「オヤジも目覚めるChatGPT革命」という本が出た。著者は竹内薫 プログラマー経験もある科学作家、プロの翻訳家でもある。数年前までTV番組で科学について優しく解説する番組にでていたので良く知っている。
妹に頼んでいる下訳に、昨年までは3か月と100万円かかっていた。日当1万円だ。だが、自動翻訳AIの精度が上がった結果、妹はAIの下訳をブラッシュアップする程度で済み、10日と10万円に圧縮できたそうだ(^^)。
翻訳の効率が上がれば、日本語の出版物を海外に売ることが容易になる。そこで著者は輸入超過だった日本の出版社は逆襲を始めるべきだと主張している。更に翻訳精度が上がれば読者が自分で翻訳できるようになり、世界の出版業界がその対策を迫られるとも予測している。
是非この本を読んでみたい。