今晩は!

どうでもいいヨタ噺の時間ですよ。

ご家庭や職場でチョットしたネタ噺をお届け!


秋も深まりましたね。

緑だった木々の葉も紅葉真っ盛り。

秋は「芸術の秋」。

ある日のこと、目についたのは「杮落し公演」の文字。




ンンッ!!??・・

これは「柿(かき)」??

何か違和感!

調べてみます。。。

「柿(かき)」は、右側のつくりの部分は「市」で、上部は「なべぶた」(横棒の上に点が乗っている)。

一方「杮落とし」の「杮(こけら)」は1本の縦棒が横棒を突き抜ける形で、上から下までつながっているのです。

つまり、市の真ん中が貫いているか、どうかの違い!

因みに「杮(こけら)」の意味ですが「新明解国語辞典」(三省堂)によると「材木を削った木片。けずりくず。[狭義では、屋根をふくのに使う薄い板を指す。]」とあります。



そして「こけらおとし」の項目には「[建築工事が終わって足場などの杮(こけら)を払い落とすことから]新築の劇場や映画館で行われる最初の興行」と記されています。

また「日本語源大辞典」(小学館)には、参考項目の2番目に「木片を意味する語は、次第に「こっぱ(木っ端)」に代わられ「こけら」は屋根の葺板をさすことが多くなっていった。劇場の新築落成を祝う初興行の「こけら落とし」もこの語に由来する」と載っていました。

昔は劇場に瓦を使うことが許されず、新築や改築工事の最後にこけら葺きの屋根に残った木屑(こけら)を払い落して綺麗にすれば劇場が完成することから、完成後の初公演を「こけら落とし」と言うようになったのです。

又、市の真ん中が貫いているのは、公演が最初から最後まで貫き通せる様にと言う意味もある様です。



「柿(かき)」と「杮(こけら)」。

一見すると同じ字に見えますが、意味はまったく違います。

パソコンやスマートフォンなどで打ち込む際には、字体(フォント)によってはまったく同じ字と勘違いしてしまいますので、字体による見え方にも注意してください。



書く時にも気を付けて!!


よく見れば違いがあるモノですね!!



札幌市宮の沢のバスターミナルの裏手にある、古民家を改装したような個性的なお店です。

今日はすみれ系味噌ラーメン以外でラーメン活動の杮落としをしたい!!




入口にあるポップには「鳥ガラベースのあっさり系スープに何昼夜も寝かせ熟成させた。。。」とあります。

店内に入ると6席ばかりのL字のカウンター席。



御亭主お一人で切り盛り。。

以前お邪魔した時は確かテーブル席もあり、奥さんらしき方もいらしていた様な。。。



注文はメニューの一番人気「寝かし味噌ラーメン」850円。

開店直後、既にお二人の先客が。。。

ガテン系のお客さん。

御亭主のワンオペで、暫しラーメンを待ちます。

その後、後続客がドンドン。。。

皆様ガテン系。

ガッツリ食べたいのでしょうか?

密かに人気店です。



暫し後、「寝かし味噌ラーメン」登場!!



味噌スープの上にはチャーシュー、細めのメンマ、刻みキクラゲ、刻みネギ。。。

茹で玉子半分。

結構ボリューミー!!



先ずはスープを一口!!

丁寧に抽出した鶏ガラ清湯スープに40種類の食材を加え一ヶ月位寝かせた味噌ダレを加えたものとありましたが、なる程、味噌と野菜の甘みと鶏ガラの旨みが口に広がります。

スープはラードが入らないアッサリ系。

しかも、味噌もさほど主張しない感じです。

御亭主は月を見立てた茹で卵がトレードマークの「三代目月見軒」さんの出身。

月見軒さんと言えば村中系とは違う味わいで人気の老舗。

すみれ系のラーメンとは一線を画すラーメンですよ。



麺は森住製麵さんの中細縮れ麵で加水高め。

大鍋で泳がせ平ざるですくう拘りのザ・札幌麺。



箸で崩れるトロトロ豚腿チャーシューは見た目と異なりトロトロ、しかも塩分控え目。

美味しい!!



細切りのシナチクとキクラゲがたっぷり載ってます。




スープの最後の一滴まで頂きました。





店舗情報

店名

麺や 六根

電話番号

011-666-0144

住所

札幌市西区宮の沢11丁目7-1

営業時間 

11:3020:00

スープがなくなり次第終了

日曜営業

定休日

水曜日 第三木曜日

新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

駐車場 有(店舗前3台)



ご馳走様です。

今回の「麺や 六根」さんは☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

ガッツリ行きたい時はオススメ!!

いつも最後まで読んでくださって

本当に有難うございます。