脱炭素化とエネルギー安全保障の両立が求められている。。大気や地中などに存在する熱(環境熱)を集めて、給湯などに利用する「ヒートポンプ」が国内外で脚光を浴びているそうな。これは純国産エネルギーだ。

ヒートポンプは、環境熱を電力で集め、圧縮・移動させて使う仕組みだ。少ない電力でその数倍の熱エネルギーを利用できるのが特徴で主に給湯器や冬場の暖房などに使われている。2022年に1053臆円だった業務用ヒートポンプ給湯器の世界市場は、40年には約17.6倍に拡大するとの予測がある。
日本企業が強みを持つ分野で、政府も普及や活用を後押しする考えだ。ダイキン工業はやパナソニックなど日系メーカーが強い。欧州などで投資拡大を打ち出している。政府もGX(グリーントランスフォーメーション実行会議で中長期の脱炭素化を目指すヒートポンプの導入支援に1484臆円の予算を要求している。