最初に申し上げておきますが爺ィは戦争を肯定する人ではありません。

国と国の争いに戦争を起こすのは勝者も敗者も同時に愚かな事です。


硫黄島の戦いは、戦史に残る壮絶で凄惨を極めた戦いです。



昭和20(1945)年219日の米軍上陸から、326日の玉砕まで繰り広げられました。

島にいた日本の守備隊は陸軍・海軍合わせて2933名。

米軍は、そこに11万人の大軍を送りこんできました。

日米の島しょにおける戦いでは、唯一、米軍の死傷者数が日本軍のそれを上回った激しい戦いです。




ここで戦死したある中将の遺した書は、なぜか日本よりも、全米の国民に影響を与えています。



その書は「ルーズベルトニ与フル書」

その書を要約すれば、強国が弱国を蹂躙し、支配し、奪うのが当たり前とする19世紀的覇権主義を否定し、世界の人種それぞれがそれぞれの地域で自主独立し、もって恒久的世界平和を実現するという、まさに現代の世界の人々にとって立派に通用する内容のものとなっています。

又、東西冷戦を予言する内容は世界が見えていた方の書です。


その中将は当時、米軍は戦いの後、日本兵の遺体から所持品を確かめていることを知って、この「書」をしたためられています。



中将が最後の突撃攻撃を行って散華されたのは326日です。

その9日前の317日、中将は、地下20メートルの洞穴に、動けるものを全員集めました。

そして副官である間瀬式次中佐が、一歩前に出て、「ルーズベルトニ与フル書」を読み上げました。

朗読が済むと、この書の和文のほうを通信将校の村上大尉が腹に巻きつけ、英文のものは赤田邦夫中佐(二七航戦参謀)が身に付けました。

そして中将は軍服にある一切の肩章を外し、ひとりの皇国臣民として、最後の突撃を行い、散華されています。

この最後の突撃のときの遺体の数は、わずか196柱でした。

「ルーズベルトニ与フル書」は、米海兵隊員の手で二人の遺体から発見されました。

従軍記者エメット・クロージャーは、発見の経緯と手紙の本文を44日、本国に向けて打電しました。


その中将は「市丸少将」(亡くなられた後に進級され「中将」)

アララッ?「いちまる」??

という訳で今日のお店は西区八軒6条東5丁目「四代目 いちまる 八軒店」さんで、今年226杯目の拉麺。

今日は「・・・」です!



すいません!

「しょうがの極味噌らーめん」を頂きました。



しかし・・

お話の内容に不謹慎かと思い「らーめん」記事は自粛。。。

すいません!!


日清戦争から始まり日露戦争・第一次世界大戦までの「近代日本の戦争の歴史」は、アメリカやヨーロッパに侵略されないために日本が必死に戦ったというのが事実です。



しかし太平洋戦争が終わったあとの日本人は、戦争に勝った国の代表であるアメリカから「日本は悪いことをしたのだ」と教えられました。

これは、戦争に勝った国が「自分たちが正義である」ということを歴史に刻み、日本人の頭の中に植え付けたのです。

しかし、戦に破れたから全て悪だったのでしょうか?

敗者にも言い分はあります!

ソレを戦争中に堂々と述べた「ルーズベルトニ与フル書」は市丸中将の死後、「死に臨んだ日本の一提督の米国大統領宛の手紙」と題されて、米国の各大手新聞で、その全文が紹介されました。

また、戦後ベストセラーになったジョン・トーランドの「昇る太陽-日本帝国滅亡史」でも紹介されました。




奇しくも「書」に書かれた理想は、形を変えて米国の理想となりました。

この手紙は今も、アメリカ海軍兵学校内「アナポリス博物館」に保管されています。



一方日本では、「日本のおこなった戦争は、日本がヨーロッパの侵略から自分の国を守るために戦ったのだ」という事実は「言ってはいけないこと」とされ、学校でも「教えてはいけないこと」とされてしまったのです。

なぜなら、そう言ってしまうと日本が正義であるかのようなイメージになり、アメリカが悪であるかのようイメージが生まれてしまうからです。

ですから、代わりに、「日本がアジアの国々を侵略した」ことばかりが強調され、教えられてきたのです。


勿論戦争という常軌を逸した時代の事、「乱暴狼藉」を働く将兵もいたでしょう。

「市丸中将」のような「日本は母国を守るために戦ったのだ」という精神で戦った将兵もいたと信じます。

今、日本の学校では「日本人は悪いことをした」としか教えていません。

確かにその部分は否定出来ないのもですが、そうとも言えない部分も歴史の中で散見されます。

良い事も悪い事も両方とも教えて「真の教育」ではないでしょうか?


だからこんな政治家が出てきます。

丸山穂高衆院議員です。



丸山氏が韓国国会議員の竹島上陸に関連して自身のツイッターに投稿したのは「(竹島は)戦争で取り返すしかないんじゃないですか?」などとする内容。

日本政府は竹島は固有の領土だと主張しています。ただし、言うまでもなく武力による解決は憲法も国連憲章も認めていません。

丸山氏は、戦争で北方領土を奪い返すという発言をして所属していた日本維新の会を除名された方。

今年6月には衆院で事実上の辞職勧告決議(糾弾決議)を可決されています。決議には丸山氏の発言は「憲法の平和主義に反する」とも明記されました。

にもかかわらず繰り返すのは、自分は間違っていないとでも言いたいのでしょうか?

簡単に「戦争」を口にする丸山議員は「戦争」の悲惨さ・過酷さ・戦場の兵士の気持ち・狂気・喪失感・・

全て分かって「戦争で取り返す」と口にするのでしょうか?

教育現場でしっかりとした「歴史」を教えなかったから「偏差値高いお馬鹿男」が出てきます。

メディアもお隣の大臣候補のスキャンダルを追い掛ける場合ではなく、我が国の議員の資質を論議の場に乗せるのが筋ではないでしょうか?




店舗情報

店名

四代目 いちまる 八軒店

電話番号

011-374-1408

住所

札幌市西区八軒6条東5-7-11

営業時間

11:0024:00

日曜営業

定休日

無休

駐車場 10


ご馳走様です。

今回の「四代目 いちまる 八軒店」さんは☆☆☆☆☆とさせて頂きます。

いつも最後まで読んでくださって

本当に有難うございます。




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