囲碁界の話題だ。このほど、張 栩九段と小林泉六段の息子の張心澄君が中学2年ながらプロ棋士になった。これで曾祖父の故木谷実九段から数えて4世代のプロ棋士が誕生することになった。図参照:クリックで拡大。




私が囲碁を始めたころは木谷実九段はすでに故人であったが、その子供たちのなかで唯一木谷礼子当時5段が跡目をついだ。その頃から有名だった木谷道場が閉鎖された。弟子であった小林光一名誉三冠と結婚した(歳の差がかなりある年上女房だった)。その一人娘の小林泉六段が後を継ぎ、当時破竹の勢いだった台湾出身の張 栩九段と結婚し、その子供の張心澄君が4代目となったと言うわけだ。まあ、囲碁・将棋などは勿論血のにじむ勉強と努力も必要だが、やはり血筋というのもあるのだろう。