今晩は!
どうでもいいヨタ噺の時間ですよ。
ご家庭や職場でチョットしたネタ噺をお届け!
日光街道(奥州街道)の第一番目の宿として栄えた千住宿は、江戸四宿の一つです。
現在も北千住駅はJR常磐線、東武鉄道伊勢崎線、東京メトロ千代田線・日比谷線が集まり、駅周辺は賑わいのある商店街を形成しています。
地名の由来は足立区千住2丁目にある勝専(しょうせん)寺の千手観音が地名の由来とか、足利義政公の愛妾(あいしょう)「千寿の前」の生地であるとか、千葉氏の居住により千葉住村と称したなどの諸説があります。
勝専寺の千手観音
そんな千住にある足立区立の小学校は「千住」ではなく「千寿」を学校名に使っています。
と言うのも江戸時代から既に「千住」も「千寿」も両方使用されていたのです。
下の画像は、平成14(2002)年に千寿第二小学校と合併する以前の明治7(1874)年創立の千寿小学校の校章です。
現在の校章では「壽」ではなく、「寿」を使っています。
土地の名称としては江戸時代以来、一貫して「千住」が公称となっており「検地帳」「郷帳」といった幕府の土地台帳で確認することが出来ます。
しかし「千寿」の様に「寿」を用いるのは、祭礼の際の表記などで「瑞祥名(ずいしょうめい)」つまり目出度い意味のある言葉を使って、祝ったり、縁起をかついだりする目的があります。
また、街道を管轄する道中奉行もしばしば「千寿宿」という表現を用いており、宿場という機関の名称でも使用される事があることがわかります。
つまり、町名、地名としては「千住」、機関名、瑞祥名としては「千寿」を使う場合があるという事だったのです。
近代を迎える明治時代以後も、この伝統は残り、地名表記(戸籍や住所)では「千住」の表記を用いていますが、学校名では「千寿」の表記が用いられています。
コレは「寿」という文字に、皆んなが喜びと発展や永続するという願いを込めたと思われます。。。
昨年に引き続き「千寿」さんを再訪です。
「正油」も美味しかったのですが、やはり「味そ」がコチラのイチオシ!!
地下鉄西11丁目駅から徒歩6分。。。
2年前は自衛隊の方々が雪像作りに励んでおられましたが・・
大通公園は、ただ雪の中・・
火曜の11時半に到着。
先客もまばら・・やはり天候のせい?
「いらっしゃいませ〜」
ご亭主と奥様とお嬢さん3人が笑顔で切り盛り。
メニュー表は壁に貼られているのみ。。。
迷わずメニュートップの「味そ」780円を注文。
三味共同じ値段。
でも・・
なぜ「そ」だけ平仮名なんでしょう??
増税後も価格据え置きでしたが、とうとう値上げ。。。
仕方ないですね。
やがて「味そ」登場!!
「すみれ」系でありながら、商売上手な本家とは違いチャーシュー2枚、味玉一個分、メンマ、刻みネギ、西山製麺ではなく一柳製麺の麺。。。
まずはスープを一口!!
スープは豚骨、鶏に魚介類を合わせニンニクや生姜をたっぷり使ったスープ。
洋食の手法を取り入れたというなんとも深い味わい。
山椒などの独特のスパイスが香ります。
味そは甘めの、ジンワリ身体に染み込む美味しさ。。。
インパクトも強めの味わいです。
一瞬ワイルドだと思うも、洗練されたスープは中々美味しいですよ〜
「○みれ」よりずっと美味しい!!
麺は「一柳製麺」の中くらいの太さの玉子麺で縮れはかなり軽めです。
茹で具合は中々で加水は高めですが、モチッとしていて美味しい麺。
チャーシューは皮付きで厚みがあり柔らかく、ほど良く口の中でとろける食感は中々良いものです。
野菜はネギと中華鍋で炒めた少なめのモヤシ。
もう少しモヤシがあればいいかな。。。
味玉はシンプルの味わいですがほど良い半熟具合。
好印象!!
メンマはシャクシャク。。。
スープの最後の一滴まで頂きました。
「有難うございました〜」
お店の方々から丁寧なご挨拶を頂き、お店から出ると後続客がズラリ・・
矢張り人気店・・
「千寿」のラーメンに、お客様が喜びや永続する様にという願いを込めています。
そうそう、コチラのお店。「木村カエラ」さんもファンだって・・
覚えています?「木村カエラ」さん。。。
店舗情報
店名
千寿(せんじゅ)
電話番号
011-281-1101
住所
札幌市中央区大通西8-2-39 北大通ビル B1F
営業時間
11:00~15:00(当面の間)
定休日
日曜日
新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店前に店舗にご確認ください。
駐車場 無
ご馳走様です。
今回の「千寿」さんは☆☆☆☆☆☆とさせて頂きます。
いつも最後まで読んでくださって本当に有難うございます。
ラーメン以外の画像はネットより拝借しました。
有難う御座います。