ソフトバンクGの通信子会社上場 | yamahide0302のブログ

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 ソフトバンクGの通信子会社が12月19日上場することになった。市場からの調達額は約2兆6千億円とのこと。いったいこの資金はどこからやってくるのだろうか。

 

 大型上場の時、いつも公募株取得のためのほかの株式の換金売りが騒がれるが、本来投資家サイドからみればそんな行動はまずありえない。もし換金売りをするならその親会社を売るのが論理的である。他社株を売るということは、自身のポートフォリオが間違っているときの修正とみることであり、大胆なポートフォリオの修正をしてまで組み入れるファンドマネージャーは即刻私なら資金を引き揚げる。

 

 大手証券会社もかなり気合を入れている。売り歩く営業マンは大変であろう。

そもそも親会社が上場していて、その子会社を上場させる意味についてこれまでもいろいろ議論されてきているが、私は否定も肯定もするつもりはない。事業戦略上、競合企業やシナジー狙いの上場企業の株式を50%以上取得して子会社化、結果、親子上場になることはあり得るであろうが、果たして分裂を繰り返して資金調達をすることが市場にとっていいことなのか疑問であることは間違いない。

 

そう思うと販売を請け負った営業マンの社会的使命感を傷つけないだろうか、不安である。モチベーションを落とさないように断らないと・・・・