今日の夜噺は・・・


今日は不思議な人のご縁のお話。

江戸時代、日本を統治していたのは徳川家。

将軍は家康の直系から選ばれていました。

それに次ぐ地位が、尾張、紀州、水戸の徳川御三家で、水戸藩の初代藩主は徳川家康の11 徳川頼房。



頼房には正室がおらず、側室が9名いました。

ある日、正式な側室ではなかった久子が身ごもりました。

しかしものすごく嫉妬深い側室が、久子の堕胎を頼房に懇願。。。

頼房は仕方なく家臣の三木之次に堕胎を命じました。

あまりにも久子を不憫に思った三木之次は、三木家に久子を匿い、密かに出産させました。



その子は、幼い時から非凡な才能を発揮、めきめき頭角を現し、立派に成人。。。

そして頼房が嫡子と、ついには後継ぎと認めるまでになったのです。

この子こそ、徳川光圀、のちに水戸黄門と呼ばれる人。



 三木之次がいなければ、水戸黄門は、この世に誕生していません。。。


札幌で旭川ラーメンシリーズ2

札幌の旭川ラーメンNo.1は何処だ?

前回は「旭川ラーメン ななし」さん

今回は「旭川ら~めん むら山」さん



お昼時を大きく回った時間。

店内は空いています。

入店時、消毒を済ませてカウンターに腰掛けますが、相変わらず席がびっちりで、窮屈。。。



一人一人プラ板で仕切られているので、尚更窮屈。。。



メニューは・・頭の上・・


「正油ら~めん」750円を注文しました。

アラっ?値上がりしました?


ご亭主と美人ちゃんとの2人体制。


暫しのち「正油ら~めん」登場!!



オオっ!正に旭川ラーメンの顔。

透明感がある薄茶色のスープの中には、チャーシュー2枚、メンマ、刻みネギ。


先ずはスープを一口!!



おおっ!

これぞまさしく旭川醤油って味のスープ。

鶏ガラ・豚骨そして魚介スープの組み合わせは定番ですけど安心感、安定感があります。

しかし、今日のスープはどことなく薄い感じがします。

塩分濃度も丁度よく、醤油ダレの角もとれていい感じのスープなんですけどね。

感じるのは味の素の風味・・

さては親父、出汁が少なくなり、慌てて水増し、旨味調味料で味を整えたかな?

でも美味しいから良いや!



麺は藤原製麺さんのザ・旭川麺です

加水率少々低めの白っぽい、若干細めの縮麺。



チャーシューは噛み応えのあるタイプ。

味付けもシッカリしており、良い感じ。



メンマは結構太めで短いけど歯応え、味付け共に美味しいメンマ。

スープの最後の一滴まで頂きました。

味の素って優秀。。。


大正7年、三木之次の子孫の三木啓次郎は、幕末の桜田門外の変で亡くなった水戸浪士の

お墓参りに大阪の四天王寺を訪れ、寺の前でアイデア商品を売っている青年に出会いました。


三木啓次郎氏と和泉屋13代の女将千代:福渡温泉神社 


三木啓次郎氏は、その商品を見た時に100%売れると確信、自らの田畑を売った資金を青年に投資しました。

そのお金で青年は、アイデア商品を大量生産し販売したところ、瞬く間にヒットし、会社は順調に成長し、やがて大企業の社長となりました。

そのアイデア商品こそ、二股ソケット。



そして青年こそ、パナソニックの創業者 松下幸之助氏。



松下幸之助氏は、三木啓次郎氏に恩義を感じ、何とか恩返しをしたいと考えに考え抜いて、松下電器一社提供のナショナル劇場ドラマ「水戸黄門」を世に送り出したのです。。。



時代を超え、人と人を繋ぐご縁。。。

カッカッカッ!

あの甲高い笑い声もヒョットしたら聞けなかったのですね。。。


ウォッホッホッ・・楽しんで頂けましたか?

明日から4月16日まで札幌は外出・往来自粛要請が出ました。

暫くは外出出来ませんね。。。




店舗情報

店名

旭川ら~めん むら山

電話番号

011-552-8888

住所

札幌市中央区南6条西17-2-3  

営業時間 

11:0021:00

日曜営業

定休日

木曜日

駐車場 (店前軽自動車2台、店から少し南に契約駐車場2台あり)



ご馳走様です。

今回の「旭川ら~めん むら山」さんは☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

いつも最後まで読んでくださって

本当に有難うございます。

画像はネットから拝借しました。

有難う御座います。