昨日のボクシングの世界タイトルマッチはリアルタイムでは見てないんですが
結果を先に聞いたら、アレ？そんなに判定で差がつくって？
って思ってＹｏｕｔｕｂｅで検索して見てみましたが・・・・
どうもそんなに差がつくようには見えませんでした。
昨日の時点ではやはり鼻が折れたのが見た目の印象が悪かったかなぁって思ったのですが
マストシステムの弊害なんだなぁと今日の朝の新聞を見て気付きました。
結果は結果ですが、マストシステムとは、そのラウンド毎に必ず優劣を決める
つまり必ず10対9をつけるということです。
これにより、同点になることを避けて決着をつけたいということですね。
本当に微妙で、差がついてなくても、10対9をつけなければならない・・・・・
つまり何かを見て、何かを理由に10対9をつけなければならない・・・・
中盤以降はまさにコレによって亀田にポイントが流れていったと思います。
どうしても鼻血などで見栄えが悪い内藤・・・・
そして亀田が今回は本来のアウトボクシングに徹してきたことも勝因だと思います。
亀田興毅はマスコミの前ではＫＯ宣言やビッグマウスで強がっていて
ファイタータイプな血の気の多いボクサーのイメージがありますが、
実はテクニックのある足を使ったアウトボクシングが本来の姿だと
個人的に思っていました。
試合前の神谷家夫婦の予想としては、至近距離での打合いになるならば内藤の勝ち
離れて、判定になるならば亀田の勝ちと予想していました。
でも内藤さんの諦めない姿勢、あの年齢になってもストイックに練習に打ち込む姿
１２Ｒまで打ち合っても落ちない体力、素晴らしい選手です。
今後は、興毅がチャンピオンとしてどれだけ成長できるかは楽しみですが、
ビッグマウスや失礼な態度は直して欲しいと思います。
また距離をつめながらの左ストレートまではいいのですが、その後、身体ごと相手にぶち当たって
パンチを打たせない動きはちょっと嫌な感じがしました。
そしてマストシステムの見直しをお願いしたいとは思います。
内藤さんが引退してしまうのか、もう一度チャンピオンを目指すのか凄く気になります。
今日は個人的な思いを書いております。
亀田ファンの方には不満な文章かとは思いますが、すいません。
でも久し振りに熱くなる試合でした。
辰吉ＶＳ薬師寺を思いださせるくらい熱い試合でした。
ＢＹ 次は大晦日の格闘技が気になる専務