JR高輪ゲートウェイ駅で、パナソニックコネクト社が行った実証実験だ。
「1番線、2番線でエレベーター取り換え工事を実施します」とのアナウンスが流れた。電車が駅を通過するときその騒音でアナウンス内容が聞き取れない。JR東日本では、放送の度に駅員が音量を調節しているが、1日の放送回数が100回以上もあり、大きな負担になっていた。そこで、AIによって放送音量を自動調整するシステムを開発した。構内の騒音をセンサーがリアルタイムで監視し、放送の音量が騒音よりも少し大きくなるように自動調整する。

島津製作所は、初心者でも扱える簡単操作のガスクロマトグラフ質量分析計を発表した。読み取った波形データをAIが解析を行い、結果が自動で得られるため初心者でも簡単に扱える。

オムロンでは、企業が導入する機器のトラブル対応をサポートするサービスをAIを使って展開している。トラブル内容や修理結果などをデータベース化しており、似たようなトラブルに場合、迅速で適切な対応を可能とした。

以上が新聞報道だが、AIの活用が省力化に本格的に貢献しだしているようだ。