しょうゆ#中央区南9条西16「らーめん向日葵」さん

今晩は！

どうでもいいヨタ噺の時間ですよ。

ご家庭や職場でチョットしたネタ噺をお届け！

空き地のとなりの家に住んでいる、神成さん（かみなりさん）。

のび太たちが飛ばした野球のボールのせいで、だいじな盆栽やガラスを壊されてばかり。

思わず「コラッ‼️」

写真機「段平さん」を相棒に写真を撮りまくる某お嬢さんも、口癖は「コラ！コラ！」

ところで、何故「コラ」なんでしょうか？

一説には「こら」は鹿児島弁が元々の言葉。

明治維新は薩長土肥が中核になって行われたといわれますが、その「薩」即ち薩摩、鹿児島の言葉。

「こら、こら」は元来は「もし、もし」という呼びかけの言葉で、鹿児島の俗謡に

「おごじょ、こら、こら・・ちょのげが落てた・・」

（お嬢さん！もし、もし。手ぬぐいが落ちましたよ）

「持たぬちょのげが、ないが落つかい・・」

（持っていない手ぬぐいが、なぜ、どうして落ちるものですか！）

当時は男女七歳にして席を同じくせず、の厳しい男女別の世界。

若い男が街中で若い女に声をかけるなど、もってのほか。

今みたいに簡単に「ナンパ」は出来なかったのです。

明治維新で薩長土肥からいろんな人たちが東京を始め大都市へ出てきて、薩摩の元下級士族が、今の警察の基となる「邏卒（らそつ）」という組織が誕生。

メンバーのほとんどが鹿児島出身者で、「コラ」がよく使われていたのが有力な説。

街の治安も乱れがちだった当時、「コラ」と日常的に声をかけます。

その際に鹿児島弁のイントネーションが強いこともあり、「ねぇ」と普通に呼びかけたつもりが怒っているように、高圧的に感じられてしまったことで、言われた方は？？という感じで歩き続ける、警官はイライラして大声で更に「おい！こら！」と言う。。。

元々は特に叱ったり怒鳴ったりする言葉という事ではなかったのですが、警官が多用したのでそうなったのでは？という話があります。

今の警官は優しいけど、昭和初期頃までは威張って怒鳴りつけてばかりの警官のことを「オイコラ巡査」と呼んだそうです。

西線エリアで菊水旭山公園通りより少し入ったところにある創業25年を超えた人気のラーメン店です。

ご亭主は洋食出身でその腕を活かした独自の洗練された札幌ラーメンが人気です。

因みに南5西24にある寅乃虎さんは向日葵さんの姉妹店で洋食時代のお仲間らしいです。

実はコチラのお店、駐車場がありません。。。

お世辞にも、繁華街とは言えず、目の前は幌西小学校。

正に、長年地元民に愛され続けたお店なのです。

地下鉄西18丁目から徒歩20分。。。

11時30分頃に到着。。。

お店は半分くらいの入り。

カウンター席5席とボックス席二つ。。。

調理場にはご亭主と奥さん二人で切り盛り。。。

メニューは見る迄もなく「しょうゆ」650円を口頭注文。

メニュー構成は「しょうゆ･しお･白味噌･赤味噌、醤油･味噌カレーなどラーメン類にミニカレーやチャーハンとのセット」もあります。

しばし後「しょうゆ」登場！！

やや醤油色の強いスープの上にはチャーシュー、ネギ、麩、ゆで卵。

天には刻みネギと胡麻がパラリ・・

先ずはスープを一口！！

スープは豚骨と魚介のダブルスープ。

「道内産のゲンコツ、丸鶏、モミシを8時間煮込んだ清湯スープと煮干し、日高昆布、鰹節、鯖節で仕上げた魚介スープと合わせています。

醤油は3種類の醤油に肉の旨味が溶け込んだチャーシューの煮汁に、赤ワインなどのを隠し味で深みのある味わいに仕上げています。」とお店のHPにある通り、所謂普通の醤油ラーメンとは趣きを事にし、見た目は昭和のラーメンですがオイリーな香味油に細かい背脂のコク、豚と鶏の味わいが良い感じに仄かな魚介の風味がします。。。

この味わいながら650円でランチタイムは小ライスもサービスとくれば、駐車場が無いのでパッと来て食べるのが少し難しいお店ですが、人気にならない訳が無いですね。