貴方はギャング映画はお好き??

レオナルド・ディカプリオの「ギャング・オブ・ニューヨーク」デンゼル・ワシントンの「アメリカン・ギャングスター」

あれっ??



ギャングとマフィアの違いは・・

でも今日は「ギャング」という言葉。

陸の上では一般的に「ギャング(gang)」とは暴力的な犯罪集団のことですが、海運業界で「ギャング」とは、「船から貨物を積み卸す荷役作業の労働者チーム」のことを言います。



在来船では船内荷役の労働者の単位で1ギャング4人~13人程度(船、貨物の種類によって人数は違います)、コンテナ船ではガントリークレーン単位で8人程度のようです。「この作業だったらワンギャンで1日、ツーギャンで半日かなあ」(ひとつの荷役グループでの作業なら1日、ふたつのグループでするなら半日)などのように使用されます。

では海運用語の「ギャング」とアメリカの「ギャング」、何か関係があるのだろうかという疑問が沸々と湧いてきたので調べていくと、以下のホームページを発見。

海運雑学ゼミナール/社団法人 日本船主協会のホームページによると「gang」の語源はドイツ語やオランダ語で「行進」「行列」を意味する言葉だそうです。



そして現在のオランダ語で「gang」は「通路」という意味。この言葉がイギリスに渡り、行進や行列をする港の労働者集団が「ギャング」になり、「通路」という意味からgangboard(ギャングボード)・gangway(ギャングウェイ)=船と陸または埠頭の間に渡された踏み板、渡船橋、舷門 という海運用語として使用されていることが解りました。



でも「Gangway」は少し変わった意味合いもあるようです。

大航海時代の帆船にまで遡りますが、2隻で帆走中の海賊達の行き来(交流)に

架けられた本船の舷側と相手船の舷側間の梯子の通路という意味。



或いは、本来の海賊として一般商船に襲いかかる際に、前もって作って舷側に立て掛けてあった「長い板切れ」「梯子」「タラップ」等を、相手船の舷側に倒し、その上を海賊達が渡り、相手船に襲い掛かったそうです。



これは海賊達(盗賊)が渡る(通る)「長いはしご」から、「Gang」が通る「way」と言う事で「Gangway」に派生したという言い伝えです。 

つまり「gang」=「海賊」だったのですね。

gang」??んッ??

という訳で今日のお店は中央区南3条西3丁目の「クラブギャング(CRAB GANG)」さんで今年304杯目の拉麺。

今日は「マンマです」すいません。



すすきの交差点から直ぐ北。



「いくらつっこ飯」で有名な有名な「はちきょう」さんの系列のお店です。

もうすぐ3時になるんで、やっているかな?

暗い階段を地下に下りて・・お店やってる?

そんな雰囲気の中で、チャンと暖簾がかかっています。




お店に入って直ぐ券売機。

味噌?塩か?醤油はありません。

トッピングも色々・・



悩ましいメニュー構成です。

お店の一押し「カニミソ味噌らーめん」890円。

ポチッと押してチケットをお渡ししてカウンターに座ると店内は薄暗いBARの様な感じ。





ハードボイルドだぜ!!

は古いかな?

お店特有の「蟹」が入ったラーメンが生まれたきっかけは「はちきょう」さんのスタッフが食べていた「賄い」賄いで提供されていた、北海道の漁師料理・鉄砲汁が「おいしい」とスタッフさん同士で話題になり、この蟹の出汁を活かした新しい札幌ラーメンを作りたいとのプロジェクトが立ち上がったそうです・・

成る程!蟹は北海道ではお馴染みの食材。

ありそうでなかった「蟹ラーメン」!

カウンターの内側では店長さんがお一人で切り盛り。

昼時を、とっくに過ぎていたのでお客さんは無し・・

暫しのち「カニミソ味噌らーめん」登場!!



ぐるっとカウンターを回って店長がお届けいただいたのは、「CRAB GANG」とロゴが配された赤い四角い丼。

赤丼が味噌。白い丼が塩なのかな?

