東京23区の新築マンションの平均価格のことだ。いやぁ、凄いね。高嶺の花と言われていた、「億ション」のことになる。低金利が続く中で、夫婦共働きで世帯年収が高いいわゆる「パワーカップル」や富裕層の間で需要は強く、とうとう平均価格が1億円を超えたという。グラフ参照。

夫婦でローンを組む「ペアローン」で購入した比率が6~7割に上ったという。今は低金利で高額な借り入れでも審査が通るので会社員1人では手が出ない億ションでも買うことができる。夫婦ともに年収が700万円あれば可能だそうだ。そんなパワーカップルの世帯数は令和4年に37万世帯と9年前に比べ8割増しになったそうだ。

私が今の一軒家を建てたとき(40年前)にはバブルで、億に近かった。その原資だが、それまで住んでいた公社の住宅も買った時の数倍に売れたし、千葉に投資のために買った土地も数倍に売れたので、なんとかなった。
当時マンションは終の棲家とは考えられなかったので、さほど高くはなかった。しかし今は終の棲家と見なされており、それだけ豪華になりその価値が有りとみなされているのだ。
しかし、ローン返済のことを考えると、大丈夫かなと私などは思う。