「ごまんと・ある・いる」という言葉をご存知でしょうか?
「そう言う人はごまんといる」「そういった商品はごまんとある」などと使います。
では「ごまんといる」は漢字で表すと?
「五万といる」となります。
「五万と」は、モノの数が多いことを表す近世語(江戸語)「まんと」からきているそうです。
その後、「五万と」と漢字が当てられました。この場合の「五万」は5万と数字を表しているわけではなく、沢山ある様を表しています。
だから7万でも8万でも五万・・
不思議な言葉ですね。
更に「巨万の富」から取って「巨万といる」と表記することもあります。
「巨万」は「非常に数や量が多いこと」を意味しますので「きょまん」がだんだんと音変化して「ごまん」と読むようになったとされています。
しかし「ごまんと」は明治以降の新しい言葉(辞書に載っている使用例は1936年)ですから「巨万」はチョット考えにくいと思われます。
「五万」と「巨万」・・
漢字だと紛らわしいので「ごまんといる」はひらがなで表記するのが無難の様です。
「ごまんといる」の類語は・・
「多数の」「たっぷりと」「豊富な」
「有り余るほど」「盛りだくさん」
「どっさりと」「掃いて捨てるほどある」「腐るほどある」「潤沢な(じゅんたくな)」・・
正にゴマンとあります。
あ〜ァ!!「潤沢」!
えっ!「潤焚」??
「潤沢」じゃない?!
マァマァ!!
という訳で中央区南11条西7丁目の「麺屋 潤焚」さんで今年111杯目の拉麺。
コチラのお店は札幌を中心に道内で舞台役者をされている「川井J竜輔」さんで大泉洋さんの学生時代からの友人としても有名な方です。
この店に来る人の多くは、多分知っていらっしゃるのでしょう。
一目でわかる大看板。
お隣は最近売り出し中のパン屋さん。
駐車場は店前にありますが、軽専用なのでコインパーキングに停めてお店に向かいます。
店内は結構広々としており、一見ファミレスか?と思いますが、以前は洋食屋さんだったとか・・
大泉やその仲間たちの色紙が置いてあります。
カウンター席はありません。
時間が時間だからか、誰もいません。
スタッフお一人で切り盛り。
アララッ?こんな大きなお店お一人で?
お一人で大変なのはわかるのですがね・・店内は雑然!!
デッカいコップでお冷を頂き・・
メニューから「醤油・オリジナル」780円を注文。
案内には「岩海苔が香ばしい」「潤焚特製スッキリ醤油」・・
スタッフが調理開始!
換気扇かブォーンと・・
その時二人連れの奥様達ご来店。
アララッ?スタッフさん知らん顔・・
調理中だからか?
お二人は席に着いたまま待ちます。
暫しのち「醤油・オリジナル」登場!!
先ずは香りから・・
アララッ?
なんだか下水の様な臭いが・・
顔を近づけると・・
矢張り・・
臭います。。。
軽く茶色のクリームスープの上には岩海苔、メンマ、サイコロチャーシュー、ネギ、赤いチョロギ、魚粉。
若干スープは少な目。
先ずはスープを一口!!
スープは臭いません。
豚骨と鶏ガラでしっかりと炊き上げた動物系スープがベース。
ポタージュスープの様な口当たりは、
滑らかさがありクリーミーなのだが、何としてもその量が少ないすぎます。
ラーメンを、食べようと顔を、近づけると。。
矢張りこの臭いは換気扇によって吸い上げられた下水の臭い・・
食欲が無くなります。。。
サガミ屋製麺の太麺もサイコロチャーシューも味わう気がしません。
メンマの戻しは最悪。。。
早々に切り上げてお会計を済ませてお店の外に・・
コインパーキングの30分無料サービスはやになって利用しませんでした。
しかし、こうした雑然としたお店。
下水の臭いが上がってくる様な設備。
飲食店として一番大事なモノをお忘れでは?
少なくとも大泉洋のサインや彼のお友達ということは「飲食店」には必要ない!!
大泉洋のサインなんて札幌のラーメン屋にゴマンとありますよ。
店舗情報
店名
麺屋 潤焚(ジュンタク)
電話番号
011-200-9998
住所
札幌市中央区南11条西7-1-6
営業時間
11:00~20:00
日曜営業
定休日
不定休
駐車場 有(店の前 軽自動車2台 近隣コインパーキング利用で30分無料 ※駐車証明書を忘れずにとりましょう)
ご馳走様です。
今回の「麺屋 潤焚」さんは☆☆☆とさせて頂きます。
いつも最後まで読んでくださって
本当に有難うございます。