孫思邈(そん・しばく)は京兆(長安周辺)の人。
(この子は子供の聖人だ! しかし残念ながらこの子の才能は実用に向いているようではなさそうじゃ)と。。。
長じては孔孟より老荘の言を好み、北周の末には太白山に隠棲していましたが、後に楊堅(後の隋の文帝)が宰相となった時、国子祭酒(国立太学の学長)にと招きましたが、思邈は病を理由に応じず「楊宰相は賢者と聞くが、どうして招きに応じないのか」と問う親しい者達には
「過五十年当有聖人出。吾方助之、済人」
(五十年経つと本当の聖人が出現することになっています。わたしはその人を助けて、人民たちを救済しますから・・)と言って自若たる態度であったそうです。
五十年後、唐の名君・太宗皇帝が即位すると、思邈はすでにかなりの老人の域に達していたが、都に出て皇帝に拝謁した。このとき帝は思邈が老人なのにあまりにも若く、まるで童子にさえ見えるのに驚き
「有道者、誠可尊重」
(道を自分のものにしておられる方は、ほんとうに尊敬し重んじるべきである)として、爵位を与えようとしたが受けず、代わりに朝廷の相談役として時に諮問を受けることになりました。
その後、高宗皇帝の上元元年(674)に病を理由に帰郷し、以降、郷里にあって優れた青年たちと会話し、また著述に従事したそうです。
彼の教えに次ぎのものがあります。
「胆欲大而心欲小、智欲円而行欲方」
(大胆な一方で心配性でありたいものだ。思考は柔軟で、行動はまっすぐでありたいものだ)
これが「胆大心小」(たんだいしんしょう)の由来です。
大胆でありながら、同時に細かい点にまで注意を払うこと。
んッ??ありますね〜「大心」??
チョット待って!!
「大心と言えば」??
という訳で今日のお店は清田区北野3条5丁目の「札幌らーめん 大心 札幌本店」さんで今年285杯目の拉麺。
今日も「ダラダラ」すいません。
木造の外観で白地に黒文字で店名の書かれた看板と掠れた暖簾が目に付く老舗感あるお店。
駐車場は店の前に数台分あります。
店の中に入ると、席はカウンターと小上がりで中々の広さ。
お昼時とあって次々にお客さんご来店。
やはり地元の方が多いようです。
サラリーマンは炒飯のセットメニュー。
店は調理場の男性1人と接客のお母さんともう1人の女性1人で切り盛り。
ミニすり鉢にゴマが入った状態で先に提供され。。。
胡麻を擦りながらラーメンを待ちます。
暫しのち「味噌ラーメン」登場!!
如何にも味噌ですよ!と言った赤茶色のスープ。一味が若干入っています。
小さなチャーシュー1枚、クタクタメンマ、モヤシ、タマネギ、ハクサイの野菜炒め、刻みネギ。
スープは油がたっぷり浮いています。
先ずはスープを一口!!
味噌、出汁、薬味がそれぞれが良い感じで纏まっています。
出汁は豚骨と鶏ガラ中心とした動物系に野菜を合わせた様な意外にアッサリとした感じ。
擦った胡麻を投入!!
何も・・変わりませんね。。。
麺は「カネジン食品」の細く断面が正方形の縮れたプリシコの食感。
最初は硬めでしたが食べている間に適度に柔らかくなっていきます。
チャーシューは適度に歯ごたえのあるクラシックタイプ。
旨味は・・小さ過ぎてわからない!!
スープの最後の一滴まで頂きました。
「大胆」と言えば「大胆不敵」と言う言葉があります。「なにごとをも恐れず度胸がすわっているさま」を表します。
でも・・
恐れを知らず度胸がすわっているという意味の「大胆」は中国に古くからある言葉ですが敵を敵とも思わないという意味の「不敵」は日本での用法で、中国語では「不敵」は「相手が強すぎてかなわない」という意味になります。敵を敵ともしないという意味で使いたければ「無敵」としなければ変です。「大胆」と「不敵」を合わせた「大胆不敵」は日本製の四字熟語であり、正しく解釈するなら、「大胆だけど負けてばかりいる弱っちくてしかもおバカなヤツ」というのがその真意ということになるのでしょう。。。
こう言うのも「大胆不敵」
店舗情報
店名
札幌らーめん 大心 札幌本店
電話番号
011-375-8880
住所
札幌市清田区北野3条5丁目18-12
営業時間
11:00~21:00
日曜営業
定休日
火曜日
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
駐車場 有(店前横 8台)
✳︎全面禁煙
ご馳走様です。
今回の「札幌らーめん 大心 札幌本店」さんは☆☆☆☆☆☆とさせて頂きます。
いつも最後まで読んでくださって
本当に有難うございます。