自衛隊が創設されて今年で70年になる。昭和29年7月1日に防衛を担う組織として陸海空の3自衛隊が創設された。
現在の自衛隊の規模(人数)だ。
陸上自衛隊が13万7024人、
海上自衛隊が4万3106人
航空自衛隊が4万3694人

自衛隊は、国民の財産、日本の領土、領海、領空を守り抜くための最後の砦として重要な役割を果たしている。近年では大規模災害や国連平和維持活動(PKO)など国内外で様々な事態に対応している。

国防の面では、科学技術の進展に伴い、活動の領域が陸海空に加えて宇宙やサイバー等に広がっている。航空自衛隊は令和9年までに「航空宇宙自衛隊」と改名することになっている。日本は攻撃を受けた時に初めて武力行使ができる「専守防衛」が基本だが、攻撃を思い留まらせる抑止力を高めるために予算を大幅に増やして防衛力を強化しようとしている。
だが、今の時代、どの国も一国で自分の国を守ることは難しい。自衛隊も同盟国の米国やほかの軍隊と共同訓練を重ねて協力関係を深めている。
表は自衛隊の主たる任務だ。