「弓削道鏡」は、「称徳(孝謙)女帝」の寵愛を受け、史上唯一太政大臣禅師、そして法王となり、仏教の理念に基づいた政策を推進したといわれています。それほど高くない身分(弓削氏「ゆげうじ」出身)から異例の出世をしたため、女帝との性的な関係があったと噂されるようになったのです。
しかし、むろん正史には、そのようよな記録は一切ありません。
最初は単なる噂だったでしょうが、噂は噂を呼びます。
数多くの憶測や伝説を生むようになりました。
三つの膝伝説は、「道鏡は 座ると膝が 三つでき」という江戸時代の川柳から生まれたものです。
道鏡が巨根であったため、座ると中央部分が盛りあがって見え、膝が三つあるようにみえたというものですが、創作された話といって間違いないでしょう。
もし、そんな巨根があったら生活する上ではかえって不便!
という訳で今日のお店は「ゆげや」さん。
東区の伏古にある人気のラーメン屋さんです。
駐車場は店横の他に隣の「ふしこ湯」の広いスペースが使えるので車でも楽ちん。速攻IN!!
平日のお昼どきでしたので結構混んでます。
並びも出て入れ替わり立ち代わり客が途切れることがありません。
待っている間にメニューを渡されて、メニューをチェック。
シンプルなメニューだけどあっさり味系とこってり味系が・・
「てつや」系の店と聞いていましたので注文は「こってりしょうゆ」にしてみました!
「こってりしょうゆ」700円をお願いします。
回転良く、さほど待つ事なくカウンターに案内されます。
待つ事しばし・・「こってりしょうゆ」登場!!
豚骨ベースに背脂を散らしたと書いてある通り、「こってり」感満載のスープの上にはチャーシュー、メンマ、白髪ねぎ、小松菜。
トッピングに小松菜があるのが不思議!
先ずはスープを一口!!
スープは豚骨ベースで、豚の旨みとコクが有り、豚骨の臭みなど一切なく旨いッ!
さすが豚骨ベースのこってり系なんで味濃いめでファーストパンチがガツンときます。
コクもあって、旨味も充分あります。
麺がセカンドパンチ!
麺は「小林製麺」の黄色い中太ちじれで茹で加減は堅めですが、食べている間に食感がいい感じになっていきます。
サードパンチはチャーシュー。
チャーシューは中々のボリューム感。
大き目が2枚入っていてコレも味濃いめ。
適度な噛みごたえの食感と脂身も程よく合って中々旨いッです!
全体的に塩分濃度が結構高いですが、豚骨のクセもなくて、中々美味しいラーメンだと思います。
他の具材のネギ、メンマ、小松菜はコッテリの中で、いいアクセントになっています。たっぷりの白髪ネギ、青ネギと小松菜が、チラリとサッパリ感を演出!でも・・
流石にスープの最後の一滴までは頂けませんでした。
醤油ラーメンは、微妙なお店が多かったのですが、その中で、「ゆげや」の醤油は、所々に懐かしい「てつや」さんの要素も感じられましたよ。
接客も悪くないですし、また機会があれば来たいお店です。
熊本市の弓削神社。
「道鏡が失脚した後この地を訪れて、そこで藤子姫という妖艶華麗な女性を見初めて夫婦となり、藤子姫の献身的なもてなしと交合よろしきをもって、あの大淫蕩をもって知られる道鏡法師がよき夫として安穏な日々を過ごした」という民話がある弓削銅鏡ゆかりの神社です。
(浮気封じの奉納品)
女帝、孝謙天皇がメロメロになったと言う、巨根伝説があります。
なので、
神社にも子宝に勝る宝物無し!!
と巨根の珍珍がたくさん。
貞操観念も今とは違いますし、
子孫がいなければお家も途絶えますので、子宝信仰は厚かったようです。
売ってある手ぬぐいもかなりお盛ん。
凄いです!!
一千年も残る巨根伝説は凄いですよ!
子宝祈願、是非にお参りを。
ご馳走様です。
今回の「らーめん ゆげや」さんは☆☆☆☆☆☆とさせて頂きます。
いつも最後まで読んでくださって
本当に有難うございます。