今宵も「爺ィの夜話」をどうぞ!

143話は・・

611日は傘の日

1989年(平成元年)に日本洋傘振興協議会(JUPA)が制定。


日付はこの日が暦の上で「梅雨入り」を意味する雑節の一つ「入梅」になることが多いことから、梅雨の必需品・傘の販売促進と使い方などモラルの向上が目的としています。


洋傘は江戸時代後期の1804年(文化元年)長崎に入港した清からの唐船の舶載品目の中に「黄どんす傘一本」との記述が見られます。



これ以前にも、安土桃山時代に堺の商人が豊臣秀吉に傘を献上した記録など、洋傘が海外から日本に持ち込まれた形跡はありますが、江戸時代の「黄どんす傘」が洋傘として特定できる最古の記録とされています。



因みに、どんす(緞子)とは、室町時代に中国(明)から伝えられたとされる絹の紋織物で、地は繻子(しゅす)織(サテン)で、地と表裏が反対になった繻子織の裏組織で模様を織り出したものです。

光沢があり高級織物の代名詞。

厚地のものは礼装用の帯地、薄地のものは布団や座布団の生地として使われます。

明治に入り洋傘の輸入本数は多くなり、文明開化の波と共に洋傘は一気に市民の手に渡っていきました。



1868年(明治元年)に刊行された「武江年表」という書物に「この年から庶民にも洋傘が普及し始めた」との記述がされているそうです。



「かとうらーめん 月寒店」

何故か無性に食べたくなるラーメンです。

なんでかなぁ?

特別に美味しい?

イヤっ!

もっと美味しいラーメン屋さんがある!

じゃあそっちに行けば?

でもね。。。

そんなラーメン屋さんです。





店内はカウンターが調理場向きと 、背中合わせにある不思議な配置。


ご亭主と奥さんが二人で切り盛り。

「いらっしゃいませ~」

お二人の声掛けでカウンターに腰掛け、定番の「醤油らーめん」621円(税込670円)をお願いします。

何時もながら不思議な値段!

しかもメニューの下には「当店は魔法使いや錬金術師・・」などどジョークがサラリと書いてあります。




暫しのち「醤油らーめん」登場!!



スープの濁り具合、麺の細さ、色。

パッと見からして、ザ・旭川ラーメンそのものずばり。

大き目なチャーシュー、ネギ、メンマ。

シンプルなラーメンです。

お久しぶり!

先ずはスープを一口!! 



ゥンゥンッ!旨いッ!

豚骨に魚介の旨味が巧みにブレンドされているのですが、矢張りこちらのお店のラーメンは何故か弱々しい。。。

もう少しパンチある味わいが欲しい。

でも、脂がしつこくない為、飽きることなくスープを飲み進めるのですが・・

卓上のスリ胡麻をタップリ入れて・・

矢張り・・

 


加水低めのヤヤ細目の麺は矢張り「加藤ラーメン」のお馴染の麺。

低加水の麺はスープを良く吸い・・美味しい!



チャーシューは期待どうりにガッカリさせてくれます。

「ななし」さんの様に美味しいチャーシューがあるのに、このチャーシューは。。。






スープの最後の一滴まで頂きました。

今日はショックな事があり・・・

何故だかコチラのラーメンが懐かしくなり・・

心の中では矢張り「シッカリしろッ!」と自分にも喝を入れています。

でも・・

ショック!!



傘を使わなくても良い様に「てるてる坊主」を吊るした事ありませんか?



遠足や運動会などのイベント前に、チリ紙を使って作ったものです。


「てるてる坊主」は、平安時代に中国から伝来した「掃晴娘(さおちんにゃん)」という、伝説上の女の子がもとになっているとされています。


「掃晴娘は、箒(ほうき)を持った女の子を模した紙人形です。雨雲を箒で払って晴天をもたらしてくれると信じられていました。

日本では江戸時代、庶民の家の軒先に「てるてる坊主」が広く飾られていました。

その目的は日本では古来、雨を降らせるための「雨乞い」や晴れ間をつくる「日乞い」の儀式が行われていました。

雨が降らない様にとの願いだけではなかったのですね。



この儀式に僧侶が関わることが多かったため、いつからか天気の回復を願うのは僧侶の役目となり、人形の頭を丸刈り(坊主頭)にして「てるてる坊主」になったと言われています。


江戸時代の書物に「のっぺらぼうのてるてる坊主つるして」という記述があるように、目や鼻などの表情を書き入れずに吊るします。



これは、先に顔を書いてしまうと、吊るした日に雨が降った場合、墨がにじみ、「泣いたような表情になって雨を降らす」といういわれがあるからです。

ですから、瞳など顔を書かずに吊るし、無事に晴れた場合だけ顔を書き入れます。

そして、神様に供えるお酒を添えて川に流すことが一連の作法でした。

雨が降った場合、顔は描かずに処分。。。

童謡「てるてる坊主」の中では、3番に「そなたの首をチョン切るぞ」という歌詞が出てきますが、お経を唱えれば降り続く雨を上がらせると評判だったお坊さんが、ある時、殿様の命令で翌日晴れるよう祈願して失敗し、その罰として首をはねられてしまいました。

そのお坊さんの首を白い布でくるみ、吊るすと、次の日は嘘の様に晴れ渡ったという民話が元になっていると言われます。。。

丁重に扱わなくては「てるてる坊主」の呪いが・・

怖いですね。。。

それにしてもショック!!



店舗情報

店名

かとうらーめん 月寒店

電話番号

011-854-6008

住所

札幌市豊平区月寒東513丁目1-23

営業時間

11:0020:00  

(土・日は~21:00まで)

日曜営業

定休日

水曜日(祝日の場合は営業)

駐車場 有(店横2台)




ご馳走様です。

今回の「かとうらーめん 月寒店」さんは☆☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

いつも最後まで読んでくださって本当に有難うございます。


ラーメン画像以外はネットから拝借しました。

有難うございます。



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