ラーメンは嫌いな人がいないと言えるほどの人気の食べ物です。
定番のラーメンの印象と言うとメンマやモヤシ、ナルトが入っているものを想像するかもしれません。
ではラーメンの中になぜナルトが入っているのでしょうか？
ナルトは鳴門海峡で有名な渦潮をモチーフにして作られている練り物です。
富山県の港町では「ナルト」を「赤巻」と名付け、町おこしをしようとしてた時がありました。でもナルト（赤巻）は一般的に使われる食材ではなくて、おせちなどの特別なときに使用される食材のため売れ行きは良くなかったようです。
そんなときに富山県出身の有名漫画家である「藤子不二雄」さんがナルトの売れ行きを良くしたい、流行らしたいと思ったようで自身の漫画の中で、ラーメンの中にナルトを入れて書いたようです。
一度ではなくて何度も漫画の中にナルトを入れたラーメンを書いたので、次第にラーメンの中にはナルトが入っていると言うイメージが定着していったようです。
今日のお店は「らーめんなると」さん
駐車場は店の前と横にも、たっぷりありますので・・
速攻で車を止めてIN！！
店は普通のビルの1階で、入り口のドアには「強く引いて下さい」との注意書きが・・成る程力が要ります。
お子さんには無理ですね。
店内は右奥が厨房で、23 席（テーブル6席×2、4席×1、カウンター7席）とゆったりとしたお店です。
開店間も無く先客はなし。
カウンターに腰掛けメニューを拝見！
普通な三昧の「らーめん」と「あっさりとりらーめん」が醤油と塩・・
アッサリという気持ちでも無く、普通の「らーめん醤油」730円をお願いします。
メニューで気になったのは、「ちゃーしゅーめん」＋200円
「ばらにくちゃーしゅーめん」＋300円
「特盛ちゃーしゅーめん」＋500円
なんでしょうか？この「ちゃーしゅー」のラインアップは？
普通の「らーめん」には、どんな「ちゃーしゅー」が入っているか気になります。
と・・「らーめん醤油」登場！！
少し濁りがある、あまり醤油っぽくないスープの上には、チャーシュー、海苔、煮卵半分が二個、メンマ、モヤシ、刻みネギ。
どこか旭川ラーメンの雰囲気を感じます。
先ずはスープを一口！！
豚骨と鶏ガラと魚介が効いたスープは旨味が良く出ていて結構マイルドです。
醤油ダレも主張すること無くスープによく合っています。
豚骨・鶏ガラ・魚介・醤油・ニンニク・・全体で上手くバランスがとってあります。
これは中々に美味しいでよ～
麺は「小林製麺」の中太の軽く黄色いそれほど縮れの強くない麺ですが、何かモソモソしている感じで、コレは好みではなく・・
問題のチャーシューは、結構大振りで豚肩ロース肉の食感のしっかりしたチャーシューです。
味付けは飛び抜けて素晴らしい感じでもなく、普通に旨いけど・・ばらちゃーしゅーが気になります。ばら肉のトロトロが・・
メンマ、モヤシは至って普通。
が、煮卵は半熟具合もちょうど良く旨い煮卵です。
旭川ラーメン系のラーメンは、矢張り後半味に飽きてきます。
コチラのお店では「魚粉」を用意してあり、スープに投入して味の変化を付けて頂けます。
スープの最後の一滴まで頂きました。
空になった丼の底には「魚粉」が・・
会計の時、壁に「毎日新聞」に取り上げられたコチラのお店の記事が・・
ご亭主は苫小牧出身で東京や関東で修行したのち、コチラで開業したとのこと。
旭川ラーメン系の方ではなかった様です。
そういえば「○たか ラーメン」さんも旭川ラーメンと思いきや、独自のものだとおっしゃっていましたネェ！
ご亭主の低音での挨拶は、やや不気味。が・奥さんの接客は気持ち良く・・お値段が高めなのが残念なこと・・
「特盛ちゃーしゅーめん」を家族四人で食べると・・約5000円！
貧乏爺ィには無理っす！
日本史に残る偉大な漫画家である、藤子・Ｆ・不二雄先生。
藤子Ｆ不二雄先生が亡くなったのは、1996年、9月23日のこと。
藤子先生が亡くなった日の深夜のこと、なぜか、放送予定であった訳でもない「ドラえもん」が急に始まったそうです。
しかもその内容も一風変わっていて、
真っ暗な画面に、ただ「のび太」らが歩いている後姿の映像が流されていただけ。
そして、10分近くその映像が流れた後、のび太が振り返って、「行かなきゃ」(※行かなくちゃという説もある)と言って、そこで放送が終わった。
そして、その翌朝に、全国に藤子先生の訃報が流された。
一見、ただの都市伝説のようですが、
実際に、見たという人がかなりの数いたことから、広く語り継がれることになったそうです。
しかも、最後の「行かなきゃ」という声が、藤子F不二雄先生の声だったとか。
「ドラえもん」お願いッ！何処でもドアを出してッ！ドアの向こうには「銀行の金庫」ウヒャャッ！
ご馳走様です。
今回の「らーめんなると」さんは☆☆☆☆☆☆とさせて頂きます。
いつも最後まで読んでくださって
本当に有難うございます。
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