「篝屋」とは中世の警察組織です。
そもそもは平安時代の令外官(りょうげのかん)。弘仁年間(810年―824年)の中頃に置かれ,やがて左右の検非違使庁ができ,別当以下の職員が定められました。
初め京都市中の殺人・強盗・謀叛(むほん)人などの逮捕が中心でしたが,のちには訴訟・裁判も行い,弾正台・刑部(ぎょうぶ)省・京職(きょうしき)などの仕事を吸収し,強大な権力をもちました。
が、武家の興隆に伴い検非違使庁の権限は衰退,鎌倉期以降は有名無実化しましたが「篝屋」は京都市政機関としては中世を通じて存続。
武家政権の鎌倉時代以降は京・鎌倉の警護にあたった武士の詰所を「篝屋」と指します。
1238年洛中警固のため辻々に御家人に篝火を焚かせるようになり,以後篝屋の制度が整備されてい来ました。1240年には鎌倉にも設置。
警固の武士を篝屋番役といい,京都の場合は初めは在京の御家人,のち西国の有力御家人が務めました。
篝屋番役は京都大番役(鎌倉時代,内裏・院御所諸門の警固番役)を免除され,一族が交代で受け持った篝屋に勤務したと思われます。
篝屋制度の確立により,京都警固の中心は検非違使(けびいし)から六波羅探題・御家人の手に移行。 。。
鎌倉の篝屋は保(地域行政の単位)の奉行人が管理・維持しました。
篝屋は「一遍上人絵伝」などから5間×3間の板屋で,楯を並べていたと考えられ,京都では左京のほぼ全域の辻々,および一条通以北にも一部設置されたと推定されます。
※武家名目抄・職名部「暦仁元年始めて京中の街衢に四十八ケ所の番屋を構へ京畿の武士京都警衛の役に従ふ輩に配当して非常を守らしむ。これを篝屋守護人とも篝屋武士ともよへり」とあります。
篝火燃料の続松(ついまつ)の費用を負担する篝屋料所が設定され,篝屋番役には年貢免除等の特典も与えられました。
又、篝屋番役の武士は鎌倉末期の戦乱では六波羅側の戦闘員として動員されています。
アララッ??「篝屋」??
アララッ?チョット待って!!
「篝と言えば」??
という訳で今日のお店は中央区北2条西3丁目の「銀座 篝 札幌店」さんで今年282杯目の拉麺。
今日も「マンマです」すいません。
北2条西3丁目、sitattesapporo B1F
「銀座篝 札幌店」
爺ィには不釣り合いな場所です。
お洒落な店内・・
京風おでんもあり、和食のお店かの様!
店内は広々としてカウンター席、二人テーブル、四人テーブル・・
家族連れにも入りやすいお店です。
勿論女性お一人様でも大丈夫!!
アレレッ?醤油ってあったっけ?
ならばと・・
「鶏白湯 醤油SOBA」1000円をお嬢さんに注文。
正直・・タケェッ!!
厨房では男性3名が忙しく立ち回っています。
暫しのち「鶏白湯 醤油SOBA」登場!!
やや茶色っぽいスープの上には、ヤングコーン、ラディッシュ、赤カブ、フライドポテト、アボガドスライス、カイワレ大根はそれぞれ色目が引き立つ配置。
具材がいかに並べたら見栄えが良いか考えた配置なんでしょうね!
先ずはスープを一口!!
濃厚鶏白湯は醤油感と鶏の旨味が上手くミックスされ中々美味しいですよ!
以前お邪魔した時よりレベルが上がっています。
というより札幌仕様に変えたのかな?
旨味・コク・風味全てが際立っています。
「三河屋製麺」と「カネジン製麺」の通い箱が・・
何方の麺かはわかりませんが、加水少なめの中太ストレート麺はぱっつんぱっつん・・濃厚スープによく絡み美味しいですね。
鶏チャーシューが3枚。
この鶏チャーシューは西区の「G○家」さんの方がシットリしています。
コチラのはチョットモサモサ!
味変用のフライドオニオンと生姜ですが、生姜を入れるとスープのお顔がガラリと変わります。サッパリ感と力強さ!!が出てきます。
やった!!チャーシューがもう一枚・・
と・・食べたらジャガイモ!!
七味と黒七味・・色々味変の道具がありますが、ペンライトの様なものは何??
調味料がありすぎて説明がなく、この辺りは不親切!
接客は感じ良く、女性スタッフの元気良い笑顔!!
気持ちが良いです。
でも・・1000円は・・ヤッパ爺ィには高いなぁ・・
でも美味かった!!
「篝」はその他にも色々な用語があります。
「はな‐かがり(花篝)」
〘名〙 夜桜を見るためにたくかがり火。特に京都祇園のものが有名。《季・春》
※青芝(1932)「日野草城」春「燃え出づるあちらこちらの花篝」
「もも‐かがり(百篝)」
〘名〙 「いなずま(稲妻)の異名。
※古今打聞(1438頃)上「秋の田の穂なみかがやくももかかりつかのまもただ君めかれせし〈朝教〉 ももかかりとは稲妻也」
「おお‐かがり おほ‥(大篝)
〘名〙 大きな篝火をたく鉄のかご。または大きな篝火。
※太平記(14C後)二九「大篝(ヲホカカリ)を焼(た)けば、八幡山にも相図の篝を焼きつづけたり」
「まんじゅしゅげ(曼珠沙華)」の異名。
※第2ブラリひょうたん(1950)「高田保」曼珠沙華「関西ではカガリというそうだが、かがり火のように燃えるとみたのだろう」
とか・・
それにしても・・お洒落なお店はお尻がムズムズします!!
店舗情報
店名
銀座 篝 札幌店
(ギンザ カガリ)
電話番号
011-200-0588
住所
札幌市中央区北1条西2-1-3 りんどうビル B1F
営業時間
[月~金] 11:00~23:00(L.O.22:30) [土・日・祝] 11:00~22:00(L.O.21:00)
日曜営業
定休日
年中無休
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
駐車場 無(※近隣に有料Pあり)
✳︎完全禁煙
ご馳走様です。
今回の「銀座 篝 札幌店」さんは☆☆☆☆☆☆とさせて頂きます。
やっぱ爺のには場違いな場所!!
いつも最後まで読んでくださって
本当に有難うございます。
明日はブログ更新が遅れます。
一泊旅行!楽しみ!