沖縄で爺ィの知ってる有名なお菓子は・・「ちんすこう」「サーターアンダギー」ぐらい。。。





でも、もっと親しまれているお菓子があるそうです。

「タンナファクルー」



庶民のお菓子として、明治時代から多くの「ウチナーンチュ」に愛されてきたお菓子だそうです。一風変わった商品名は、このお菓子を生み出した故玉那覇二郎さんが、色黒だったことから、玉那覇の「タンナファ」とあだ名「クルー」が組み合わさって生まれたとさています。

ただ黒糖による色合いから「玉那覇さんが作った黒い菓子」という説もあるようで。。。



沖縄戦で一時途絶えた経緯もあり、不明な点もある「タンナファクルー」

香ばしい匂いが漂う那覇市国場の住宅街で創業120年を迎える工場では3代目の大田靖代表が汗を流していました。

袋詰めまで全て手作業で、毎日1万個以上を製造。那覇市牧志の沖映通りの直売店のほか、県内量販店などに出荷され、学校給食や幼稚園のおやつとして注文が入ることもあるといいます。

「タンナファクルー」の製造工程はいたってシンプル。黒糖の煮出し液に小麦粉とふくらし粉を加えて練り上げ、薄く伸したものを丸く切り取り、オーブンで焼き上げるだけ。


母方の祖父で2代目の故玉那覇宏次郎さんは寡黙な職人気質で、配合やこね方は一切、教えてくれなかったそうで、材料をこっそり計り直して自分で試しては失敗を繰り返し、少しずつ覚えていった3代目大田代表。それ故に、菓子誕生の経緯や歴史などもほぼ聞かされていないといいます。




「那覇市史」には「玉那覇黒(タンナファクルー)は首里真和志町の玉那覇家が始めたもの。安価なので、庶民は光餅(クンペン)の代用品として用いた」と記されている様です。

那覇市文化財課の外間政明学芸員によると、琉球王国時代のお菓子は官職である「庖丁(ほうちゅう)人」が作る高級品で、庶民が口にすることはできないものだったそうです。




しかし王府解体に伴い野に下った職人らによって、庶民向けにも菓子が作られるようになっていき「クルアミグヮー」(黒砂糖のあめ玉)や、おこしの一種である「ハチャグミ」などさまざまなお菓子が生まれたようです。

中でも、腹持ちのいい「タンナファクルー」やまんじゅうは人気を集めたそうです。



大田代表によると、2代目の宏次郎さんはは戦中、旧日本軍の炊飯長を務め、戦後は外国船の乗員として経験を積んだそうです。

宏次郎さんは、ほどなく沖縄に戻り、菓子製造を再開。伝統菓子のみならず洋菓子も手掛け、次第に「タンナファクルー」を作り始めたといいます。

えっ?「タンナファクルー」を製造されている会社は??・・「丸玉製菓」

んッ??「まる玉」??


という訳で今日のお店は南区南三十三条西10丁目「まる玉食堂」さんで今年262杯目の拉麺。

今日は「マンマ」です!

すいません!  



ラーメンが一杯500円でいただける老舗食堂の「まる玉」

なんでも今年で「創業50年を超える」というとんでもなく古いお店。。

石山通り・・ハンドルきって枝道へ。

店はすぐに見つかりました。

車を停める場所がわからないので、お母さんに聞くと、店前で良い仕事とのこと。。。




店内に入るとそこは時が止まったようなザ・昭和のお店!!



カウンターに座ってメニューは頭の上。

「定食物」から「ラーメン」「丼」

お冷を頂き・・

注文したのは勿論「正油ラーメン」500

先客お二人は丼を注文。。。

母さん一人で作り始める。

増税の影響で値上げの、張り紙が・・

アレレッ?「かき氷」の機械がありますよ。



よく見れば「かき氷」の旗も・・

そういえば「和食堂」さんにもかって「かき氷」の機械があったなぁ・・

昔はラーメンとかき氷はセットだったのか?

暫しのち「正油ラーメン」登場!!



丼には「青龍」の名前が・・
濃いめの正油スープの上にはメンマ、海苔、刻みねぎ。。

アレレッ?チャーシューがありませんよ〜

お母さん入れ忘れたか?

さっき調理場でチャーシュー切っていましたよね!


先ずはスープを一口!!



鶏ガラ・豚骨少しからとった出汁は化調と合わさって意外にも旨いッ!

たっぷりなスープにネギが美味しいねぇ。




麺は札幌の森住製麺の黄金縮れ麺。

海苔はこのラーメンに必要か??

メンマは出来合いの物。。。


スープの最後の一滴まで頂きました。

でも爺ィのチャーシューは。。。

他の方の投稿を見るとチャーシューは普通の正油ラーメンには入ってないようです。。。


タンナファクルーは最初は10個入りを販売していましたが、今は11個入り。

理由は、工場も兼ねていた沖映通りの直営店を訪れる客に、宏次郎氏が一つ「シーブン」を渡していたからだとか。。。

「シーブン」とは「おまけ」の事。

漢字にすると「試分」。

売買で余分に添えてやるサービスの意味で沖縄の平和通り(公設市場)や道の駅などで買い物をすると、ほとんどのおばーたー(おばあちゃん達)は「しーぶん・やさ」と言っておまけをしてくれます。当たり前のように自然に出してくれるのが「うちなーんちゅ」の商売なんですね。ちょっとしたことでお客さんが笑顔に。。。喜んでもらえるのがうれしい。お互いに良かったと思える「Win-Winの関係」です。

コチラの「まる玉食堂」のラーメンも

ワンコインでお客さんにとっては「Win-Win関係」なんでしょうか?

はてさて。。。


店舗情報

店名

まる玉食堂

電話番号

011-581-0705

住所

札幌市南区南三十三条西10-2-32

営業時間 

不明

定休日

不明

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

駐車場




ご馳走様です。

今回の「まる玉食堂」さんは☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

いつも最後まで読んでくださって

本当に有難うございます。



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