味噌スープの上の蓮華の上には蟹肉がこんもりと盛られ、チャーシュー、海苔、生玉ねぎ、ワカメ、メンマ、糸唐辛子。

中々賑やかです。

先ずはスープを一口。



その前に蓮華の蟹肉をいったんチャーシューの上に避難させて・・



ウンウンッ!蟹の出汁がしっかり効いています。

鉄砲汁の良さを残した味噌スープが味の肝とか。

繊細な蟹の風味を邪魔しないよう鰹などの魚節類は一切使用せず、昆布のみでベースの出汁を作り上げポイントとなるのは、カニミソ。出汁と味噌ダレとともにカニミソをスープに溶かしており、円やかさの中にも蟹の風味が活きた味わいに仕上げたとありますが、本当に蟹の風味いっぱいのらーめんです。

でも飲み始めて直ぐに「飽き」を感じます。

決して不味い訳ではなく「蟹」「味噌」「カニミソ」「チャーシュー」・・具材のバランスがあまり・・



麺は「札幌製麺」のザ・札幌麺。この複雑な味噌スープとは相性がいいような・・そうでもないような・・



チャーシューは味付けは薄めで蟹肉と喧嘩する訳ではなく控えめな感じのチャーシュー。

蓮華の上のこんもりいっぱいの蟹肉は「ずわい蟹」。



蟹殼でシッカリと出汁をとってあるので、この蟹肉は・・見た目のインパクト??



具財は糸唐辛子、メンマ、ワカメといろいろと凝っているようですが・・

矢張り具材のバランスはあまり・・

もう少し具材を整理して値段を下げる工夫を凝らして頂きたいです。


スープの最後の一滴まで頂きました。


コチラのフェブサイトには「クラブギャングとは、蟹の鉄砲汁からヒントをもらい、蟹のCRAB 鉄砲汁は蟹の足の身をほじくるところが 鉄砲に火薬を詰めている様に似ているから鉄砲汁と名付けた 

鉄砲=ギャング笑」とあります。

鉄砲で撃たれない様に口はチャック!!


明治初期、日本に外国の文化や書物が入ってきた頃のこと。

当時の日本人は、欧米の外国語、特に英語のことを「蟹文字」と呼んでいたというのです。




日本語は縦書きに書かれますから、横書きの外国の文字を初めて見た当時の人々はさぞかし不思議に感じたのでしょう。

横書きと、蟹が横に歩くことをかけてそう呼ばれたんですね。

因みに「タラバガニ レッドキングクラブ(Red king crab)」



「ズワイガニ スノークラブ(Snow crab)」




「毛ガニ ヘアークラブ(Hair crab)」

やっぱり、タラバガニは、見た目からしてカニの王様にふさわしいからか、「赤い王様」

そして、カニしゃぶなどでもお馴染みのズワイガニは、冬場の蟹鍋をイメージさせる「スノー」

毛ガニは、日本語の名前と同様、まるで毛が生えているかの様ですので、「ヘアー 毛」と、とても分かりやすい呼び名

「花咲ガニ ブルーキングクラブ(Blue king crab)」



「ワタリガニ スイミングクラブ(Swimming crab)」



花咲ガニは、迫力のある見た目からか、「キング」確かに、トゲが立派で貫禄のある風貌ですので、納得です。

ワタリガニは、海を泳ぎ渡るその生態のまま、「スイミング」が付いているのですね。

どつかのママさんは通販で蟹を買ったそうですが・・

我が家の冷凍庫にはタップリ空きがありますが・・(*゚∀゚*)

安くて美味い蟹欲しいなぁ!!



店舗情報

店名

クラブギャング(CRAB GANG

電話番号

011-212-1962

住所

札幌市中央区南3条西3 TM-24ビル B1F

営業時間 

[月~土]

【昼】

11:3015:00

【夜】

18:00~翌1:00L.O)0:30

[日、祝]

11:3022:30

日曜営業

定休日

年中無休

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

駐車場 無

✳︎完全禁煙



ご馳走様です。

今回の「クラブギャング(CRAB GANG)」さんは☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

蟹はそのままが一番!!

いつも最後まで読んでくださって本当に有難うございます。




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