慶応41868)年211日の江戸城重臣会議において、徳川慶喜は恭順の意を表し、勝海舟に全権を委ねて自身は上野寛永寺に籠り謹慎。。。




海舟はこのような状況を伝えるため、征討大総督参謀の西郷隆盛に書を送ろうとし、高橋精三(泥舟)を使者にと思いましたが、彼は慶喜警護から離れることができませんでした。

そこで「ワシ」に白羽の矢が立った。

この時、刀がないほど困窮していた「ワシ」は、親友に大小を借りて官軍の陣営に向かいました。

39日「ワシ」は益満休之助と官軍の駐留する駿府に辿り着き、伝馬町の松崎屋源兵衛宅で西郷と面会し海舟の手紙を渡し、徳川慶喜の意向を述べ、朝廷に取り計らうよう頼みました。



この際、西郷から5つの条件を提示される。それは、

  • 一、江戸城を明け渡す。
  • 一、城中の兵を向島に移す。
  • 一、兵器をすべて差し出す。
  • 一、軍艦をすべて引き渡す。
  • 一、将軍慶喜は備前藩にあずける。

というものであった。このうち最後の条件を「ワシ」は拒んだ。西郷はこれは朝命であると凄んだ。これに対し、「ワシ」は、もし島津侯が(将軍慶喜と)同じ立場であったなら、あなたはこの条件を受け入れないはずであると反論した。西郷は、江戸百万の民と主君の命を守るため、死を覚悟して単身敵陣に乗り込み、最後まで主君への忠義を貫かんとする「ワシ」の赤誠に触れて心を動かされ、その主張をもっともだとして認め、将軍慶喜の身の安全を保証した。これによって奇跡的な江戸無血開城への道が開かれることとなった。



つまり「江戸無血開城」の道を開いたのは「ワシ!山岡じゃ家!!」

という訳で今日のお店は中央区南2条西1丁目の「ラーメン山岡家 2条店」さんで今年322杯目の拉麺。

今日は「グダグダで」すいません。

狸小路2丁目交差点界隈をブラブラしていると何時も匂ってくる豚骨臭!!



何時も通る度に・・気になっていましたが、何時も満員!





でも良く見れば、南2条店はカウンターのみで椅子の後ろを通る事が出来ないほど手狭です。





だから入り口が何ヶ所もあり、道路側から見ると何時も一杯に見えたんですね。



最初の入り口を入るとすぐに券売機。

「醤油ラーメン 670円をチョイス!

店内は先客お一人のみ。。。

券売機横のカウンターに座って・・

アララッ?熱いですよ!



良く見ればカウンターの向こうに寸胴がいくつかあり加熱の真っ最中!

失礼してカウンターの位置を変えて・・

暫しのち「醤油ラーメン」登場!!



家系ラーメンの様で、少し違う!

茶色の醤油スープの上には大き目の角海苔3枚。下が見えそうで・・

下にはチャーシュー、刻みネギ、ほうれん草。

なんだかシンプルですね。

メンマはない。。。


先ずはスープを一口!!



ん〜んッ!塩分高めですよ〜

でも豚骨スープは臭みもなく甘さ、風味豊かなラーメンスープ。 

しっかりとした白濁系の豚骨スープです。

ご飯と一緒なら丁度良い味付けですね。



麺は太麺のストレート系で、このコッテリスープにはこの麺ですね。



チャーシューはモモ系の少し硬い歯応えのあるタイプ。

ほうれん草が少なくて、これでは入っている意味があるのか?




スープの最後の一滴まで頂きましたが・・塩っぱい!!




男女お二人体制で切り盛りされてましたが男性が注文の入る度に二階に上がって行かれるのは何故??


官軍が警備する中を「朝敵徳川慶喜家来、山岡鉄太郎(鉄舟)まかり通る」と大音声で堂々と歩行していった事は西郷隆盛をして「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない」と賞賛させました。


致仕後、勳三等に叙せられたが、拒否していたところ、勲章を持参した井上馨に、「お前さんが勲一等で、俺に勲三等を持って来るのは少し間違ってるじゃないか。(中略)維新のしめくくりは、西郷と俺の二人で当たったのだ。俺から見れば、お前さんなんか褌かつぎじゃねえか」と啖呵を切った事も。。。



実家の知行地であった埼玉県小川町の割烹旅館「二葉」には、鉄舟が好んだ料理「忠七めし」が伝わっている。米飯に海苔、薬ネギ、ワサビ、ゆず、などを散らして、カツオ出汁をかける。二葉主人の八木忠七が、山岡から「料理に禅味を盛れ」と注文され、山岡が得意とした剣をワサビ、禅を海苔、書をユズで表現したという。

二葉の看板は「鉄舟の揮毫」



明治2年(1869年)、明治天皇の京都行幸の際、明治天皇から手土産の相談を受け、山本海苔店二代目山本德治郎に相談したことで、味付け海苔が創案された。

山本海苔店の商品のいくつかは「鉄舟の揮毫」



木村屋のあんパンが大好きで、毎日のように食べていたともいわれるていて、木村屋の看板も「鉄舟の揮毫」



侍従として明治天皇に10年間仕えた山岡鉄舟。
江戸無血開城の本当の主役は西郷と山岡のおかげ!

その生涯は「剣・禅・書」に生きた人。。。

彼こそ「ラスト・サムライ」!!



店舗情報

店名

ラーメン山岡家 2条店

電話番号

011-242-4636

住所

札幌市中央区南三条西1-2-1

営業時間 

24時間営業

日曜営業

定休日

無休

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

駐車場 無

✳︎完全禁煙



ご馳走様です。

今回の「ラーメン山岡家 2条店」さんは☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

矢張り豚骨醤油は美味い!!

いつも最後まで読んでくださって本当に有難うございます。



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