さぁ今日は塩焼瓦についてです。
窯業系→粘土系→粘土瓦→釉系→釉薬瓦→塩焼瓦です。
塩焼瓦とは、焼成の途中で塩を途中で入れて焼く瓦です。
投入された食塩は熱で分解されガス状となり、さらに水蒸気と反応して、
酸化ナトリウムが粘土中の珪酸とアルミナと化合し、珪酸ナトリウムとなり、
これが赤褐色のガラス状の皮膜となります。
しかし現在では、塩焼きでは焼成時に有毒ガスが出るとのことで、もう作っている窯はありません。
寂しいですが、時代の流れですかねぇ・・・・
(有毒ガスが出るというのはもしかしたら僕の記憶違いだったらすいません)
古き良き塩焼き瓦の景色を見るとなんだか懐かしくなります。
BY まだ地元には塩焼瓦の景色が見れて嬉しい専務