメニューには「西山製麺に特注している麵で、水分を吸収しやすくなっているので、
お早めにお召し上がりください。」の断り書きがある様に、緩い中細の縮れ麵の旭川ラーメン。



でも札幌ラーメンの麺の特徴もある、不思議な麺。。。



チャーシューは、厚さがあり、食べ応えがあります。
味もシッカリ付いているのでチャーシューだけでも味わいながら頂けますよ。




キクラゲがプリプリで美味しく、メンマも甘口の味付けで美味しいものですね。



モヤシと玉ねぎの炒め物もスープと良い相性。。。

最後は、矢張りスープの塩っぱさが出てきて、最後の一滴までは行きませんでした。

今度は「当店一番人気」にします。。。

あいも変わらぬ「鳴かず飛ばず」の爺ィ。。。



店舗情報

店名

らーめん紫雲亭

電話番号

011-271-4010

住所

札幌市中央区大通東1-3 中央バス札幌ターミナル B1F

営業時間 

[月~金]

11:0020:00L.O.19:45

[土・祝]

11:0019:00L.O.18:45

定休日

日曜日・第1月曜日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

駐車場 

✳︎ 全席禁煙



ご馳走様です。

今回の「らーめん紫雲亭」さんは☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

いつも最後まで読んでくださって

本当に有難うございます。  

ラーメン以外の画像はネットから拝借しました。

有難う御座います。